魔眼の使い魔 11


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“ルルベル”は三分ほど走って故障した
怪力スキルを発揮してエンジン本体を引っ張り出しコルベールを助手に分解修理を始める
メドゥーサ
「ライガにバイクの整備を教わったときを思い出します」
などと上機嫌だったが九つあるシリンダに取り付けられた点火栓が全て駄目になっている
のが分かった時点で修理を諦めた
「やはり異世界で何十年も放置された戦闘機や半世紀前の戦場にタイムスリップしたイー
ジス艦が交換部品の補充も無しに可動するのはライトノベルか漫画の中だけということで
すね」
身も蓋も無いセリフだった
モンティパイソンなら16tと記された金床が落ちてくるところだ
ふと顔をあげたメドゥーサは学院のキャンパスを進む一台の馬車を見かけた
ヴァリエール家の家紋入りだった

「これは一体何なのかしら?」
ルイズを詰問するエレオノールの前に置かれた一冊の本
「セヴァストポリの雨傘」というタイトルのつけられたその本に目を通したルイズは因果
地平にすっ飛んでいきそうになった
それは1943年の東部戦線を舞台に何故かドイツ国防軍(ヴェアマハト)の将校となっ
ているルイズがソ連兵に輪姦(まわ)されたり上官のアンリエッタや部下のシエスタと同
性愛にふけったり兵器や男性キャラはガチガチの劇画タッチなのに女性キャラはみ■■ら
な■■つ風の作画だったり「今度の休暇に帰国してモンモランシーと式をあげるんだ」と
言っていたギーシュがデンライナーに乗って現れたせがた三四郎と“やらないか?”“アッ
ー!”な展開になったりするなんというか色々な意味でカオスな漫画だった
「さあ言いなさい、この恥知らずな本を作ったのは誰?」
「それは私です」
忽然とエレオノールの前に姿を現すメドゥーサ
「な、何なのこの未確認猥褻物体は!?」
「そこまで言いますか」
メドゥーサの全身から立ち上る得体の知れない何かに反応したエレオノールが咄嗟に杖を
構えようとするも
「速さが足りませんね」
あっさりと杖を取り上げたメドゥーサは流れるような動きでエレオノールの唇を奪う
「ン…ンム…ンフウゥ……」
メドゥーサに抱え込まれ為す術もなく口を吸われるエレオノールの瞳が光を失い体から抵
抗の意志が抜けていく
ちゅぽん!と音を立てて唇を離したメドウーサの舌とエレオノールの口の間に一瞬キラキ
ラと光る唾液のアーチが架かった
「すいませんルイズ、これから私はお姉様を屈服…ではなく説得しますのでしばらく場所
を変えさせてもらいます。せっかくですしマチルダ…もといミス・ロングビルも呼びまし
ょう」
ぐったりと脱力したエレオノールをお姫様抱きしたメドゥーサが廊下に消えるとルイズは
机に飛びつき物凄い速度で実家に宛てた手紙を書き始めた
カトレアに絶対学院に近づくなと

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