「リプレイ」とは、TRPGの卓を録音機で録音し、それを紙に起こすことで卓の様子を再現し、読み物っぽくすることである。
これはTRPGの「卓」というものを紙に明文化するため、その卓の様子が保存でき、それによって後輩や一般人にTRPGの様子を伝え、理解させる手助けとなるだけでなく、保存が出来るゆえに部員が冷静に研究でき、TRPGを研究する際に重要なデータとなることも出来る。
{TRPG研では現在(2008年3月)、年に2~3度のコンベンションの時と、年に一度の文化祭の時に発行している部誌に、1つ以上のリプレイを載せる、という暗黙の(?)了解がある。}
リプレイは、あらかじめリプレイを行なう卓の日時を決めておき、キャラ作も事前に済ますのが望ましい。それは、録音して紙に書き残すため、なるべく初歩的な失敗等を出さないために重要である。
また、あまりにも行き当たりばったりなシナリオもそこまでいいわけでは無い。
というのは別に個人的な願望であり、気にしなくていい。
で。リプレイは紙に起こすと、長くて50ページに至り、短くても20ページぐらいは到達する。これだけの量を書くのは恐らく一週間で出来るか出来ないか、悪ければ三週間ぐらいかかる。また、リプレイのシナリオを考えるために卓の日程が遅くなるため、リプレイを起こす期間というのは必然的にテスト期間に被りやすい。
そして、テストの点が悪くなって部活停止、という流れが近年波紋を呼んでいる。
これについては、「夏合宿等で行なってしまう」、「休みの間にシナリオを考えておき学期開始早々リプレイ」等の方法を取らない限り、対処は難しい。
そうならないためにも、日ごろから赤点を取らない程度の勉強はしておくこと。特に修論や課題が忙しい上、部の中心人物に押し上げられる高校生の諸君に、呼びかけたいと思う。