GURPS紹介箇所抜き出し


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(GURPS(ガープス)


 個人的には最強のルール、客観的には最凶(?)のルール。基本ルールは簡単だけど意味不明の膨大なデータにサプリメントに追加ルールがそれを台無しにしている、汎用ルール。汎用ルールというだけあってファンタジーや
SF、現代伝奇にホラーまでできる。リアリティにおいては他のルールの追随を許さない、汎用ルール(と分かりにくいルール)の代名詞。

 キャラクター作成方法も他に類を見ない。CP(キャラクターポイント)という物を消費してキャラクターを作って行く。能力値(足が速いとか、頭が悪いとか)と特徴(貧乏だとか、視力が良いとか、内気だとか)と技能(何ができるか、何を習ったか)にCPを割り振る。このCPの合計点でキャラの強さが決まるのだ(凡人が25、有能な人間が50、英雄候補が100(普通はこの強さではじめる)、英雄が150とか200(200はありえないレベル)とか)。
 このゲームのキャラ作の時間が長いのは特徴と技能の数のせいだろう。ベーシックだけでもむちゃくちゃな数(技能は200種類を軽くこえ、特徴も120は超える)があるというのに世界観を再現するためのサプリメントの追加分もあるからもう訳わかんない。しかも特徴があまりにもダークだ。
 このゲームでは不利な特徴を取ることでCPを節約できるのだが、ざっとやばい特徴を挙げてみよう。

 


誇大妄想
(俺は英雄だ!!)、
放火魔(火をつけるのが大好き)
残忍(殺人が大好き)、
サディストSMS)、
自信過剰(大丈夫だって)、
暴れん坊(弱い物いじめが大好き)、
視覚障害(目が見えない)、
中毒(タバコからコカインまで)
好色(口説いて回る)、
高慢(「わしの言うとうりにせんか!」)、
二重人格(キャラ紙が2枚いる)

 ……もういいや。もっとも正直(嘘がつけない)とか誠実(法律に従おうとする)とかいろいろ普通(?)なのもあるんだけど。この中で一番ネタなのはおそらく、妄想だろう。なにか誤ったを信じている、という特徴だが、重度の妄想にはこんな物がある。


「機械にはアイスクリームをたらすと良く動く。

 特にコンピューターには、

 必ずアイスクリームをたらす事だ。」


 もとネタがあるのかどうか知らんが(もう1つの重度の妄想「私はナポレオンだ」はフレドリックブラウンの「さあ、気ちがいになりなさい」がもとネタ…のはず。)これを考えたやつは偉い。


 まあ、こんな特徴がそろっているから自然にキャラも濃くなってくる。まともに演じようとするとなかなかきつい物が有る。

 また、文明レベルというものが有る。これは文明の進歩の度合いを表す物で、高ければ文明が発達している事になる。現代は7.5らしい。その文明レベルのGURPS最高値(15だったと思う)の武器の説明にはこう書いてある。

「ピー、はい死んだ。」

そして医療のところにはこう書いてある。


「ピー、はい生きかえった。」

…いくら何だってこれはないだろう。

また、GURPSではCP配分を工夫すると技能Lv48とかダメージ40Dとか、とんでもないキャラが沢山作れる。(マンチキン…ではない、きっと)。なれた人間にかかるとダンジョンに入らずに中の宝物を魔法で掻っ攫ってくる事も可能なのである

 こんなGURPSだが、楽しい何が楽しいって、自分で1からキャラを作りあげ、それを演ずるのが楽しいのである。GURPSは、文字どおりなんでもできるルールである。そこを生かさなければ意味はないのだ。だからネタキャラが出てくるのは当たり前なんである……………………もっとも、やりすぎて他人に迷惑をかけないようにしようね。
 というわけで、みんなGURPSをやろう!!(宣伝目的の原稿だったり)

 

GURPSルナル

 GURPSのファンタジー世界観サプリメント。割と基本。(なお、これは鬼才友野詳氏の傑作ファンタジー小説ルナルサーガの世界観である。みんな、読もう。…ところで僕も読みたい。もってないもん。)

 では次にいこう。ファンタジーにしては異色の世界観である。このゲームでは神殿の扱いが違っているのだ。ルナルでは、神殿は人間に必要不可欠な技能や、魔法をおしえてくれる。各神殿ごとに教えてくれる技能は異なり、それぞれの神殿が教義に従って社会を運営している。この世界で人は神殿に
就職するのである。

 全世界に広まっているので、普及活動なんぞいらないのだ。まあ、その経緯は割愛する。しりたかったら読むなり詳しい人間に声をかけるなりしてくれ。
 このルールの欠点は「どの神の信者か」でキャラの方向性が決まってくるところにある。もっともこれはGURPSのキャラ作時間の問題を解消してくれるので文句は言えないが。神を信じるのがいやなら、異種族をやるという手もある。
 種族と言うのは、この世界にある七つの月の内どれを信じているかできまってくる。人間は赤と青の双子の月を信仰した事によって今の姿を得ている。 それぞれの月に4人ずつ神がいるのだが、一番ネタな神はアルリアナであろう。戒律の最後にこんな文がある神様だ。

命短し恋せよ乙女。


 以上。いや、れっきとした神様で、気まぐれと忘却をつかさどっているのだがこの戒律で全てぶち壊しである。これを見つけたときは愕然としてしまった。他の七人の神は戒律が面白くないので乗せない。

 


では、異種族にいこう。

 この異色の世界観にたがわず、類をみない種族がけっこういるのだ。
 青の月のみを信じるのはドワーフである。かれらは肉体鍛錬を好み、食いしん坊である傾向がある。芸術では人間をしのいでいるらしい。以外にも。そして最大の特徴がマスケット銃を使えるところである。ファンタジーなのに。信長の3段撃ちは発明されはいないので、連射は出来ないが。
 次は緑の月を進行する長身痩躯の森の民エルファ
緑の月を信仰するエルファは植物と動物の祖霊なる物を信仰する。なんだかインディアンな感じがただよっている種族。自然信仰をむねとしている。どの
祖霊を信じるかで使える技能が変わって行く。彼ら独自の円環という思想を大事にする。…何故箇条書きなのだろう。

 万色なる彷徨いの月を信仰する物たちは、次の種族達である。このあたりから倫理観とかが人間から離れ始める。

関西弁をしゃべる鳥人間ミュルーン
(かならず関西弁をしゃべらなければいけないのはきついものがある。鳥っぽく銭がだいすきだし。)

・下半身が獣のギャビット(ケンタウロスみたいな感じ。2種類いる)
・虫人間フェリアカブトムシだったり蝶だったりコウロギだったり)
太ももから下が馬または鹿で角か第3の目を持つシャロッツ
(なんとなく挿絵
がグロイ。アーマードコアの逆間接みたい。)

甘い物に目がない魚人間ディワン
(甘味を手に入れるために貿易をする)

以上である。獣人系がそろっている。どいつもこいつも癖があって扱いにくいのだ。

 だが、銀の月の信者なんかはこんな物じゃない。
 なにしろ、人間が彼らの建物を見ていたら発狂してしまうレベルだというのである。それほど倫理観が人間とかけ離れているから、PCとしては扱いにくいかもしれない。銀の月の神は4元素神、風、火、地、水の元素神からなる…とされている。では、あげてみよう。

風の民/翼人(こうもりの羽が生えた、猫とねずみのあいのこのような顔の  
種族。目には目を、歯には歯を、が信条の種族)

・火の民/爬虫人(蟻のような社会構造をもつ2足歩行する爬虫類。個人ではなく 集団が大事。真・ウィザードリィ
RPGのレプラカーンとか、アルシャードのターマイトなんかと同じ感じ。………わかんない?)

・多足の物(地の元素神の信者。彼らは技術がぶっ飛んでおり、
冷蔵庫とか機関銃とかコンピュータとかを作れるのである。…もっとも、理論は作った本人にしか理解できないし、かれらはそれを広める気はまったくないし、だいたい地底に住んでるからヒトとの接触がないし。そういう訳で技術は広まらない)

姿なきグルグドゥ(スライム。アメーバ。ブロブそんな感じのゲル状の生き物。深海に住んでいる。こいつも独自の技術があり、深海でも光る水晶で明るく暮らしているとか。自分が一番だと思って他の種族を見下しがちだが言葉の壁で問題にならないらしい)

 さすがは銀の月。どいつもこいつもぶっとんだ、癖どころの問題じゃない種族である。この癖の強い異種族だが、この姿と倫理観なんかは信じる月によって変わる。そして、それは信仰を途中で変えてしまえば変えた先の種族にだんだん変わって行くのである!!!
 だから、人間が水の元素神を信仰すれば、だんだんゲル状になっていく。半分ゲルで半分人間。ありとあらゆる種族でこのような組み合わせが可能なのである!!


 さすがはルナル。いかれてる飛躍している。考えて行くとぐろかったりそうでなかったり面白かったり。みんな、ハーフをやろう!!

 ところで、だれかルナルサーガの5、6、完結編とカルシファード青嵐記もってない?緋炎伝でもいいんだけど。青嵐の島編のリプレイも上巻のほうもってないし。月に至る子のリプレイでもいいや。………………え?もってない?そいつは残念

 

 

 GURPS百鬼夜翔

 そこらの人間が25CPであることはさっき書いた。英雄候補で100CP(これが普通のスタート時のCP)、150とかで英雄である。それにもかかわらず、 このゲームでは350CPとか600CPとかでスタートする。もはや人間じゃあない。

 まあ、実際このゲームの主人公は人間じゃない。妖怪と言われるものである。もともと妖魔夜行という名前だったこのゲームは人間のから生まれた人間にない力をふるう妖怪となって、人間に害を与える妖怪をとっ捕まえて妖怪の存在を悟らせないようにするというものだ。(これも、グループSNEの15年続いた傑作シェアードワールドノベルズ妖魔夜行とその続編百鬼夜翔の世界観と共通である。百鬼夜翔は完結したが、世界観をかえて新たにリボーン・リバースが発売開始!みんな買いにいこう!)

このゲームの妖怪は、人間がこんな物がいたら恐いな、いたら良いな、いてほしくないな、などなどの考える事その物によって生まれてくる。例えばろくろ首をみた、という噂が広がる。それが実際にろくろ首を生み出すのだ。
 まあ、例外も沢山有ったりしてよく分かっていない、とされている。付喪神などは物にたいする愛情から生まれてくるとされているしね。つまり、人間の心が妖怪を生み出すと思ってもらって差し支えない。
現代になっても妖怪は生まれつづけている。現代風の妖怪というのは、なかなかに面白い物が多い。妖怪仮面ライダーとかも存在するのだ!!

 昔の妖怪にしても頭をひねれば色々改造できる。小説のほうにもろくろ首と抜け首(ろくろ首は首が伸びて、抜け首は首が外れて飛んでいく妖怪)のハーフとかいたし。創意工夫を凝らして妖怪を作るのは楽しいものがある。完全に製作者の好きに能力を決めてしまう事ができる。いかんせん、このルールがあればありとあらゆるモンスターが再現できてしまう(それだけのデータ量があるのだ。からす天狗からロックマンまでご自由にどうぞ)。型にはまっていない現代伝奇がやりたくなったら百鬼夜翔の出番だ。モンスターを出す時も役に立つ。
GURPSの特徴のマンチキン合戦が激しくなる(なってしまうと言うべきか?まあ、PLの良心の問題だが)のもこのゲームの特徴だ。いかんせん600CPである。よく考えればそれこそとんでもない戦闘野郎が作れてしまう(何の妖怪かわかんないが。現に上空から40Dのビームうってくる人工衛星妖怪いるし)。
 PC使用不可な妖術を使ってしまえばそれこそ何でもありだ。たとえば異次元通路と引き寄せで別の世界に放り込んでしまうとか上空にとばして落下させるとか上から物を落とすとか飛行して透明になって頭狙いするとか魔法で相手を閉じ込めて中を真空にして窒息死させるとか対処法があるけど普通持ってないような戦い方が沢山有る。小細工抜きで殴りかかっても良いけどいやがられない程度に戦い方に趣向を凝らしても良いんじゃないだろうか。それでこそ妖怪である。


 
GURPSコクーン
 SW、ウィザードリィ(ひどすぎるゲームバランスで有名な(?)ダンジョン探索ゲーム)、ルナルなどの世界観のパロディファンタジー小説コクーンワールドと同じ世界観。世界観は抱腹絶倒物である。一回読んでみるといい。魔法のところと特徴のところと神様のところがおなかよじれるくらいおもしろい。
 そもそも地下世界が冒険の舞台という点が予想外である。そこで長年過ごしたため神の教えがなんだか…というか明らかに地上世界と違うのだ。混沌神ダラディスは教義が邪悪な殺戮行為だったのだが地下世界では混沌=社会の流動性を重視し政治を改革すべくせっせとびら配りと演説に励んでいる。戦神マイリーの教義は卑怯だろうと何だろうと勝てば正義だし。おかげで戦神の神殿が成金やくざの本拠地となってしまっている。なんてところなんだ。
 他の神様も意味不明なのだが特徴のほうもかなーり意味不明である。いやな行動とか妄想とかの表からざっと書き写してみよう。

・いやな行動・
寝てるときに、ケタケタ笑う
  強迫観念・常に、自分の持ち歩いているぬいぐるみに
相談せずにいられない。当然、自分で声色を使って答える。
・秘密・男なのにぬいぐるみ抱いて女物の下着を身に着けてないと眠れない
 
 これだけではない。魔法のほうはソードワールドのパロディらしく、真音魔法(ソーサラー)、精霊魔法(シャーマン)、神聖魔法(プリ―スト)の3種類である。これもやっぱりおかしい。いや、何がおかしいって魔法の使い方とか理論とかが。まずは真音魔術から。真音魔術は真音という魔法的な音を用いて自然現象に干渉する…………つまり

真音で物体に無理やりわがまま言う事を聞かせる魔法なのだ。


 とりあえずこんな斬新な理論はコクーンだけだろう。きっと。その斬新さは呪文に現れている。ためしに「カタリナルカトリネスの漆黒の電撃」なる呪文の意味を訳すとこんな感じになる。

「おお、雨だ、風だ。嵐が始まったぞ。始まっていないという証拠がありますか?ないでしょう。

 となれば、これはもう嵐が来たに違いありません。嵐と言えば、隼と稲妻がつきものと、この世界では決まっています。

 直ちにやってこなければ時流に乗り遅れると言う物ですよ。たとえ、太陽があろうが、月が照っていようが私が嵐という以上は嵐なのです。

 さあ、この杖がさししめす下に向かってただちに落ちなさい。

 ふっ、勘違いしてはいけません。稲妻の色は黒です。誰がなんと言っても黒です。なぜなら、至高の破壊者である稲妻にふさわしい色は、至高の色である黒しかないからです。

 稲妻よ、君に誇りがあるなら、黒くほとばしりなさい!」

…………ちなみに原典はティルト・ワールド2縦横無尽の冒険者である。こんな呪文を私は聞いた事がない。


 つぎは精霊魔法。この魔法の呪文はキュルリララと言った感じに聞こえる。なぜか。普通なら「精霊語」だから、とでも言うんだろうがさすがコクーン、一味違う。
普通の言語を高速でしゃべっているから、なのだそうだ。何故そんな事をするか?なぜならば恥ずかしいかららしい。何故恥ずかしいのか?それはなんと精霊をおだてたおしたりなだめすかしたりして使う呪文だかららしい。例の如く呪文を載せよう。こんどは地中歩行の呪文である。ティルトワールド2から。

 「あの、土の精霊さんたち、ぐっすりお休みのところ、なんですけど、ちょっとだけ退いていただけませんか?
 いえいえ、めっそうもない。みなさんが邪魔なんてわけ、ないじゃないですか。ただ、ですね…あ、あっちに超美人の土の精霊さんがっ。え?見えませんか?ほらほら、あっちですってば。ちょっと詰めてみちゃどうです?はい、ごめんなさい。はい、ちょっと失礼しますよ。」

 精霊をおだて倒して使う魔法なんて始めて聞いたよ。


 次は神聖魔法。こんどもすごいぞ。神聖魔法は神様に頼み込んで魔法を使ってもらう。でも
この神様、やたら人間くさくって魔法を使うのにかかる労力をだしおしみする。そこで神官達は神様に信仰の廃棄やなんかを持ち出して神様を脅迫するのだ!!それでほんとに神官か、あんたら。
 それではドワーフ女神官が幽霊を霊界に返す呪文を1つ。これもティルトワールド2から。

 「偉大なる至高神フォレスよ。あなたの輝きは全ての大地をあまねく照らします。その輝きは迷えるすべてを導くもの。今、ここに迷える魂がおります。さあ、導いてください。できないというのなら、あなたは輝いてなんかいないのです。まぶしくないのです。輝かないフォレス様なんて、フォレス様じゃありませんわ。そんなフォレスさまなんて、ソーヤ、悲しくなっちゃう。だから、お・ね・が・い。導いてくれないと、すねちゃうから。」

 さすがはコクーンワールド。とんでもない魔法ばっかりだ。これを考えた
SNEのかたがたには感服するしかない。よく、こんなのGURPSにしたなあ。……というかほんとにこんなギャグゲーをGURPSにする気になったのか、安田氏に問い詰めたい気分だ。
 とりあえず、本家小説のコクーンワールド、ティルトワールド、アビスワールド、ラストオブファイブリア、も面白い(というか元ネタが途中までわかんなかった。)ので、中古の本屋を駆けずり回ればおいてあるかもしれないし、読んでみたら?(手元にあるのはティルトだけ、コクーンとアビスほしい)。
 
 
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