リザーバを自作するって人が増えている気がしましたので、このページを作って見ました。
筆者が、リザーバーを作ろうと思ったのは、冷却を二系統にし
それぞれ赤と青の冷却水を使おうと考えたからでした。
リザーバーは、百均のタッパーでも、東急ハンズに売っているようなオシャレなシャンプーの容器からでも、
冷却水をきちんと密閉できれば、どんな物からでも作れます。
もちろん、アクリル素材やプラスティック樹脂の素材を用いて、一から手作りする事も可能です。
このページでは、後者を扱いたいと思います。
あらかじめ書いておきますが、素材/道具/消耗品も含めますと結構な値段になります。
市販品をいくつも買っても、自作するより安上がりかもしれません。
必要な物
素材
これが結構高いんです。オンラインで検索すれば安く入手できるかもしれませんが、
東急ハンズですと、350x200x5mm程度で、1500円くらいだった気がします。
接着を考えると、3mm〜8mm程度の厚さを選ぶのが妥当だと考えました。
ちなみに、タップ加工やバカ穴での固定を考えるなら、5mm厚以上のアクリル板を使わないと不安です。
いつの間にか、応力で簡単に割れますから。
工具や道具
アクリル樹脂を加工する場合は、刃が立ってないほうが良いみたいです。
砥石で落とせばいいんですが、筆者は気合で削りました。
- G1/4タップ (管用平行ネジ 1/4と表記されているものです)
- ノコギリ
アクリルを切るのに必要です。薄い金属用などの目の細かいノコギリが良いですね。
私は、このためだけに卓上テーブルソーを買いました。
消耗品
- 紙ヤスリと、アクリル用コンパウンド (アクリルサンデー)
400・800・1200番前後
アクリル加工でググると結構見掛ける、接着剤です。
この前にセメダイン スーパーXなるものを試したのですが、アクリルサンデーの方がいいです。
(以下 - 書きかけ -)
手順
物差しとノギスでけがいて、0.1-3mm程度の余裕見てカット。
ここでの精度が、後の作業量を決めます。できるだけ慎重に
動画でも見ながら、ひたすらヤスリ掛け
まだ、アクリル板の紙は剥がさないでください。
固定用のクリップ等を使って数枚纏めて作業しても良いでしょう。
部分的に組み上げながら、ヤスリで微調整。
ある程度の誤差になったら、保護紙を剥がし、接着と調整の段階です。
接着する部分は、接着剤がのりやすいように、800番くらいのヤスリで軽く削っておきます。
穴開け
箱形になったら、穴開け・タップ立てです。
曲がらないように十分に注意しましょう。ボール盤があると、確実です。
外側の細かい傷を消すために、全体をヤスリ掛け
手触りがサラサラな感じになるくらいで。
ガスコンロで炙って傷を消したら、完成。
あんまり炙ると、幾らアクリル板と言っても曲がっちゃいます。
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最終更新:2010年03月26日 02:00