魔眼の使い魔 20


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トリスティン魔法学院
国内のみならずゲルマニアやガリアの名門子弟も数多く学ぶ魔法の殿堂
その学院の敷地内で一際高く聳える尖塔の上に佇む黒衣の髑髏面
眼下にはアニエスの号令のもと軍事教練に励む男子生徒達
美人の女騎士が容赦無く振るう鉄拳の餌食になった生徒達の何人かは何やら新たな世界に
目覚めはじめている
「若い者はいい、ひたすら勝利を信じている…」
「何『トラトラトラ』の東野英二郎みたいなこと言ってるんですか」
ハサンの隣りに降りったメドゥーサはまったりとくつろいだ様子の暗殺者に険のある視線
を向ける
「これは蛇殿」
「誰が蛇だゴルァッ!」
至近距離から稲妻の速度で投擲された釘剣を、“ぐにゃり”という擬音が聞こえてくるよう
なキショイ動き(挿絵:富士鷹ジュビロ)で躱すハサン
「くっ、流石はアサシン…」
「ああ儂のことは“はっちゃん”と呼んでくれんか?儂も“めどっち”と呼ばせてもらう
から」
ジャランッ!
再びメドゥーサの手に握られた鎖付きの釘剣を見て肩をすくめるハサン
「そう怒るでない、軽いお茶目だ」
あの満月の夜、期せずしてハルケギニアの地で邂逅を果たした二人のサーヴァント
相手がハサンと知って露骨に警戒するメドゥーサに対しハサンは飄々とした態度で同盟を
提案してきた
ティファニアが姉と慕うマチルダがアレでナニなことになっていたのは残念なことではあ
るがさしあたって生命の危機があるわけでもなし、主の身の安全を図るためにもここは是
非手を組みたいと申し出たハサンに対し、メドゥーサもまたステルス性能に優れたサーヴ
ァントを野放しにしておくより自分の目の届くところで監視したほうが得策と判断し、ハ
サンの提案を受け入れた。
そしてメドゥーサに骨抜きにされた学院長を後見人としてアルビオンからの留学生として
ティファニアを迎え入れるとともにハサンはティファニアの使い魔として、共に暮らして
いた孤児達はマルトーの監督のもと下働きとして雇い入れられともに学院で生活すること
になったのである
「ところで儂に何か用かの?」
「そうでした、実は-」
「昔々あるところに」
「おじいさんとおばあさんが-」
「けっこうノリがいいのう…分かった!真面目に聞くからガンタイニカケタテヲオロシテ
クダサイッ!!」
要はハサンの怪しさ大爆発な外見をどうにかできないかという要望が学院側から出ている
のであった
「笑止、変装の一つも出来ずして何が暗殺者か!見ておるがよい、メイクアップ!」
何処から取り出したのか得体の知れない材料でできた肌色の皮を顔に貼り付け
「骨格調整!!」
バキベキと全身の骨を鳴らして体型を変えていく
「完成っ!ジャスティス☆ハサンッ!!」
執事服(本当に何処から取り出したのやら)を纏ったその姿はまさに倉■征■郎
だが決めポーズを取っている間にジュウジュウと異臭を放ちながら顔が崩れ出す
「しまった!変装用の特殊スキンは太陽光線の下では1分しか保たないのだ…てかリアル
の顔の皮まで焼けてるーっ!!」
「ダークマンとはまたマイナーなネタを、ってか流石に短すぎるでしょうソレは…」
顔を押さえて転げまわるハサンを冷ややかに眺めながらやっぱ同盟解消しよっかなーなん
て割と真剣に考えたりするメドゥーサだった

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