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*学会 **企画趣旨 気候変動の研究の現状として・・・ 気候変動の研究が多様化している。 他分野の気候変動に関する研究について知る機会が少なく、自分自身の研究の気候変動研究としての位置付けを実感しにくい。 何故、気候変動の研究を行っているのか、というところが分からない。 **問題解決のためには・・・[1] 気候変動分野を俯瞰的な視点で考察する必要性がある。 そのためには、知識構造化が必要である[2]。 知識構造化の一つの手法として、気候変動と自分自身の研究とを結ぶキーワードマップを作成する。 手法は、創造性開発ツールであるKJ法[3,4]を改良した形を用いる。 各発表者が作成したキーワードマップを中心に研究発表会では、自分自身の研究と気候変動のつながり(どうして、気候変動の研究をしているのか?)から現段階での進捗状況までを発表します。 日時:2006年5月27日(土) 14時半~18時 場所:工学部1号館15号講義室(隣の教室) **手法の説明 (本来は図を入れて、解説) CCWGでは2006年5月7日(日)に勉強会(Workshop形式)を開催し、以下の手順でキーワードマップを作成した。 ① 自分自身の研究に関するキーワードを5つ挙げる。 ② 気候変動に関するキーワードを5つ挙げる。 ③ 自分自身の挙げたキーワードをつなげる。 ④ グループワークとして、自分で作ったマップを説明する。 ⑤ 他の人からの質問をしてもらう(キーワードの説明、リンクの線の説明)。 ⑥ キーワードを追加する。リンクの線に説明を加える。 ⑦ ⑤、⑥の作業を繰り返す。 ⑧ キーワードの中から自分の研究に関するもの、興味のあるものを選び出す。 (この後、手法の改良点について、述べる。) **キーワードマップ冊子 各研究発表者には、事前にオンラインベースで議論をして、キーワードマップを作成してもらった。5月7日のWorkshopで作成したものとあわせて、キーワードマップを冊子にしました。是非、ご覧ください。 **参考文献 [1]「科学者コミュニティーとしての新たなミッションを考える」月刊学術の動向(2006)(http://www.doctrina-md.com/#kiyoshi_kurokawaに掲載) [2]松本洋一郎・小宮山宏(監)「知識・構造化ミッション 大学は表現する」(日経BP,2005) [3]川喜田二郎(著)「発想法-創造性開発のために」(中公新書,1967) [4]川喜田二郎(著)「発想法(続)」(中公新書,1970) (追加訂正:[2]-[4]鹿野) -よくわからないというか、なんとなく、これは実際やらないとわからない作業なのじゃないかと感じました。それなら「やるとこんなにすばらしい!新たな視野が広がる!」みたいにとりあえずやってみたくなる感じの説明でもいいかも、と思いました。(伊藤) -「俯瞰的な視点の重要性」について ○ 率直にいって、とっても難しい。そもそも「俯瞰的な視点の重要性」っていうのは、共通認識ではないと思います。CCWGやAGSなんかに参加している人々は、そもそもそういう視点の重要性を何処かで感じているから参加している訳で、我々のこの感覚が万人に、なんの説明もなく通じるとは、到底思えません。まして、知識の構造化なんて、正確な意味で、そう簡単に重要性が伝わらない。「単なるデータベース構築と何が違う?」なんて良く言われます。(菊池) ○ 実は私もよくわかっていません。さまざまな分野(学問分野だけではなく実務の分野を含む)に分散している知識を特定の目的に沿って関連付けて体系化したり、そこからさらに発展させて問題解決支援ツールみたいなものを作ることというイメージがあるのですが、菊池さんはどのようにお考えですか?(U) -<気候変動の定義は?> ○ これは僕も教えて欲しいことです。冒頭に、「気候変動の研究の・・・」とありますが、そもそも、気候変動の研究って、どういう部分のことを意味しているのでしょうか?地球シミュレーション、みたいな話ですか?(菊池) ○ UNFCCCとIPCCで微妙に定義が異なるという話を聞いたことがあります。原典をあたってみないと正確なことはわかりませんが、前者が人為的な変動だけに対象を限定しているとか。人為影響と自然影響を分離することは科学的には無理な発想ですが、国際条約としてはこういう形にせざるを得ないのですかね。(U) ○ まず、気候系そのものが研究対象になる場合と、気候系と関連性を有する場合とに分けれますよね。さらに、関連性を有するもののなかにも直接に関連するものと間接的に関連するものがあります。さらにさらに間接的な関連の中にも、・・・というように系統的に分類をしていくといい整理になるかもしれません。(こういうのも知識の構造化の第一歩でしょうか?)(U) -<リファレンスの扱いに関して>  上述した通り、「知識の構造化が必要である[2]」という部分、絶対分からないと思います。リファレンスは、論文書くときには重要で、他者の研究との区別化をして自分のオリジナリティを説明するのに不可欠だけど、こういうイベントのポスターで、しかも、こういう背景・目的の部分でやられちゃうと、バックグラウンドが無い人には酷だと思います。(菊池) -大体、原理から言えば、どんな問題だって知識の構造化で片がついちゃう。そういう学術的にも抽象的な単語だけで説明するのは、無理があるんじゃないでしょうか。(菊池) ○ 確かにその通りですね。わざわざ知識の構造化と名付けるだけの理由がほしいところです。(U) -<図について> これ、図入れますよね?図がないと、まず読みたくないです。(菊池) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40) (注)このページはwikiモードで編集されています。自由に編集してくださって結構です。例に従って記入してください。 まず、"-"を行の初めに書くと箇条書きになります。最後に名前を記入してください。名前はペンネームでも構いません。
*学会 **企画趣旨 気候変動の研究の現状として・・・ 気候変動の研究が多様化している。 他分野の気候変動に関する研究について知る機会が少なく、自分自身の研究の気候変動研究としての位置付けを実感しにくい。 何故、気候変動の研究を行っているのか、というところが分からない。 **問題解決のためには・・・[1] 気候変動分野を俯瞰的な視点で考察する必要性がある。 そのためには、知識構造化が必要である[2]。 知識構造化の一つの手法として、気候変動と自分自身の研究とを結ぶキーワードマップを作成する。 手法は、創造性開発ツールであるKJ法[3,4]を改良した形を用いる。 各発表者が作成したキーワードマップを中心に研究発表会では、自分自身の研究と気候変動のつながり(どうして、気候変動の研究をしているのか?)から現段階での進捗状況までを発表します。 日時:2006年5月27日(土) 14時半~18時 場所:工学部1号館15号講義室(隣の教室) **手法の説明 (本来は図を入れて、解説) CCWGでは2006年5月7日(日)に勉強会(Workshop形式)を開催し、以下の手順でキーワードマップを作成した。 ① 自分自身の研究に関するキーワードを5つ挙げる。 ② 気候変動に関するキーワードを5つ挙げる。 ③ 自分自身の挙げたキーワードをつなげる。 ④ グループワークとして、自分で作ったマップを説明する。 ⑤ 他の人からの質問をしてもらう(キーワードの説明、リンクの線の説明)。 ⑥ キーワードを追加する。リンクの線に説明を加える。 ⑦ ⑤、⑥の作業を繰り返す。 ⑧ キーワードの中から自分の研究に関するもの、興味のあるものを選び出す。 (この後、手法の改良点について、述べる。) **キーワードマップ冊子 各研究発表者には、事前にオンラインベースで議論をして、キーワードマップを作成してもらった。5月7日のWorkshopで作成したものとあわせて、キーワードマップを冊子にしました。是非、ご覧ください。 **参考文献 [1]「科学者コミュニティーとしての新たなミッションを考える」月刊学術の動向(2006)(http://www.doctrina-md.com/#kiyoshi_kurokawaに掲載) [2]松本洋一郎・小宮山宏(監)「知識・構造化ミッション 大学は表現する」(日経BP,2005) [3]川喜田二郎(著)「発想法-創造性開発のために」(中公新書,1967) [4]川喜田二郎(著)「発想法(続)」(中公新書,1970) (追加訂正:[2]-[4]鹿野) -よくわからないというか、なんとなく、これは実際やらないとわからない作業なのじゃないかと感じました。それなら「やるとこんなにすばらしい!新たな視野が広がる!」みたいにとりあえずやってみたくなる感じの説明でもいいかも、と思いました。(伊藤) -「俯瞰的な視点の重要性」について ○ 率直にいって、とっても難しい。そもそも「俯瞰的な視点の重要性」っていうのは、共通認識ではないと思います。CCWGやAGSなんかに参加している人々は、そもそもそういう視点の重要性を何処かで感じているから参加している訳で、我々のこの感覚が万人に、なんの説明もなく通じるとは、到底思えません。まして、知識の構造化なんて、正確な意味で、そう簡単に重要性が伝わらない。「単なるデータベース構築と何が違う?」なんて良く言われます。(菊池) ○ 実は私もよくわかっていません。さまざまな分野(学問分野だけではなく実務の分野を含む)に分散している知識を特定の目的に沿って関連付けて体系化したり、そこからさらに発展させて問題解決支援ツールみたいなものを作ることというイメージがあるのですが、菊池さんはどのようにお考えですか?(U) -<気候変動の定義は?> ○ これは僕も教えて欲しいことです。冒頭に、「気候変動の研究の・・・」とありますが、そもそも、気候変動の研究って、どういう部分のことを意味しているのでしょうか?地球シミュレーション、みたいな話ですか?(菊池) ○ UNFCCCとIPCCで微妙に定義が異なるという話を聞いたことがあります。原典をあたってみないと正確なことはわかりませんが、前者が人為的な変動だけに対象を限定しているとか。人為影響と自然影響を分離することは科学的には無理な発想ですが、国際条約としてはこういう形にせざるを得ないのですかね。(U) ○ まず、気候系そのものが研究対象になる場合と、気候系と関連性を有する場合とに分けれますよね。さらに、関連性を有するもののなかにも直接に関連するものと間接的に関連するものがあります。さらにさらに間接的な関連の中にも、・・・というように系統的に分類をしていくといい整理になるかもしれません。(こういうのも知識の構造化の第一歩でしょうか?)(U) -<リファレンスの扱いに関して>  上述した通り、「知識の構造化が必要である[2]」という部分、絶対分からないと思います。リファレンスは、論文書くときには重要で、他者の研究との区別化をして自分のオリジナリティを説明するのに不可欠だけど、こういうイベントのポスターで、しかも、こういう背景・目的の部分でやられちゃうと、バックグラウンドが無い人には酷だと思います。(菊池) -大体、原理から言えば、どんな問題だって知識の構造化で片がついちゃう。そういう学術的にも抽象的な単語だけで説明するのは、無理があるんじゃないでしょうか。(菊池) ○ 確かにその通りですね。わざわざ知識の構造化と名付けるだけの理由がほしいところです。(U) -<図について> これ、図入れますよね?図がないと、まず読みたくないです。(菊池) - 知識の構造化に関して、上野さんのコメントに対する返答はメールで書きました。&br()ここでは、ポスターに関して。&br()この五月祭での気候変動学会で目指している知識の構造化が何なのか。&br()誰に使ってもらいたい知識として構造化しようとしているのか。&br()そしてそれは本当にその人が使える形に構造化できるのか。&br()そのあたりが気になるところです。 -- 菊池 (2006-05-17 16:51:21) #comment(vsize=2,nsize=20,size=40) (注)このページはwikiモードで編集されています。自由に編集してくださって結構です。例に従って記入してください。 まず、"-"を行の初めに書くと箇条書きになります。最後に名前を記入してください。名前はペンネームでも構いません。

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