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・Export機能
Google SketchUp(GSU)は建物とか簡単に作れていいんですが、もっと細かい調整がしたい、とかレンダリングは専用ソフトでしたい、という場合、3DS とかDXFなどの外部ファイル形式へExportしたくなります。GSUのフリー版は個人使用・非商用で機能が制限されていて、出力形式はGoogle Earth形式と2Dだけになってます。一方PROにはこの機能があるわけですが、日本版5万とかするんですよね。商売ならともかく趣味ではちょっと…。
こういうときはオープンソースを探すといいことがあって、モデラーにはBlender、レンダリングソフトにはPOV-Rayというソフトがあります。
・BlenderへGSUのデータを持っていく
GSUのファイルを直接は読み込まないので、一旦Google Earth形式へ変換して持っていきます。Blenderの最近の版にはGoogle Earth形式からImportしてくる機能が標準装備されていて、File→Importメニューから選ぶことができます。Blenderは Pythonで書かれていて、このプラグインもつい0.1.4までは[[作者のホームページ>http://jmsoler.free.fr/didacticiel/blender/tutor/py_import_kml-kmz.htm]]で公開されてました。現在のBlender 2.42aには0.1.8が
同梱されています。ざっくり試してみたところ、
-KMZ形式の場合、ZIPファイル解凍機能がないとこける。Pythonを別途インストールするか、ZIP解凍用のライブラリを入れる必要がある。
-Google Earth 4形式には対応し切れていない。Google Earth形式(旧バージョン)でないと読み込めないファイルがある。
ということで、私は、Pythonを別途インストールして、ZIPファイルが解凍できるようにし、Google Earth形式で出力して、作った窓を取り込んでみました。結果として、形状自体は取り込めました。窓ガラスの色が落ちてましたが、部品で共有してるためと思われます。仕方ないのかな。
ついでなのでKMZファイルをZIPファイル解凍(ちなみに解凍ツールeoにダイレクトに送っているので拡張子は特にいじらず)して眺めてみたところ、XML形式ファイルであるdoc.kmlというのが本体のようです。Google Earth形式だとひとつのファイルだけでできてますが、Google Earth 4形式だと、同名のファイルからさらにモデルファイル、テクスチャファイルを読むような構造になっているようです。この形式にまだ対応していないようですね。
・POV-RayへGSUのデータを持っていく
GSUのファイルを直接は読み込まないのは同じですが、POV-Ray側を拡張するのではなく、GSU側を拡張して対応しているようです。 SU2POVというコンバータが、前述のフィルタ配布サイトで配布されているので、それをインストールしてPOV-Ray形式のファイルを吐かせます。といってもまだ試してないので、これからー。
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