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執筆者 ラエクル

視点…ラエクル

長ったらしい学校も終わってようやく帰宅時刻。

これから部活があるのだが、俺は 帰宅部だ。

普通の人から見れば頭がどうかしてると思われるけど、実際にはこの学園の50%の人は帰宅部だ。

それに、俺と同い年の奴と口喧嘩をして負けない自信もある。

そのおかげでちょっとクラスから冷たい目で見られるのが難点だが―――


「じゃあな。ラエクル。
 明日フライムとか言う奴の言うことに脅かされて、弱腰になって学校休むなよ。」

ライラがそう言って、そそくさと部活に行ってしまった。

弱腰になるのはお前だよ、そう思いつつ、俺は自分の鞄を持った。


俺の友達のほとんどは部活に入っていて友達の中で帰宅部なのは”氷天 楓”だけだ。

氷天 楓も既に帰ってしまった。

―――別に俺は一人で居るのが好きなので支障はないのだが。

そんな事はおいておいて、教室に籠もって居るのも難だ、早く帰るとしよう。

俺は足早に教室を去ると、下駄箱に迎い自分の靴を手にとって、履き、玄関を出た。

校庭ではバスケやサッカー、野球などの部活をやっている生徒達。

その背景にあるうっすら赤みを帯び始めた太陽。

まさにこれは青春と言っても良いだろう。


そんな事を思いつつも既に俺は自分の中に入り込み、自問自答を始める。


フライムとかいう神が言っていたな…………

これからミッションがどうのこうのと…………

別に退屈していたから良いのだが。



―――そうして自問自答をしていると、気付けば既に家の前。

時間とは酷な物だ。


そう思いつつ俺は家の扉を開けた。