ドット絵作成メモ (背景部分の除去)

【背景部分の除去】
いよいよアイコンの編集です。
まずは所謂「アイコン」部分の取得をするため、背景の黒い部分を除去します。
結構長々と書いていますが、実際にやってみるとあっさり終わるはずです。



1.まず加工したいアイコンをPictBearSEに放り込みます。
小窓で放り込んだ画像が表示されると思いますので、それを最大化して下さい。
しない方が良いというのであればしなくても構いませんが、以下は最大化している前提で進めていきます。


2.作業のしやすい大きさになるまで拡大。中央上部の+印の虫眼鏡をクリッククリック。
個人的には1600%で作業をすることが多いです。


3.背景の黒(000000)を除いた画像を取得するため、まずは描画色を黒にしましょう。
まず左端のアイコン群から「鉛筆」とか「ブラシ」を選び、そうしたら背景の真っ黒な場所で右クリックして黒(000000)を取得します。パレットメニューで作れる方はそちらでどうぞ。
右上のパレットメニューに表示されている赤緑青のバーの右に表示されている数字がすべて0になっていればOKです。


4.選択範囲メニューの「色域指定」を選び、色:そのまま、許容量:1、方法:新規、選択範囲を反転するを選びます。
これはつまり「既存の選択範囲は無視しつつ、画像の中から真っ黒な部分以外を選択結果として出力する」ということですね。
意味分からなくてもいいんです。とりあえずやっておきましょう。慣れてくれば自ずと理解出来てきます。


5.編集メニューでコピーを選びます。
これを押さないと、単に黒以外を選んだだけで終わってしまいます。


6.イメージメニューのイメージを選び、その中のフルカラーをクリックします。
何故かと言えば、PictBearSEではフルカラー画像でないとレイヤやフィルタが使えないから。
256色→フルカラーは押すだけで変更出来ます。


7.レイヤーメニューのレイヤの作成を選び、その中の新規作成をクリックします。
背景を除いた画像を貼り付けるスペースが要るため。
まあ黒を選択した上で削除すればレイヤ要らないんですが、私はそういうやり方はしないのでってことで。


8.編集メニューの選択範囲内に貼り付けをクリックします。
ただの貼り付けではありません、選択範囲内に貼り付けです。
単に貼り付けを選ぶと……どうだったかな。新規レイヤーに白背景の画像が出てきたような気がします(「選択範囲内に~」だと背景は透明)
背景が白だと、後でレイヤを統合する際にその部分を削除する必要があるのでかったるいです。特にこだわりがない場合は選択範囲内に貼っつけてやって下さい。


これで「フルカラー化(自由に色替えが出来、フィルタも使えるようになる)」「編集用レイヤの確保」「透過部分(黒色部分)を除外した画像の確保」が終わります。
別にウインドウ上部のメニューから選択せずともいい(そこかしこに散らばっているアイコンからの方が当然早い)のですが、まあメニュー構造を先に把握した方がいいだろうということで。
ひとまずレイヤウインドウの「レイヤ1」が青くなっている=選択されていること、
レイヤ1に黒色部分を除いたアイコン画像が貼り付けられているのを確認しておいて下さい。


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最終更新:2008年08月10日 17:22