魔眼の使い魔 29

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起きたことを簡潔に記す ルイズとメドゥーサは二人でアルビオン軍七万人と対決することになった 「私まだ目覚めてないのに―――――つ!」 頭を抱えてうがー!と吼えたあと虚ろな表情で素数を数え出すルイズ そんな主人のうろたえっぷりを見てもメドゥーサ少しも慌てず 「心配いりません、こんなこともあろうかと心強い助っ人を用意してあります」 とどこからともなく二振りの剣を取り出す 「紹介しましょう。私の相棒、アヌビス神とデルブリンガーです」 「どーもー」 「嬢ちゃんいい鎖骨してるねぇ、ちょっくら斬らせろ」 「なんなのよこいつらは―――――ツ!?!」 「ハイ、アーチャーの“無限の剣製”の後片付けをしていたら『いい尻してるねー 斬っていい?』と言ってきたので軽くボコったあと話を聞いてみたらなかなか面白い剣 なのでオスマン老を脅して学院の教師全員に“固定化”を重ね掛けしてもらいました」 「インテリジェンスソードが固有結界で再現されてるうえに固定化の重ね掛け? 聞いたことないわよ!?!」 「逆に考えるんです、“出来ないと明言されていない”ならッ! “出来てもおかしくない”とッ!!」 ズキュゥゥゥゥゥゥゥンッ!!! 意味不明の書き文字が炸裂したッ! ソレと同時に大空に口ひげを生やした英国紳士の顔が浮かび上がった やっぱり意味不明だったッ! ルイズは何もかも悪い夢だと思いたかった だが遠くから近づいてくる七万の軍勢の進軍する音は間違いなく現実だった 「もーダメ、お仕舞いだわ…」 地面にペタンと座り込むルイズ 「お、諦めるのか?じゃあオレ介錯するわズパーっといこうズパーっと!」 「おふざけはここまでです」 メドゥーサはアヌビス神の柄に巻いていた眼帯(ブレイカーゴルゴーン)を外し 肉体の制御を妖剣にゆだねる 「それではいきますよアヌビス神、デルブリンガー」 「おうよ!」 「斬るぞぉ―――――つ!!」 「アヌビス神!デルブリンガー!!メドゥーサ二刀流ッ!!!」 七万の軍勢が角切りの石ころになるのに要した時間は二時間十四分五十七秒だった ---- [[前へ>魔眼の使い魔 28]]/[[次へ>魔眼の使い魔 30]]
#navi(魔眼の使い魔) 起きたことを簡潔に記す ルイズとメドゥーサは二人でアルビオン軍七万人と対決することになった 「私まだ目覚めてないのに―――――つ!」 頭を抱えてうがー!と吼えたあと虚ろな表情で素数を数え出すルイズ そんな主人のうろたえっぷりを見てもメドゥーサ少しも慌てず 「心配いりません、こんなこともあろうかと心強い助っ人を用意してあります」 とどこからともなく二振りの剣を取り出す 「紹介しましょう。私の相棒、アヌビス神とデルブリンガーです」 「どーもー」 「嬢ちゃんいい鎖骨してるねぇ、ちょっくら斬らせろ」 「なんなのよこいつらは―――――ツ!?!」 「ハイ、アーチャーの“無限の剣製”の後片付けをしていたら『いい尻してるねー 斬っていい?』と言ってきたので軽くボコったあと話を聞いてみたらなかなか面白い剣 なのでオスマン老を脅して学院の教師全員に“固定化”を重ね掛けしてもらいました」 「インテリジェンスソードが固有結界で再現されてるうえに固定化の重ね掛け? 聞いたことないわよ!?!」 「逆に考えるんです、“出来ないと明言されていない”ならッ! “出来てもおかしくない”とッ!!」 ズキュゥゥゥゥゥゥゥンッ!!! 意味不明の書き文字が炸裂したッ! ソレと同時に大空に口ひげを生やした英国紳士の顔が浮かび上がった やっぱり意味不明だったッ! ルイズは何もかも悪い夢だと思いたかった だが遠くから近づいてくる七万の軍勢の進軍する音は間違いなく現実だった 「もーダメ、お仕舞いだわ…」 地面にペタンと座り込むルイズ 「お、諦めるのか?じゃあオレ介錯するわズパーっといこうズパーっと!」 「おふざけはここまでです」 メドゥーサはアヌビス神の柄に巻いていた眼帯(ブレイカーゴルゴーン)を外し 肉体の制御を妖剣にゆだねる 「それではいきますよアヌビス神、デルブリンガー」 「おうよ!」 「斬るぞぉ―――――つ!!」 「アヌビス神!デルブリンガー!!メドゥーサ二刀流ッ!!!」 七万の軍勢が角切りの石ころになるのに要した時間は二時間十四分五十七秒だった #navi(魔眼の使い魔)

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