プリアンプ治具
放射線試験(重粒子)で、SSDの出力を増幅するプリアンプの動作チェック治具を製作したので、そのメモを残す。
メモ
I/Oピンを最適化/削減する方法
マイコンなどのI/Oの設計をしていると、全体での本数が足りなくなることが多々ある。そのような場合、I/Oピンの使い方を最適化すると、I/Oピンの本数を節約できることがある。
- 7セグLEDなどを使用する場合は、ドライバICを使うことで本数を減らせる(デメリットとして、ドライバによっては数字しか表示できなくなる)。
- LEDなどは、ダイナミック点灯方式を採用することで、本数を減らせる。
- DIPスイッチなどは、抵抗分圧(1k,2k,4k,8k~)した電圧値をA/Dで取り込めば、1本で済む。
- マルチプレクサを使用する。
回路チェックの観点参考
全体
- 定格内かどうか?
- 動作温度範囲内か?
- ディレーティングは満たしているか?
- ピンアサインは合っているか?
リレー
- SET/RESETは合っているか?
- フライホイールダイオードはあるか?
- 接点電流値は問題ないか?
- コイル駆動電圧/電流値は十分か?
- リレーは何タイプか?
オペアンプ
- 入力電圧範囲は問題ないか?
- 単電源か?両電源か?
- レールツーレールか?
- ハイサイドか?ローサイドか?
- ゲイン設定は問題ないか?
- オペアンプが吐ける/吸える電流値は問題ないか?
- 位相余裕は十分か?
- 発振しないか?していないか?
マイコン
- 発振子の周波数は、マイコンに整合しているか?
- リセットピンの回路は適切か?
- 入力/出力に誤りがないか?
- NCピンの処理は適切か?
- Timer周期は間に合うか?(内部の処理によっては間に合わないことがある
- A/Dの入力範囲は問題ないか?
- そのピンはA/Dもしくは汎用I/Oにできるのか?
- そのピンは
FET/トランジスタ
- NチャンネルかPチャンネルか?その選定は適切か?
- 保護抵抗は入っている?
- 電流の流れる向きは適切か?
- ON抵抗は問題ないか?
- スイッチング周波数は、選定したFETにマッチしているか?
- フットプリントとのピンアサは整合とれているか?(特に間違えやすい
リファレンス電圧
- 精度は問題ないか?
- 温度依存性はどうか?
- 吐く/吸う電流値は問題ないか?
ヒューズ/ポリスイッチ
- 保持電流値はいくらか?
- 遮断時間は何秒か?その時間で問題ないか?
- ノミナルの抵抗値はいくらか?
- 電圧降下に問題はないか?
- ソケットにはまるか?
- 変えやすい場所にあるか?
- そのヒューズ意味あるの?
最終更新:2019年04月06日 14:13