【元ネタ】史実
【CLASS】ライダー
【マスター】
【真名】ハンニバル・バルカ
【性別】男性
【身長・体重】181cm・68kg
【属性】混沌・中庸
【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷C 魔力D 幸運C 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:D
一工程(シングルアクション)による魔術行使を無効化する。
魔力避けのアミュレット程度の対魔力。
騎乗:B
騎乗の才能。大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなせるが、
魔獣・聖獣ランクの獣は乗りこなせない。
【固有スキル】
軍略:A+
一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
自らの対軍宝具や対城宝具の行使や、
逆に相手の対軍宝具、対城宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。
カリスマ:C
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。
カリスマは稀有な才能で、一軍の指揮官としてはCランクで十分と言える。
戦闘続行:C
執念深い。
瀕死の傷でも戦闘を可能とし、死の間際まで戦うことを止めない。
単独行動:C
マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
ランクCならば、マスターを失ってから一日間現界可能。
【宝具】
『崩落する峻嶺(アルプ・スルス)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~40 最大捕捉:1000
アルプス越えの偉業を果たしたことで英霊化した37頭の戦象。
その堂々たる威容によって多くの兵を帰順させた逸話の具現として、
その「場」に存在する亡霊達と契約し、帰順させ、
歩兵か騎兵の『役割(クラス)』を割り当て、装備を含む殻に沿って現界させる力を持つ。
さらに各々の象は対峙した者に対し威圧のバッドステータス判定を課す。
『雷鳴轟く不朽の采配(ハンニバル・バルカ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:1000
稀代の知将であるハンニバルの自由自在かつ大胆不敵な戦略を昇華した指揮杖。
包囲殲滅を初めとした多彩な戦術や、アルプス越えの強行軍の逸話の具現である。
様々な人種、兵科からなる軍勢を連携させ、幾多の敵を包囲殲滅した指揮能力により、
自らの指揮下にある全ての存在にランクB+の連携攻撃スキルを付加する。
包囲状態から一斉攻撃を行うことで、全兵員の攻撃のダメージ判定を相乗させる事が出来る。
さらに、魔力を消費することで、自らの指揮下にある任意の存在に、
騎乗、気配遮断、単独行動、気配察知、地形適応などのスキルをDランクまで付加出来る。
『受け継がれるわ雷光の意思(へレディタリー・マゴーネ)』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:0人 最大補足:1人
バルカ家が継承してきた意思が昇華された宝具。
歴代バルカの霊基が1つに集約され、全てのバルカの宝具が使用可能になるうえ、全ステータスのランクがAへと向上する。
ハンニバル・バルカが消滅する際、自身が次のバルカに相応しいと思った相手に霊基が全て譲渡される。
【Weapon】
『ファルカタ』
古代スペイン原住の民族が用いた刀剣。ローマ帝国の軍剣グラディウスの原典ともいわれる。
見た目に頓着しないライダーが、馬以外に唯一こだわった立派な拵えの武器。
【解説】
第二次ポエニ戦争を引き起こし、ローマを窮地に追いやったカルタゴ軍総司令官。
戦象を引き連れ、不可能と思われていた前代未聞の軍単位でのアルプス山脈越え、
本国からろくな支援もない中、敵地の真っ只中で10年以上もの間軍を維持し続ける等、
その発想力と実現力で連戦連勝を重ねた稀代の名将。
特に、現代でも戦術学校の教材として扱われるほどの完成度を誇る包囲殲滅戦術や、
それを用いて完全勝利を得たカンネーの戦いは有名である。
しかし、内側からローマを解体しようとした目論見が思いの外うまくいかず、
さらに直接的な敗因となったザマの戦いではカンネーの戦いとは逆に包囲され大敗。
結果として第二次ポエニ戦争はカルタゴの敗北に終わる。
その後も政治家としての手腕も発揮しカルタゴの復興に全力を注いだが、
最終的にハンニバルを脅威に思ったローマに追われ、逃亡を果たせず自害した。
その死後もローマ最大の敵としてローマ人にさえ畏敬され、
古代世界屈指の天才戦術家として後世に名を残している。
【出演SS】
最終更新:2020年05月15日 20:10