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執筆者 四翼 視点…四翼 明くる日、YDM学園での2時限目。 もう直ぐチャイムがなろうとする時間だ。 今日も勉強がたるい。 早くフライ……じゃなかった、フライムとやらからミッションが受けたいものだ。 フライムって覚えづらいなぁ。 「えーコレで、2時限目を終わりとする! 」 担任がいつもより少し早めに授業を終わりにしてくれた。 ようやく待っていた休み時間。 私達はいつものように氷天の机に集まる。 氷天は、普段と違い鞄に入っているらしい、大量の薬品を弄っている。 「あっへ!? 氷ちゃん、それあんた、メタミドホs」 私が某薬品の名を言い切る前に、氷天が即答した。 「一応買っちゃいけないことになってるんだから、大声で言うなよ」 「つうかさぁ、なんでお前薬品持ってるんだよ?」 コリーがツッコミを入れる。 そんな他愛のない会話をしている中、突然担任が私達に話しかけてきた。 「お前ら、客が来てるらしいぞ。校門にいるから行ってこい」 ……客? 誰だろう…… 「ちょっ、ちょっと怖いけど……行ってみようよ」 臆病なルイージが、おどおどしながら皆に言う。 「そうだね。神フライとかいう奴と関係あるかもしれないし」 「…………フライム」 ここ2、3日全く口を開かなかった光がライラに指摘をする。 「あ、そーだっけか、やべ、また間違えちまった」 「コントやってる場合じゃねぇ、行くぞ」 ラエクルがまたも指揮を執る。 そして校門前。 待っていたのは、蘭学園の制服を来た、私達と歳の変わらないような子だった。
執筆者 四翼 視点…四翼 明くる日、YDM学園での2時限目。 もう直ぐチャイムがなろうとする時間だ。 今日も勉強がたるい。 早くフライ……じゃなかった、フライムとやらからミッションが受けたいものだ。 フライムって覚えづらいなぁ。 「えーコレで、2時限目を終わりとする! 」 担任がいつもより少し早めに授業を終わりにしてくれた。 ようやく待っていた休み時間。 私達はいつものように氷天の机に集まる。 氷天は、普段と違い鞄に入っているらしい、大量の薬品を弄っている。 「あっへ!? 氷ちゃん、それあんた、メタミドホs」 私が某薬品の名を言い切る前に、氷天が即答した。 「一応買っちゃいけないことになってるんだから、大声で言うなよ」 「つうかさぁ、なんでお前薬品持ってるんだよ?」 コリーがツッコミを入れる。 そんな他愛のない会話をしている中、突然担任が私達に話しかけてきた。 「お前ら、客が来てるらしいぞ。校門にいるから行ってこい」 ……客? 誰だろう…… 「ちょっ、ちょっと怖いけど……行ってみようよ」 臆病なルイージが、おどおどしながら皆に言う。 「そうだね。神フライとかいう奴と関係あるかもしれないし」 「…………フライム」 ここ2、3日全く口を開かなかった光がライラに指摘をする。 「あ、そーだっけか、やべ、また間違えちまった」 「コントやってる場合じゃねぇ、行くぞ」 ラエクルがまたも指揮を執る。 そして校門前。 待っていたのは、蘭学園の制服を来た、私達と歳の変わらないような子だった。 [[7話へ>http://www13.atwiki.jp/ydmnet/pages/39.html]]

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