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フィッティングについて フィッティングとは、機器とホースを繋ぐための「継ぎ手」の事である。 PC水冷界隈においてフィッティングというと、 -プラグイン フィッティング -フェルールレス フィッティング -ホースバーブ の三種類がある。 #contents() ---- *プラグイン **特徴 専用のチューブ(外径10mm/内径7.5〜8mmのチューブで固めのチューブ)を使用する。 内部に爪があり、一度差し込むと、開放リングを押し下げないと抜けないようになっている。 **利点 簡単に抜き差しが出来る。 チューブ自体が固い為、思った通りの直線的な配管がし易い。 **注意点 チューブの円形が崩れないように、インサートリングを使用する必要がある。 ロック爪より奥まで確実に差し込まないと、簡単に抜けたり漏れたりする。 ---- *フェルールレス **特徴 チューブ接続口側に専用のナットが付いており、それを締める事で抜けなくなる構造を持つ。 専用のチューブはなく、PVCチューブ等の柔らかいチューブを接続する。 **利点 後述するホースバーブに、専用の固定機構を設けたような形の為 適切なホースを選択すれば、引っ張っても抜けない。 **注意点 (チューブ接続部、締め付けすぎ注意だっけ?) ---- *ホースバーブ **特徴 よくある継ぎ手。こちらも専用のチューブはない。通称タケノコ **利点 値段が安い。 標準で付いてくる物の大半が、これ。 **注意点 ただチューブを捻じ込むだけなので、チューブによっては緩んでしまう可能性が高く 必ずホースバンド・ホースクリップ・ホースクランプ等で締め付けておく必要がある。 ---- *各種フィッティング共通項目 **ネジ 一般的にはG1/4と表記されるネジが使用されているが、例外も多いので注意が必要である。 某所では、G1/4、R1/4、G1/8、NPT1/4、NPT3/8、BSPT1/4、NPSM1/4と7種類も確認できた。 「穴の大きさ」以外に、後述する大きく別けて二種類のネジの種類があるので留意すること。 更に"ネジ部の長さ"にも注意が必要な事があるので、必ず水枕にあわせたフィッティングが必要である。 -テーパーネジ このタイプのネジを用いているフィッティングの場合は、&bold(){必ず}シーリングすること。 筆者はこのタイプのネジについて完全に理解しているわけでもないので、誤解させる前に 申し訳ないが[[ググってもらった方が>http://www.google.co.jp/search?source=ig&hl=ja&q=%83e%81[%83p%81[%83l%83W]]わかりやすいかもしれない。 -平行ねじ このタイプのネジは、一般的なビスやナットと同じで、どこまで行っても同じ間隔・同じ太さで刻んであるネジ このタイプには、ナット部分にシールの為のオーリングが入っているので確実に密着することを確認する必要がある。 **シーリング テープを雄ネジ側のネジにグルグル巻いていき、漏れをなくすために使用する。 ゴミが入ったら巻きなおし。綺麗に巻けなくても巻きなおし。 上手くいかなくても、テープ自体は安い備品なので絶対にケチらない事。 ***シーリングのコツ テーパーねじの最初の1山は巻かないようにして2山目くらいからテープを引っ張りながらネジに逆らわない方向に巻いていく -&bold(){ネジの先端を正面に見たとき時計回りに!} -&bold(){反対巻き厳禁!} -3~4巻き位巻けばOK。 R1/4くらいの小さいネジは良く売っている幅10mm位のシールテープでは幅が広いのでカッターで6mm幅位にした方が巻きやすい。 シールテープを長さ80mmくらいに切って、さらに幅を6mm位にして、2山目から引っ張りながら螺旋状に太いほうに向かって巻いていく。 **Oリング 基本的には、フィッティングや水枕に付属するゴム製のリング。 そのほとんどはゴム製なので、ボロボロになる前に交換する。 材質も様々あるので交換する時はちょっと良い材質に変えると幸せになれる。 フッ素樹脂のバイトンが耐熱性、耐薬品性でピカイチ。水冷のフィッティングで使う程度のOリングなら1個20円程度で買える。 (機械工具売っているところなら大抵取り寄せて貰える) **圧力損失とエルボ 一般的に、何かを流す上で抵抗になるのが、配管の長さと曲げだろう。 「流体の粘度がどのくらいで○度、○Rのエルボ一個の圧力損失は、配管何mぶんである」と計算で出せる。 (詳しい人・計算できる人、一般的なお話しでいいので、加筆お願いします。)
フィッティングについて フィッティングとは、機器とホースを繋ぐための「継ぎ手」の事である。 PC水冷界隈においてフィッティングというと、 -プラグイン フィッティング -フェルールレス フィッティング -ホースバーブ の三種類がある。 #contents() ---- *プラグイン **特徴 専用のチューブ(外径10mm/内径7.5〜8mmのチューブで固めのチューブ)を使用する。 内部に爪があり、一度差し込むと、開放リングを押し下げないと抜けないようになっている。 **利点 簡単に抜き差しが出来る。 チューブ自体が固い為、思った通りの直線的な配管がし易い。 **注意点 チューブの円形が崩れないように、インサートリングを使用する必要がある。 ロック爪より奥まで確実に差し込まないと、簡単に抜けたり漏れたりする。 ---- *フェルールレス **特徴 チューブ接続口側に専用のナットが付いており、それを締める事で抜けなくなる構造を持つ。 専用のチューブはなく、PVCチューブ等の柔らかいチューブを接続する。 **利点 後述するホースバーブに、専用の固定機構を設けたような形の為 適切なホースを選択すれば、引っ張っても抜けない。 **注意点 チューブ接続部を強く締めすぎるとチューブが亀裂したりするので、 工具ではなく手締めで締める必要がある。 ---- *ホースバーブ **特徴 よくある継ぎ手。こちらも専用のチューブはない。通称タケノコ **利点 値段が安い。 標準で付いてくる物の大半が、これ。 **注意点 ただチューブを捻じ込むだけなので、チューブによっては緩んでしまう可能性が高く 必ずホースバンド・ホースクリップ・ホースクランプ等で締め付けておく必要がある。 ---- *各種フィッティング共通項目 **ネジ 一般的にはG1/4と表記されるネジが使用されているが、例外も多いので注意が必要である。 某所では、G1/4、R1/4、G1/8、NPT1/4、NPT3/8、BSPT1/4、NPSM1/4と7種類も確認できた。 「穴の大きさ」以外に、後述する大きく別けて二種類のネジの種類があるので留意すること。 更に"ネジ部の長さ"にも注意が必要な事があるので、必ず水枕にあわせたフィッティングが必要である。 -テーパーネジ このタイプのネジを用いているフィッティングの場合は、&bold(){必ず}シーリングすること。 筆者はこのタイプのネジについて完全に理解しているわけでもないので、誤解させる前に 申し訳ないが[[ググってもらった方が>http://www.google.co.jp/search?source=ig&hl=ja&q=%83e%81[%83p%81[%83l%83W]]わかりやすいかもしれない。 -平行ねじ このタイプのネジは、一般的なビスやナットと同じで、どこまで行っても同じ間隔・同じ太さで刻んであるネジ このタイプには、ナット部分にシールの為のオーリングが入っているので確実に密着することを確認する必要がある。 **シーリング テープを雄ネジ側のネジにグルグル巻いていき、漏れをなくすために使用する。 ゴミが入ったら巻きなおし。綺麗に巻けなくても巻きなおし。 上手くいかなくても、テープ自体は安い備品なので絶対にケチらない事。 ***シーリングのコツ テーパーねじの最初の1山は巻かないようにして2山目くらいからテープを引っ張りながらネジに逆らわない方向に巻いていく -&bold(){ネジの先端を正面に見たとき時計回りに!} -&bold(){反対巻き厳禁!} -3~4巻き位巻けばOK。 R1/4くらいの小さいネジは良く売っている幅10mm位のシールテープでは幅が広いのでカッターで6mm幅位にした方が巻きやすい。 シールテープを長さ80mmくらいに切って、さらに幅を6mm位にして、2山目から引っ張りながら螺旋状に太いほうに向かって巻いていく。 **Oリング 基本的には、フィッティングや水枕に付属するゴム製のリング。 そのほとんどはゴム製なので、ボロボロになる前に交換する。 材質も様々あるので交換する時はちょっと良い材質に変えると幸せになれる。 フッ素樹脂のバイトンが耐熱性、耐薬品性でピカイチ。水冷のフィッティングで使う程度のOリングなら1個20円程度で買える。 (機械工具売っているところなら大抵取り寄せて貰える) **圧力損失とエルボ 一般的に、何かを流す上で抵抗になるのが、配管の長さと曲げだろう。 「流体の粘度がどのくらいで○度、○Rのエルボ一個の圧力損失は、配管何mぶんである」と計算で出せる。 (詳しい人・計算できる人、一般的なお話しでいいので、加筆お願いします。)

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