異能使いMk-2!紹介

「異能使い第二式」Written by 崋山

総合評価:4

コメント:なぜSRSシリーズではなかったのか。普通に適任。

外見:3
コメント:デザイナーの趣味に合わせたらしい。

システム:4
コメント:ごった煮感は増したが基本はシンプルなゲーム

自由度:3
コメント:標準的なFEARゲーの自由度

初心者向け度:4
コメント:初期作成では実質的にMP管理がなく
     戦況が比較的分かりやすい。

玄人向け度:3
コメント:ユニークなんだけど一点特化型がそんなに強くならな
     い
ので若干組み合わせ幅が狭い感覚を覚えなくもない

準備と値段:2

コメント:2D6はありがたいがシートが若干多い。

 

「異能使い第二式」

現代異能モノという今となっては陳腐になってしまったジャンルの世界観ながら
覚醒力や真名システム、予感シート、単純すぎる判定値算出方法などによって
知る人ぞ知るスタンダードシステムであった異能使いが

いまさら帰ってきた。

 それが、「異能使い第二式」だ

 

 PCたちは異能力者となり、天老院などの大きな組織のバックアップを受けたり受けなかったりしつつ、魔性と呼ばれる常識の通用しない人間に害をなす存在をバッサバッサと切り倒していく、それが異能使いだ。

 特徴的なのは以下の点。

・前作から引き続いている「真名」システム
 キャラクターの持つ属性にちなんだ名前をキャラクターにつけると、覚醒力を1点上げることができる。覚醒力は能力値修正にダイレクトに影響するため、実質的に結構な強化となる。
 例えば炎属性なら「万田 沙羅」(名前・苗字の順で読むと火の精霊サラマンダー、となる)。雷属性なら「伊那 光」(→イナビカリ)と言った具合だ。


・でっかくなって帰ってきた「覚醒力」
 PCは戦闘中において、コストの合計が1ラウンドあたり「覚醒力」以内に収まるようであればその特技を使うことができる。つまるところ、MPが切れるということはない!!
 さらに今回は潜在力と覚醒力が統合されたため、覚醒力分だけ能力値修正にボーナスを割り振れる!
 「獅子が常に全力でウサギを狩れる」ルールです。
(一応例外あり)


・なんというSRS

 判定の基本が2D6です。えー。
 しかしもっと凄いのは、なんと『絆効果』があります。 
 本家スティグマRPGとは若干の違いはありますが、最終戦闘における要としてビシバシ使えるようになっているのは同じです。
 これで内面部分もカヴァーだぜ!


・なんかすさまじい予感シート
 異能使いのシーンには「予感」というのがあって、シーンの雰囲気を表すのですが、ただのフレーバーではなく「引き合う予感」がないPCは登場できません。また引き合う予感を使って登場した場合、シーンに予感が増えます。

 今、シーンの予感が「愛情」となっていて、出演しているPC1とヒロインが絡んでいます。このとき、引き合う予感としてPC3が「崩壊」を使ってシーンに登場するとしましょう

 
 すると、そのシーンの予感は「愛情」と「崩壊」となります。
 よって、そのシーン中にPC1とヒロインが破局するイベントが起こったりする可能性が出てきてしまうわけです。


なんじゃこりゃー




 ざっと、こんなところでしょうか。値段も比較的手ごろな値段なので、興味を持った人は買うなり会計に頼むなりしてみてもいいとは思います。あとは、FEARの公式サイトにも紹介があるので、そちらも読んでみると面白いかもしれません。

 手抜き工事ですいませんでいsた。

最終更新:2010年04月12日 00:44
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