☆コードギアスの用語解説2☆
特派：特別派遣嚮導技術部の略。第2皇子シュナイゼル肝いり直轄の研究機関として、嚮導兵器Z-01ランスロットなどの開発に携わっていた。ロイドやセシルが所属していたが特派そのものは解消され、今の二人はスザク専任の技術者となっている。
ナイトメア・フレーム：略称はナイトメアあるいはKMF。Knightmare Frame（騎士の馬＋機体）。主な装備はサバイバルコックピット機構、情報収集用カメラ「ファクトスフィア」、地上走行や建造物よじ登りが可能なホイール「ランドスピナー」、ワイヤ式アンカー「スラッシュハーケン」など。
ユグドラシル・ドライブ：KMFのモーターのこと。「エナジーフィラー」というエネルギーパックを使用する。ユグドラシル（Yggdrasill）は古ノルド語で北欧神話に登場する、世界を体現する巨大な木のこと。「恐ろしい者（オーディン）の馬」がその名の由来ではという説あり。
サクラダイト：富士山の周囲で採掘される電気抵抗のない超伝導レアメタル。毎年、サクラダイト生産国会議で分配レートが決められている。市場供給量の70％はエリア11から産出されている。エナジーフィラーなどに必要な資源。
コアルミナス：ユグドラシル・ドライブの核。キューブ形状の物体であり、サクラダイトでできている。稼働中は高速回転する。
コアルミナス相転移：ランスロットに搭載されているシステムの原理。実弾をはじくシールドを発生させる。
ブレイズ・ルミナス：ランスロットの装備の一種。コアルミナス相転移によって発生するエネルギー場によるシールド。
ゲフィオン・ディスターバー：サクラダイトの活動阻害装置。力場発生装置により包囲空間内のKMFの第一駆動系を強制的に停止させる。ゲフィオン（Gefion）は北欧神話のアース神族の女神の名前が元。アース神族の主神オーディンからは、人間の運命を全て知っている女神と言われているらしい。
フロートシステム：ロイドが完成させた、空中戦艦やKMFを浮遊・飛行させる機構。
ドルイド・システム：電子解析システム。ドルイド（Druid）とは、ケルト人の社会における祭司という意味。（Daru-vid「楢の賢者」という意味。）
ハドロン砲：荷粒子砲の一種。ラクシャータがゲフィオン・ディスターバーの技術の応用によって収束を可能にした。ハドロン（Hadron）とは、「強い」を意味するギリシャ語（hadros）を使って命名された、強い相互作用をする粒子の総称のことで、クォークとグルーオンによって構成されている。陽子や中性子のこと。ハドロンには、3つのクォークからなるバリオン（重粒子）と、クォークと反クォークが対のメソン（中間子）がある。また、ストレンジネス、チャーム、バリオン数、超電荷、などの数値によって分類される。
機情：ブリタニア帝国機密情報局のこと。機情局。皇帝の任命により組織された。ルルーシュの監視およびC.C.の捕獲を目的としている。
ナイト・ギガ・フォートレス：Knight Giga Fortress、略称はKGF。非人型機動兵器のこと。ジェレミア操縦のジークフリートがこれにあたる。
「紅天、既に死す」：TURN 4でシンクーが言ったセリフ。中国後漢末期、漢王朝に対して太平道の教祖張角が起こした農民の反乱「黄巾の乱」で張角が作った呼びかけの言葉「蒼天已死、黃天當立。歲在甲子、天下大吉。（蒼天已 [すで] に死す、黄天當 [まさ] に立つべし。歳は甲子に在り、天下大吉。）」に由来する。シンクーが言っている「紅天」は、陰陽五行思想で中華連邦の大宦官の体制を示す色のこと。
