執筆者 コリー
コリー視点
次の瞬間、突然、チャイムの音が、一同の耳に入り込んできた
「……もうこんな時間か……。」
俺は思わず舌打ちしてしまった
一同は茄の方に手を振りながら、教室を目指し走っていった
茄も軽く手を振り、その場を離れる
────待てよ、学校が終わったとしてもまだ部活が……。修行なんて言ってる場合じゃ……。
「……ダリィ……。」
俺は思わず呟くが、その小さな声も、皆の足音で全く聞こえない
────やがて学校も部活も終わり、俺は自宅を目指し、歩いていた。
既に陽は暮れている。
────自宅に着いた。
俺はなるべく音を立てないように、ゆっくりとドアを開けた
……よかった、まだ親は帰ってきてないや……
俺は靴の数でそれを確認すると、自分の部屋に向かい、荷物を床に放ると、風呂にも入らずそのままベットの上で横渡った
────未だにフライムの事が頭から離れない……。
気がついたら俺は眠れないまま、4時間以上の時間をベットの上で過ごしていた
「……こんな事してても仕方無いか……。」
俺は呟くと、ベットから立ち上がり、深夜の外へ向かった。
最終更新:2008年02月19日 16:32