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短編2


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「ねぇ!VIP!暇だったら一緒にお昼どう?」
「はぁ・・・?金ねぇよ」
VIPはラウンジからの電話に寝転がりながらそう答える
特にバイトなどをしているわけではないVIPにとって外食をそう簡単にできるものではなかった
扇風機の風を浴びながらVIPは大きなあくびをする
「うーん、じゃあ、半分奢ってあげる」
「金持ちだねぇwww」
何でそこまでして昼飯が食べたいのかわからないがVIPにとって悪い話じゃない
飯代を半分出してもらえるなら食べに行くのも有りか、なんて思い始めていた
「どーするの?」
「おkwwいくおww」
電話の向こうでラウンジのため息が聞こえた気がしたがVIPは気にしなかった

「なんでいきなり昼飯奢ってくれるんだ?」
「別に、それに奢りじゃなくて半分出してあげるだけよ」
どこに行くのかと思えばラウンジはVIPが行った事もないような店に入っていく
店内は涼しく、高級感のあふれる造りだ
高校生が間違って入るような店では決してない
「ちょwwwこれはやばいだろww」
「え?普通でしょ?ほら、こっち」
どう見ても普通ではない
席についてもソワソワと周りを見渡すVIPにラウンジは呆れた様な顔をする
「何か気に食わない?」
「いや、なんで俺と昼飯なんだよ」
気を取り直してVIPは単純な疑問をラウンジに投げかけた
ラウンジは少しだけ困ったような顔をするとメニューをVIPに渡しながら言う
「えっと、この前の時、VIPが居たから倒せたんだし・・・」
「それはオカルトの時も同じだろ、ラウンジが居たから今生きてる」
二人は沈黙してメニューを見つめる
      • 3000円以下の料理がない・・・
「でも、ありがとね」
「・・・う、うん・・・」
顔を赤するVIPにラウンジは不思議そうな顔をする
「ご注文は?」
注文をとりにきたウエイトレスにVIPは引きつった顔で一番安いものを注文しておいた
「水を1つ、以上で」