自分は他者と交わりを持っている限り、他者の評価、価値観の中でしか生きられない。
自分が他者との関係を断絶したいのならともかく、その関係を維持・向上させたいのであれば、まずその他者の評価を得られる必要がある。
自分のやりたいこと、主義・信念は2の次でしかない。まず、他者を大事にすること。人が優先=人との約束を守ること!
チャンスは時間もお金も「人」が運んでくる
人はキモチで動く(褒めることも報酬。リストラしない、との宣言も人のキモチのため。返事・お礼は当日に。)
だから人が大事。
仕事はチーム戦。自分がこう動いたら相手はどう思ってどう動くか?
自分勝手な行動をしない。
弱みを改善しようと思わないこと。弱みも人にオープンにしておく。
できないことは素直に人に助けてもらう。ただし、ギブ・ギブ・ギブ&テイクの精神が必要。
話し方
- 熱く語ると伝わらない。
- 簡潔に短く!
- 結論・結果が最初
- 言いにくいことは早めに
- 問題点は1つずつ解決させる
- 相手の説得には質問形式で。
- 事実と意見を分けて(空・雨・傘)
コミュニケーション
早く仲良くなるため、フルネームで呼ぶ
挨拶に名前をつける。メールでも
厳しく接するときは組織名で呼ぶ。
メンバへ依頼する際のポイント
- 目的
- 望む結果、望まない結果
- 道筋(ガイドライン)
- 使える資源(ヒト・モノ・カネ)、制約、前提条件
- 責任に対する報告(チェックポイント、レビュー期間など)
- 履行・不履行の結果(アメとムチ)
注意
- あなただから任せることを強調する
- 細かく分けて頼む(手間と時間がかからないもの)
- 適切にフィードバックする
- タイミングを見て頼む
メンバに作業を指示したりやる気を持って取り組んでもらいたいとき
→守るべきルールを確認するよう働きかける
作業の協力を依頼したり、意見を出しやすい雰囲気が必要なとき
→他のメンバと自分の仕事内容・状況を確認し、他のメンバと協力できる部分など話し合う
確かな成果を生み出すよう目を配って作業を完遂させる必要があるとき
→果たした役割と得られた成果との関連を振りかえる。
コミュニケーションの改善策はシンプル。
- 確認する
- 説明する
- 議論する
してほしいことははっきり伝える。
まず自分がやってみせる。言ってダメなら自分で直せ。
論理で勝てない相手に論理で対抗しない。できませんとただ言えばいい。
メッセージは発信し続けないと伝わらない。
説明相手は小学生と思って。
年上のメンバをリードするとき、「お客様ならこう考えるのではないでしょうか?」
リーダは70%の力で働く。最後はゴミ拾いのための余力を残しておく。
今ほめる、今しかる、今謝る
→相手が心にくるポイントはどこか考える。相手のほめてほしいところは?何が好きで何が嫌いなのか。
気まぐれでなく、一定の尺度を以て。何が良くて何が悪かったのか、
ほめるときは相手の力量を、しかるときは相手の行為を対象に。
相手に惚れるが勝ち。
自分に自信がなければ人をほめることはできない。
金メダルを取る人は皆、周りの人に支えられての自分があるということをよく知っている。
根回しマップ
- いつまでに何を達成するのか
- 達成に必要な人の洗い出し
- 根回しの順番、内容を検討
※基本的に直属の上司経由で!
自分が休む際はあらかじめ関係者に予定を伝え、あらかじめ解決しておくべき課題がないか、休む間の対応を伝える。
上司を巻き込まなければならないこと
- 会社の損益にかかわること
- セキュリティに関すること
- 組織間の約束に関すること
- 緊急トラブルに関すること
自分のやっていることは途中まででも相手に見せる。何もしてないことはないのだから、見せなければ損。
人より1歩前に出るために
- 好かれる
- 違いを見せる
- 実際にそれなりの努力をする
考えるべきこと
- 相手に動いてもらうためには何をわかってもらわないといけないのか
- 相手が知りたいこと、伝えるべきことを考える
質問するとき
- 意図を説明する
- 発言に不利益がないことを示す
- 予習しておく
- 苦労話、自慢話をさせる
- 具体的な質問をする
話すとき
冒頭にキャッチコピーをつける
構造を作る
最初に要点だけ話す
重要部分は繰り返す
同音異義語は説明する
相手の話をまとめる(ちょっと違うかもしれませんが)
発言を促すときは沈黙する
自分の言おうとすることに対する反応を想像する
NOと言わない。YES,and...
PREP法
論点のそれぞれについて
Point
Reason
Example
Point
重要ポイントは「相手の立場」に立てばわかる
□風通しのよさ(声をかけやすくすること)が精度の高さにつながる
□こちらから話しかけること
□「常時接続」で対等なコミュニケーション
□コミュニケーションは自分から取りに行くもの。そのために、自分の視野を広げておく必要がある。相手の興味あることは何なのか、それに合わせて自分も興味を持ってアンテナを張ってみることが必要。共通の話題は自分で作る。
□人の話をきちんと聞いている(先入観に捕らわれない・正確に聞き取る)
□上司・リーダ・メンバへタイミングよく「報告・連絡・相談」をしている
□悪い事実ほど早く報告している
□指示を受けたときにその内容を確認している
□関係者と常に密な情報伝達をしている
□情報はプロジェクトメンバ全員でシェアする
□質問は具体的にしている
□自分のやっていることをきちんと関係者に説明/プレゼンしている
□読み手を意識したわかりやすい表現をしている
□自分の考え方を常にドキュメンテーションしている
□説得力ある説明をしている(具体的で数値的根拠に基づく)
□仕事を任せられたということ
・納期までに間に合わせる義務がある
・報告する義務がある
報告のメリット
- 責任の分散
- トラブルの回避
- 知恵の拝借
- 上司・先輩の不安解消
- 信頼関係の醸成
受け答え
□出来ないと否定的な回答はせず、この範囲・条件ならできると肯定的に答えている
□自分のミッション外の質問に対し、範囲外である旨を伝えかつ該当者に引き継いでいる(たらい回しにしない)
□質問内容が不明瞭な場合は、質問内容を確認し意識を合わせている
□未検討・未整理の質問についてわからないと答えるのではなく。「検討が不十分でかつ私見である」旨を伝えてから自分の考えを述べている
□お客様の立場に立った平易なわかりやすい表現を心がけている
□結論を先に言い後からその理由を述べるように心がけている
メール
- その場で返信(メールを読むのは1度だけ。どうせメールの返事を出すなら早いほうがいい)
- 考える時間は5秒
- 文章は20行以内。箇条書きでもOK。+選択肢を2つ以上用意する(高いけどイイ、そこそこで妥当、安いけどダメな3案がベスト。)
- 一定期間拒否や意見がなければ自動承認されることに。
- 相手に何をしてほしいか具体的に示す。
交渉
□本来の要求とは別の要求でも満たしてやると交渉しやすい。
□共感性を持たせる
□自分がより多く譲歩しているかのように、相手の譲歩ポイントは少なく、大きくする
□1つのNoを言うために100のYesを。
□ネゴシエーションにあたっては1.自己分析2.他者分析3.他者対応4.自己変容(対応を変える)
□交渉にあたっては、相手の優先順位・ベクトルは何かを見極める。
自分にとってのゴールと目的をはっきりさせる
譲れる部分とそうでない部分を分ける
一貫した状況認識を持つ
柔軟である
相手の立場と論理、優先順位を理解する
最終更新:2011年08月14日 01:58