魔眼の使い魔 33


これまでのあらすじ
八次元宇宙を支配する革命王トロツキーの神託を受けたジョゼフは内蒙古で勢力を
伸ばしつつあった張学良軍と合流
38度線を破って一気に南進を開始した
ロマリア教皇は直ちに男塾死天王を召集
反撃に転じたが人馬操兵軍団を先頭に怒涛の勢いで攻め寄せるジョゼフ軍を押し止める
ことが出来ず釜山橋頭堡に追い詰められる
事態を打開すべく教皇はキャンプ・デービッド会談で海の一族と電撃的和解を成立させ
大海帥ファン・ガンマ・ビゼン総指揮のもと起死回生の仁川上陸作戦に打って出る
そしてヒトカップ湾に集結した侵攻艦隊の旗艦
氷山空母ハボクックの艦上には人型戦略兵器“ゼロのルイズ”の姿があった

「だから全然ワケ分かんないって言ってるでしょうがぁぁぁぁぁぁぁぁぁツ!!!」
叫びつつ跳躍したルイズの大回転エビ投げハイジャンプ失敗魔法をメドゥーサは
ウォシャウスキー兄弟反りで避ける
「なによこのデタラメな“これまでのあらすじ”は!?!」
「ハイ次回のメンコミ合わせの新刊『ルイズと七人の死刑囚』のプロットです」
「新刊って…」
「ちなみにダミーで申し込んだ方が壁際のスペース取れちゃいました、てへ(はあと)」
「勘弁して…」
などと言っている間にもロマリア兵は続々と血と臓物の詰まったズタ袋と化していく
ガリア軍の繰り出した巨大ゴーレム-身の丈18メートルに達する宇宙世紀の
鉄の巨人-が撃ち込んでくる120ミリ榴弾の前ではファンタジー世界の魔法使い
が放つ火の玉や氷の矢など屁の突っ張りにもならない
「MS-06ザクⅡ…いえ、世界観的にはボルジャーノンですか。まあガンダールヴの
エミヤがいるなら整備の問題もクリアできますしね」
「落ち着いてないでなんとかしなさいよ、教皇から秘密兵器貰ったんでしょ」
「ハイ、パンジャンドラム~ってルイズ流石にそれは死にます」
「ぬう、排気量1200cc重量250kgのチェーンソーの白刃よくぞ止めた!」
「とふざけるのはこの辺にして」
ルイズの手から取り上げたチェーンソーを明後日の方向へ投げ捨てたメドゥーサが
顔の前で両腕を組むと右手に刻まれたルーンが輝く
「ガイガァァァァァァァン起動ぉぉぉぉぉぉツ!!」

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最終更新:2009年08月23日 07:12
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