魔眼の使い魔 10


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「傾注!無知な諸君ッ!」
整列したギーシュ、マリコルヌ、ロングビル、シエスタの前で声を張り上げるメドゥーサ
「今度は何を始める気?」
メドゥーサの隣りで何を考えているのかサッパリ理解不能な使い魔をジト目で睨むルイズ
「はい、『あのキャラスレ』にル■■ルが降臨したことですしこちらもガチの戦記物的展開
を目指そうとおもいまして。ええ単行本化の暁には帯に“一等自営業閣下”のお墨付きが
付くくらいの」
「相変わらず何言ってんのかさっぱり分かんないけど…戦記物的展開って何をするの?」
「アレを使います」
メドゥーサの合図で背後に控えていたコルベールが覆いを外すとそこに現れたものを見て
一同(シエスタを除く)は目を見張った
一面にリベットを打たれた箱型の車体の右側に突き出した75ミリ砲
左側にオフセットされた饅頭型の鋳造砲塔から伸びる37ミリ砲
ペリスコープ付きの車長用ハッチに装備されたM1919A4機関銃
OD色に塗られた車体の両側面にはルイズ達には理解出来ない文字で“LULUBELL
E”と書き込まれている
「…何……これ?」
「アメリカ陸軍が第二次世界大戦で使用したM3中戦車、またの名を“七人兄弟用棺桶”、
『サハラ戦車隊』でも『1941』でもなく『デザートストーム』仕様なのがミソです」
「何処で見つけたのよこんなもの…」
「シエスタの故郷で御神体になっていたのを強奪…もとい誠意を尽くして説得して快く譲
渡してもらいました」
「……………」
無言でシエスタを見つめるルイズ
シエスタは泣き笑いのような表情を浮かべて滝のような汗をかいている
「さて、無駄に潰す時間はありません。全員配置に就いて下さい」
「配置って…うわらば!?」
いきなりメドゥーサに抱え上げられ車体側面のハッチから車内に投げ込まれるルイズ
「ルイズは砲手席について下さい、装填手はシエスタ、運転はミスタ・コルベールがやり
ます」
メドゥーサの手によって次々と車内に詰め込まれる一同
「ミス・ロングビルは無線手を、ジェイクとエルウッドは砲塔に」
全員が所定の位置についたことを確認しメドゥーサはコルベールに声をかけた
「ではミスタ、エンジン始動です」
コルベールが目を輝かせてセルモーターのスイッチを入れると9気筒の星型空冷エンジン
が唸りをあげる
ハッチから上半身を乗り出したメドゥーサは高らかに号令した
「戦車前へ!」

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