ルールブックのいろいろ!


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   ルールブックのいろいろ!
                        YENSID
 
 はじめまして、YENSIDです。ここまでまじめに読んでくれた方はTRPGをする上でルールブックと呼ばれるゲームでいうところのソフトのようなものがあることを分かっていらっしゃると思います。そこで、麻布のちんけなTRPG研究部がつくったオリジナルルールではものたりねぇ!という方のために日本で発売されているさまざまなルールブックの紹介をしていきたいと思います。気に入ったものがあったらぜひ買いに行ってみて下さい。なおルールブックの紹介はYENSIDが今この場で勝手に決めたジャンル分けで紹介しているので間違っていたらすいません。
 
 
〈中世ファンタジー物〉
 中世ファンタジーは今回の『幻想空間』の展示のテーマにもなっており、一般的なファンタジーといえばこれが思い浮かぶかもしれません。ようするにロード・オブ・ザ・○ングです。時代的には現実世界での中世ヨーロッパに近いですがそこには魔法や戦いがあり、エルフやドワーフといった異種族やドラゴンといったモンスターが存在しています。一番とっつきやすいジャンルですがなかなかに奥の深いものでもあります。
 
 
「ソードワールド」                
 名実ともに日本製ルールブックの王道であり、おそらく今現在日本で一番親しまれているルールブックです。世界観はそれこそロード・オブ・ザ・○ングそのものでプレイヤーたちはファンタジー世界「フォーセリア」を舞台に古代の遺跡の探検やさまざまな依頼を解決する「冒険者」を演じます。世界観もルールも初心者に非常に分かりやすくなっており、今回の『幻想空間』のオリジナルルールとも接点が多いので、最初にルールブックを買うならばこれを買うことをおすすめします。
 
 
DD」(ダンジョン&ドラゴンズ)          
うろ覚えですが確か世界で一番最初に発売されたTRPGで映画にもなっています。中心と
なる世界観はほとんど「ソードワールド」と同じ中世ファンタジーで特徴はダンジョン(古代遺跡や迷宮など仕掛けのある屋内)探索がすべてのルールでそれ専用のマップシートがありさまざまな種類のダイスを使うことです。ちょっとしぶいですね。
        
 
  「HTT」(ハイパートンネルズ&トロールズ)       
名前がなんとなく先ほど紹介した「D&D」に似ていると思いませんか?それもそのはず、
これは「D&D」の名前をインスパイアした「T&T」(トンネルズ&トロールズ)の続編だか
らです。だからといってトンネルがすべてのゲームではありません。一番強いモンスターはトロールですけど。世界観は上二つと同じく一般的な中世ファンタジーですが、判定を行うときになんと10個以上ものダイスをふることがありさらにその出目の中での同じ数字はさらに振り足していくというなんとも豪快なゲームです。ちなみに絶版なのでお探しの際は古本屋まで。
 
 
「アリアンロッド」
 近年のTRPG業界の大手ルール製作会社であるF.E.A.Rが出している中世ファンタジーものです。F.E.A.Rがつくるすべてのルールブックに言えることなのですが、キャラクター作成の際職業を複数選びさらにその職業の中から特技を選んでいくという非常にキャラクター作成の幅が広いルールです。F.E.A.Rらしいルールにそのままファンタジー当てはめたようなものなのでコンパクトにまとまっており、なおかつお遊びも多少入っていて少しTRPGに慣れてきたならば「ソードワールド」とはまた違ったプレイができます。文庫なので安いです。
 
 
「ブレイド・オブ・アルカナ」
 一般の中世ファンタジーに英雄的要素を強く入れたルールです。プレイヤーは22枚のタロットカードに対応した職業から「過去」「現在」「未来」と3つ選びます。その3つの力をもったものを「聖痕者」(エングレイヴド)と呼びプレイヤーはその力を悪用する存在、「殺戮者」(マローダー)を倒すために冒険をします。プレイヤーは3つの職業に応じた「奇跡」という全てのルールを凌駕するそれこそ必殺技みたいなものが使え、使うダイスも20面体なので戦闘がとても派手です。
 
 
 
 
「アルシャード」
 これを中世ファンタジーというのもどうかと思うような異世界物ファンタジーですが似ているのでここで紹介します。世界観は北欧神話系統の神様が仲良く暮らしていたところに「機械神」(デウス・エクス・マキナ)という神がやってきて他の神様をすべて滅ぼしてしまい、人間たちの社会も「機械神」を信仰する帝国が絶大な力を揮います。そこに古い神の力を持った存在、「クエスター」にプレイヤーはなり冒険するという話です。これだけなら中世ファンタジーといっても通用しそうですが、このルールには大量の追加ルールがありそれによってだいぶ話が壊れています。ビームライフル使う特殊工作員とか異世界(ぶっちゃけ地球)の学校が流されてやってくるとか。基本的にはいいルールです。
 
 
〈現代物〉
 ファンタジーとはだいぶ離れた現実の世界を主軸にした種類です。だいたいは現在とほとんど同じ世界になんらかの要素が加わることで、ファンタジーより多少リアルな世界が広がっています。現実に近い分ロールプレイしやすいところがあるので、現実の部分と想像の部分の兼ね合いが面白いです。
 
 
「ブルー・ローズ」
 最近部内で復活してきたルールです。現代世界のパラレルワールドである世界でプレイヤーは秘密結社「ブルー・ローズ」の一員となり世界中に散らばる古代の遺物オーパーツを巡って冒険をします。ルールブックいわくカーチェイスが盛り上がるらしいが本当なのか嘘なのか…。索引が無いのが最大の欠点。おまけにすでに絶版。勇気あるものは探してみてください。
 
 
「真・女神転生TRPG覚醒編」
最近部内ではだれもやらず消滅しかかっているルールです。現代から近未来が舞台でプレイヤーは魔法使い、格闘家、剣士、探偵、対魔師、忍者、超能力者、巫女などさまざまな職業になり、悪魔を封印していく話です。詳しくは知りませんがパソコンで封印したり逆に仲間にしたりすることもできるそうです。一昔前にTVゲームやアニメではやったのでもしかしたら知っている人もいるかもしれません。
 
 
「特命転攻生」
 いわゆる学園物でプレイヤーは高校生でありながら超人的な力を持つ「特命転攻生」となり各地の高校に行ってはさまざまな問題を解決していきます。非常にテンションの高いルールで、格闘家や魔法使いはもちろん番長やアスリート(ようは陸上選手)といった学園者らしいものにハッカーやグラッフィカー、ロボットといったなかなかに個性的な職業がそろっています。単純にかっこいいルールですがテンションが低いとやりづらいです。
            
 
「輪廻戦記 ゼノスケープ」
 「ゼノスケープ」、それは地球の見る夢。自分が輪廻転生していることを知ったあなたは「覚醒者」となり、前世や「ゼノスケープ」を知覚することができる。しかし、今の自分や世界を否定し「ゼノスケープ」を悪夢に変えようとする存在がいる。その名は「光の使徒」。あなたはこの世界を、自分の日常を守るため自らに秘められし異能の力を使い彼らを迎え撃つ。そうすることで自分もまたこの日常から離れていくことを分かりながら…。
 とまあいきなり文の調子が変わりましたがそんな世界観です。覚醒したプレイヤーはしばしば前世の存在に心を動かされることになり、人間ドラマがしやすくて僕は好きなルールです。トランプとダイスの両方を使います。
 
 
「ダブルクロス」
 ダブルクロス―それは裏切りを意味する言葉。昨日と同じ今日、今日と同じ明日。世界は同じように時を刻み変わらないように見えた。だが、人々の知らないところで、世界は大きく変貌していた。謎のウイルス「レネゲイド」。それは人間の遺伝子を書き換え超人的な力を手にさせる。しかしその力は同時に人間としての共感性を失わせコミュニケート不可能の怪物へと変えてしまう。あなたは守らねばならない。この力を悪用するものから自分の大切な存在を、自分の「力」使って。それがたとえ自分という存在をかき消してしまうことになっても、今ここにいる自分を確かめるために。
 またさっきと同じような文体ですね。こんな紹介が出てきたら僕の好きなルールだと思ってください。上を読めば分かるとおり(?)非常にかっこいいルールです。戦闘ではダイスを40個振るなんていうこともざらにあります。現代物のルールとしてはかなり名作なので自信を持っておすすめします。
 
 
 
 
〈遠未来物〉
 これは現代の話が前提にあり、なおかつ変わってしまった未来のお話です。後述するSFと似ているような気もしますがこちらの方がより現実的です。まあ十分現実から離れていますが。
 
 
「シャドウラン」
 ぼくはこのルールをやったことがないので正直詳しいことは言えないんですが、世界観は魔法が復活しトロールやエルフといった亜人が生存している遠い未来が舞台です。プレイヤーは巨大企業が司る都市を誰にも知られずに駆け抜ける陰の存在「シャドウランナー」となり、誰かが自ら手を汚したくないと思ったときプレイヤーは「シャドウラン」(非合法、半非合法的内容を含んだ犯罪活動)をこなしていきます。
 
 
「トーキョーN◎VA」
 遠い未来、ある「災厄」(ハザード)により地球の地軸が傾き赤道直下となった日本が舞台です。異常気象の多発により人口は激減しましたが日本だけは唯一その被害を受けず、バイオテクノロジーにより世界でもっとも栄える国となります。当然難民が殺到しますが日本はこれを拒否し鎖国状態になります。そんな日本の出島となったのが「トーキョーN◎VA」。企業が支配し戦いが耐えないこの地でプレイヤーは冒険していきます。判定にはすべてトランプを用い、「ブレイド・オブ・オルカナ」の「奇跡」とおなじような「神業」というものが存在し、これまた派手なルールです。
 
 
〈SF物〉
 サイエンスフィクションです。別にスペースファンタジーでもいいです。ようは宇宙空間を基にした話だったり、ロボットが暴れまくる話だったりします。読書だとあまりに奇想天外な展開についていきにくい時もありますがTRPGだとそうでもないです。
 
 
「スターレジェンド」
 SF物の代表ですかね。ぶっちゃけ紹介しようとすると難しいんですが、プレイヤーはリテイナーという存在になって失われた地球を発見するという感じのお話です。もちろん宇宙空間を飛び回ります。スター・ウォー○ですかね?うちの部長いわく、宇宙船が沈んだら反物質(?)があふれてあたり一帯が吹き飛ぶらしいですがよく分かりません。しかしSF物という点から見ればほとんど隙がなくシナリオさえあればあまり困ることなく話を進められると思うので初心者にもお勧めです。
 
 
「ドラゴンアームズ」
 いわゆるロボット物です。コンセプトは愛と青春と鉄と魔法の機甲ファンタジーらしいです。世界観は大昔に滅んだ超文明の遺産・電力供給装置「クリシタルエンフォーサ」と受容器「エーテルチェンバー」により飛躍的に伸びた文明により造られた「ドラゴンアームズ」(ようは乗り込み式巨大ロボ)に乗ることができるプレイヤーが機械知性体MISTを倒すためにがんばるという話です。ロールプレイが戦闘に大きく影響するので慣れが必要かもしれません。
 
 
〈その他〉
 というわけでルールブック紹介ももう終盤。最後に今までの種類にくくりきれなかったルールブックを紹介していきます。
 
 
「GURPS」(ガープス)
 「包括的で汎用的なロールプレイングシステム」の英語の頭文字です。キャラクター作成にとても時間がかかる分リアルに作ることができるのが特徴です。またこのルール自体には特別定まった世界観というものが存在しないところが汎用的であるといえます。そのかわりにとんでもない数の世界観用の追加ルールがあって、本国アメリカでは1年に100冊単位で新しい追加ルールが出ているそうです。ある意味では最強のルールですが好き嫌いが分かれるので一度試してみてください。気の遠くなるようなデータ量ですよ。
 
 
「テラ・ザ・ガンスリンガー」
 西部劇が舞台という数あるルールブックの中でもかなり異色の存在です。プレイヤーは超巨大な大陸横断鉄道に乗って未知なる新天地を求めるというまさに西部開拓時代なおはなしです。ただし普通の西部劇と違い魔法が存在します。理論により構築された蒸気魔術や精霊を使った魔法などですね。判定にはトランプを用いますが、パワーチップという特殊な要素が存在しこれにより判定の結果の数字を自由に上げ下げすることができます。もちろん枚数に制限がありGMも使ってくるので考えて使わないといけません。ここら辺の駆け引きも西部劇らしいですね。
 
 
「クトゥルフの呼び声」
 多分ラヴ・クラフトのものであろう「クトゥルフ神話」というコズミック・ホラー(宇宙的恐怖)体系の神話をベースにしたホラーTRPGです。といってもほかにホラーTRPGなんていうジャンルは見たことがありません。これはなんの変哲の無い普通の人々が「探索者」となってクトゥルフ神話の怪物たちと対峙し、未知なる忌まわしい事件を解決していくという話です。これらの怪物にあったとき「クトゥルフの呼び声」特有の「SANチェック」というものを行い、失敗すると発狂して無事に生きて帰ってきても精神病院行きになってしまいます。GMとしてこれをする時はかなり高度な能力が必要になると思います。
 
 
「迷宮キングダム」
 あるところに一般的なファンタジーの世界がありました。そのすべてがいきなりダンジョンになってしまいました。そんな80%がお遊びのダンジョン専門ルールです。とはいっても基本ルールはとてもしっかりとできています。プレイヤーは超巨大な建物の中で暮らしているようなものなので、50人程度の王国をつくり民を迷宮の数々のトラップから守ったり王国を広げていったりするのが目的です。なので一回で終わるのではなく、何回も続けてやるのがおすすめのルールです。ダンジョン物というとなにかと堅苦しくて動きづらいイメージがありますが、このルールはそんなダンジョンのイメージを打ち砕く革命児的存在です。
 
 
 
 
 長々といろいろなルールブックを紹介してきましたがどれかやりたいものはあったでしょうか?どれか一つでもお手に取っていただきTRPGをより楽しんでいただけたらさいわいです。それでは。
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