【元ネタ】『マハーバーラタ』他
【CLASS】アーチャー
【マスター】
【真名】パラシュラーマ
【性別】男性
【身長・体重】205cm・155kg
【属性】混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力B 幸運C 宝具EX
【クラス別スキル】
対魔力:C
第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。
単独行動:B+
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
またマスターが騎士・王族など戦士階級に該当する相手に殺害された場合、
このスキルはランクアップする。
【固有スキル】
神性:A-
ヴィシュヌ神の化身であり、破格の神霊適正を持つ。
化身として、飛翔の力や『梵天よ、地を覆え』の使用権限などを有するが、
パラシュラーマが認める存在が現れた場合、
その者はパラシュラーマからそれらの権限を剥奪する資格を有す。
指南の心得:A
数々の英雄を育て上げた者が得るスキル。指導者としての手腕。
対象の才能を見極めたうえで隠れたスキルを対象に習得させる。
ランクAなら自らの持つ技能であればそのままの習熟度で習得させる事も可能。
パラシュラーマは広範な武芸、知識そしてカラリパヤットに精通している。
刹帝利殺:A
驕るクシャトリヤを殲滅するために生を受けた、パラシュラーマの存在そのもの。
騎士・王族など戦士階級に該当する相手に対して、強烈な威圧感を与える。
またそれらの敵に対し、パラシュラーマの与えるダメージにボーナスが加算される。
【宝具】
『大黒よ、禍災を成せ(パラシュ・バイラーヴァ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:1~ 最大捕捉:1人~
シヴァ神の持つ、雷嵐の斧。
斬撃、投擲時に戦斧はその内に秘めた嵐の力を周囲に開放し、
雷撃と暴風により、使い手以外を無差別に破壊、蹂躙する。
戦闘中ターンが経過する毎に斧を取り巻く嵐は加速度的に勢いを増し、
その破壊力や規模は、際限なく増加していく。
『毘紐よ、蒼天に舞え(ラクタパクシャ・サルンガ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:50~90 最大捕捉:300人
ヴィシュヌ神の持つ、太陽の弓。
燃え盛る太陽の光を矢として放つ。
射た矢は金翔鳥(ガルーダ)の姿をとり、灼熱の光を放射しながら一軍を焼き払う。
金翔鳥は使用者の意のままに飛翔する為、回避は非常に困難である。
また放たれる矢は蛇の属性を持つ相手の力を弱体化させる。
但し、太陽の映し身であるこの宝具の使用は、日の出ている間に限られる。
『梵天よ、地を覆え(ブラフマーストラ)』
ランク:A++ 種別:対国宝具 レンジ:5~99 最大捕捉:1000人
ブラフマー神の持つ、天星の矢。
使い手の該当クラスによって、千変万化する神造兵装である。
弓より放つ事で、矢は極光そのものとなり、まるで星々を地上に墜としたが如く、
対国規模の範囲を莫大な熱量で蹂躙する。
またブラフマー神の名を唱えることで、敵を追尾する必中の宝具となる。
しかし天上の諸神達により、弱者への使用は固く禁じられている。
『三神よ、永劫へ帰せ(ブラフマーストラ・トリムルティー)』
ランク:EX 種別:対界宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
ブラフマーの矢、シヴァの斧、ヴィシュヌの弓の力を全て融合させ使用する奥の手。
弓より放たれた戦斧と融合した矢は、対象もろとも一帯の時空を破壊し、再創造する。
結果、世界を一巡させることで、森羅万象一切を無に帰す最終奥義である。
世界の破壊と再創造に三神の力が消費されたことで、3つの宝具は力を失い、消滅。
以降は全ての宝具が使用不能になる。
【解説】
ヴィシュヌ神の第6の顕現体(アヴァターラ)。バラモン階級の出身で聖仙ジャマダグニの子。
シヴァ神に武術を師事し、名の由来ともなった斧(パラシュ)を授かった。
千の腕を持つ英雄カールタヴィーリヤ王に父を殺されたため、王を含むクシャトリヤ階級全体に復讐を行い、
単身で全クシャトリヤに戦を仕掛け、21回に渡り、これを殲滅した。
復讐を終えた後は、奪った領土を大聖カシャパに禅譲し、マヘンドラ山に隠匿し修業の日々を送る。
その後は弟子をとり武術の指導を行い、ビーシュマ、ドローナ、カルナ等の優れた英雄を育て上げた。
パラシュラーマの伝えた武術はカラリパヤットと呼ばれ、現代まで受け継がれている。
またラーマーヤナにおいては同じくヴィシュヌ神の化身である、主人公ラーマ・チャンドラの前に立ちふさがり、その力を試した。
ラーマの力を見届け、敗北を認めると、パラシュラーマの力の一部はラーマへと譲渡されたと言う。
パラシュラーマは武術を極め、魔導に精通し、あらゆる武具を使いこなす英雄であり、
全てのクラスに該当する資質を持つ。
【出演SS】
最終更新:2014年11月25日 00:04