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執筆者 四翼

視点…四翼

この世界には、「ポケモン」と呼ばれる生物が人と共に暮らしている。

そしてここにはYDM学園、という学園がある。
校門に「まみみもめ銅像」が飾ってある、世界的にマイナーな学園であった。

担任の先生や園長の天城先生など、教師もなかなか優しい人達だ。

その極平凡な学園に通っている私達。

だが、
もう勉強三昧の毎日にうんざりで、ほぼ授業は聞いていない。

そんな私達は、休み時間になるといつもみんなで集まり、話をしていた。
……本を読んでいる氷天 颯の机で。
だが、ある日、集まっている私達の机に、一枚羽が落ちてきた。

「あり?この羽……真っ白だよ?」
私はその羽を手に取り、色々なところから見てみた。

「窓開いてるし、どーせ鳥だよ」
ラエクル・ヴィルライエラスが済ました顔で言う。

「なんだよ夢がないなぁ、天使とかさぁ、もっとあるじゃん、そういうの」
ライラは少しムッとした顔でラエクルに言い返す。

『…………その通りだ』
突然声が聞こえた。
辺りを見回してみたが、誰もいない。

「誰……?」
私は小声で呟く。

『私はフライム。天使ではなく、正確には神かな』
また声が聞こえた。頭の中に直接入ってくるような声だ。気持ち悪くなりそう。

(そんなお偉い様が私に何の用よ……?)
心の中で言い返してみた。

『貴様等学校にうんざりしているのだろう?』
フライムという神は、私の心の中を読んだららしく、返答してきた。

「そう…だけど……」
否定してみたいが、強ち嘘ではないので私はうなずきながらそう言った。

『ならば、私の出すミッションをこなして欲しい』

「ミッション?」

『あぁ。貴様等はポケモンを持っているだろう?それを使って、様々をミッションをクリアしていってくれ』

いきなり「ミッション」などという人生で一度でもやるほうが珍しいということを目の前に突き出されてしまった。
……どうするのかな…………。

「何のため?」

『「エビルダース」という悪の組織がある。そいつらのいる世界に行くには特別な能力が必要なんだ。
貴様等にはそれがある。』

「で、そこに行けっていうんでしょ」
ベタという奴だ。大体何を言われるかわかっている。

『だが、いまの貴様らの力ではとても無理だ。だから、ミッションで少し特訓をする』

「わかったから、もう早く出てけ……頭痛い」

『では、また後日来る』
それから、全く声は聞こえなくなった。

「ふぅ、なんなのさいきなり……」
私はため息をついて呟いた。

周りを見ると、颯の机にいた皆も、何かをボソボソ言いながら顔をしかめていた。

「なんなんだよ、ミッションとかさぁ……」
いつもはほとんど口を開かない颯も呟いていた。

どうやら皆もあの声を聞いたらしい。

「で、皆はミッションをうけるの?」
私は皆に向けて問いかけてみた。

「もちろんさ」
「いいんじゃない?」

皆うけるつもりのようだ。

「明日が楽しみだな」
ラエクルが一言。
かなり期待しているようだ。






今、7人の選ばれし者が紡ぎ出す壮大な物語が始まる。