「分かるか？これは、おまえ自身の戦いだ！」

「「分かるか？これは、おまえ自身の戦いだ！」」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら

「「分かるか？これは、おまえ自身の戦いだ！」」(2008/07/20 (日) 22:31:11) の最新版変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-size:18pt;font-family:'ＭＳ 明朝';">（</span><span style="font-size:18pt;"><font face="Century">2008</font></span><span style="font-size:18pt;font-family:'ＭＳ 明朝';">年７月）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 60pt;text-indent:-60pt;"><span style="font-size:20pt;font-family:'HGP創英角ﾎﾟｯﾌﾟ体';">『分かるか？<br />
これは、おまえ自身の戦いだ！』</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　</span></div>
<p style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </p>
<p style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span>第一章<span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';"><font size="4"><strong><u>はじめに</u></strong></font></span></p>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">『素露氏也御記』、面白く読ませてもらったよ。なかなかやるじゃないか、石油王子。こちとら、ネタに困って『ピポヘル』を被ったところだったんだ。この『ピポヘル』の効果を確かめるために、まずは君を相手にためそうじゃないか。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">行け、サル達！人間の世界で石油によって儲かっている石油王子を倒すのだ！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span><font face="Century">第二章</font><span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';"><strong><u><font size="4">みずいろ：サルディネスの解説</font></u></strong></span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">はじめにいうけど、ボク達は「</span><font face="Century">MONKEY</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">」とは関係ないよ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">まず、あの、リーダーが余りにも説明不足だから僕は色々ここで確認するよ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　『素露氏也御記』は（ソロシナリオき）と読むんだ。そこでは、宿屋のマスター（結局ジジイなんだかババアなんだか）がソロシナリオとはどういうものか、そしてソロシナリオのやり方や通例などをあげていたと思うんだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　でも、リーダーにとって、あの原稿は、いいところを突いているにも関わらず、甘かったんだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　あれは、</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">＆</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">のみで通じる話が多く、研究と言うよりはただ述べたのと同じだ、だからもっと昇華させて応用が効くようにするべきだ、という考えがあったんだ、と、思う。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　でも、あれはあれであの部誌の中でも面白い原稿だったんだけど･･･。リーダーの考えは良く分からない。あ、あと、ソロシナリオっていっても、リーダーは「</span><font face="Century">GM</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">一人：</span><font face="Century">PL</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">一人」をイメージしているんだ。つまり、超少人数卓のことを言いたかったんじゃないかな、と、ボクは思うんだけど・・・。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　あ！サトル君だ！きっとボクを探してやってきたに違いない。でも大丈夫。ボクは両手に枝を持っている。これでボクは完全な木に擬態しているんだ。ボクはぴたりとも動かないし、ちょうちょだってよってきてる。あれ？まっすぐこっちに向かってくるぞ？</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　でも大丈夫なはずだ。ほら、きっとちょうちょをゲットアミで取りに来たに違いない。ボクはばれてないばれてないばれて</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-size:14pt;font-family:'HGP創英角ﾎﾟｯﾌﾟ体';">「げっちゅ！」</span><span style="font-family:'ＭＳ Ｐ明朝';">きゅぴーん。</span><span style="font-size:14pt;font-family:'HGP創英角ﾎﾟｯﾌﾟ体';">「やったぁ～！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGP創英角ﾎﾟｯﾌﾟ体';">「サトルだよ。このエリアのサル達は、全部捕まえたよ！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「ありがとうサトル！あとはぼくらにまかせてよ！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span><font face="Century">第三章</font><span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';"><strong><u><font size="4">しろ：エジモンによる利点見直し</font></u></strong></span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">ふーむ。なるほど？つまり、ソロシナリオの利点とは、「人数が集まらなくても出来る」ことによって、場所や時間を選ばない。ということですかな？そして、</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">＆</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">の場合なら、初心者にもわかりやすいからなお</span><font face="Century">OK</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">であり、入門に最適である、と？</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">なかなかスタンダードな点を挙げていて、確かに好感をもてますな。ただ惜しむらくは、「</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">＆</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">」のみを機軸に考えている、と思わしき点でしょうかな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">確かに、ソロシナリオには明らかに向かないルールも多くあるだろうし、汎用化しようとしてもイメージが湧かないこともあるかもしれませんな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　ここで、お手本をお見せしようかな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　</span><font face="Century">TRPG</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">に置いて、</span><font face="Century">7</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">人などで不可能では無いにも関わらず、一部のシステムでは４～６人が適正とされるのには、訳があるかもしれませんなぁ。つまり、「多人数による弊害」があって、ソロの利点はそれを逆に考えればいいというわけですから、「場所や時間を選ばない」のほかにも、「ストーリーから脱線しにくい」「キャラクターが立たないはずがない」「</span><font face="Century">PL</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">に思考能力が求められる」「</span><font face="Century">GM</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">が無茶を処理しやすい」と言うものがあるだろう、と私なら考えますな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　次に、システムを選ぶとしましょうかな。まず、ソロシナリオが可能という前提でルールを作っているのはほんの一握りで、それこそ</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">＆</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">になるわけですな。しかし、他にもソロプレイが出来るルールは何個かある、と私なら考えますな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">まず、利点から考えるに、「ストーリー重視」「キャラクター重視」「ゲーム重視」「アイデア重視」のシステム。おっとっと、これでは話になりませんな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　しょうがないので、私のフィーリングで選んでみることにしますな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「テラガン」「</span><font face="Century">NOVA</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">」：義侠心でもシャドウランでもいいんですが、元々</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">がつるまないことで有名なゲームで、</span><font face="Century">PL</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">側から見せ場を作っていくシステムですし。</span><font face="Century">NOVA</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">は、コネや社会などの繋がり系特技、そして</span><font face="Century">NPC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">とどれだけ優位に交渉できたか、が最終戦の味方の数</span><font face="Century">or</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">的の数を左右しますな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　あと、これらは</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">一人がやたら強く、カードを計画的に使えば達成値調整も利くため、ボスを少し減らすだけで「一騎打ち」できる数少ないルール！敵一人が「神業</span><font face="Century">5</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">個もってる」とか滅多に言えない点も魅力。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「ダブルクロス</span><font face="Century">2</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">ｎ</span><font face="Century">d</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">」：</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">間ロイスが無いので、正直相当気合入れないといけませんな。とりあえず、</span><font face="Century">UGN</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">にも入ってない覚醒前の描写をちゃんとやるならこのぐらい舞台用意しないと、普通に「私達はかくこれ、で</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">①に説明した」で覚醒による混乱や葛藤が消えちゃいますからな。力には代償があるゲームなんだからそこらへんはっきりして欲しい所ですな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「</span><font face="Century">SW1st</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">」：意外に思われるかもしれませんな。しかし、このゲームはなんと「特技」じゃなくて「技能」でやるシステム。</span><font face="Century">PL</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">のアイデアによる行動を最も成功させやすいシステム、つまりは</span><font face="Century">PL</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">がデータの外で幾らでも工夫できるゲームなんですな。ちょっと前まで、このシステムを馬鹿にしてた節が私にあったんですが、そういう使い方も出来たんですな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　ム！あれは…ヒカル！？あのゲットアミ…私を捕らえにきたようですな。しかし、この爆弾が目に入らぬか！くらえぇ！</span><br /><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">（ポィッ）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">はっはっは。これで一安心ですな。</span><br /><br /><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　…あれ？導火線が長すぎたようですな。消火されてしまったようです。はっはっは。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:14pt;"><span style="font-size:14pt;font-family:'HGP創英角ｺﾞｼｯｸUB';">「ゲッチュ！」</span><span style="font-family:'ＭＳ Ｐ明朝';">キュピーン</span><span style="font-size:14pt;font-family:'HGP創英角ｺﾞｼｯｸUB';">「ヨッシャー！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGP創英角ｺﾞｼｯｸUB';">「ヒカルだぜ。こっちのほうは全部捕まえたぞ！」<br /></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「やるじゃんヒカル！よ～し、ぼくも負けちゃいられないぞ～。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span><font face="Century">第四章</font><span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><font size="4"><u><strong><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">金属：</span><font face="Century">SAL-01</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">による欠点説明</span></strong></u></font></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　ウィーン。あ、いや、駆動音ダ。キにするデナイ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　原本のほうでは、「クリアが難しい」とか言う点だけ挙げているラシイ。が、これは</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">＆</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">だからダ。と言いたいところだが…。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　まず、デストラップがオオイという点だが、『ソロシナリオではトラップの方が都合がいいゾ』。つまり、普通に「オーブ持ってこなきゃ空かない扉」より、「オーブを持たないで入ったら死ぬ部屋」とかダメージを受ける、とかのほうがいいってことダ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">大抵の</span><font face="Century">TRPG</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">がそうだが、一人で全ての脅威から完全に身を守ることは不可能ダ。一人で出来ることには限界がある。しかし一番怖いのは、何も出来ない状況で話が進まなくなることダ。ブレイクスルーなんてない、本当の停滞が君を待ってイル。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　そもそも、</span><font face="Century">TRPG</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">に置いて、途中で出てくる全ての障害に対して</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">が一人でノーマルにクリアできたなら、それはプレイ推奨人数が４～５人にはならないノダ。しかも、二人だと、だるい空気も打破できないし、アイデア待ちしてもいつもの３～６倍カカル（</span><font face="Century">CPU</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">一台ですから）。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　そして何より、「ブレカナ」「アルシャード」の場合、どう頑張ったって相手（敵）の加護・奇跡の方が多くなってしまうノダ。そもそもヒーローの力の源から行使される力を悪役が持っていることに矛盾を感じることも無くはないが、これらは絶望的な状況で戦闘を迎えル。（逆に、スィンやシジルなどの日頃使わない封印形の加護も使わざるを得ないであろう。こういったマイナーなデータを拾えるのは大好きダ。）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　これらのシステムでは</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">をレベル</span><font face="Century">1</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">にするなんていわないヨウ二。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　『カケル』をレーダー上に補足。東経…北緯…ココダ！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　ヨクキタカケル…オレはスペクター様がおつくりになった、サルのナカでもケタハズレのスピードとパワーをもち、レーザーガンとタテ、そしてアーマーに覆われた最強のサイボーグダ。オレノ攻撃を見切れるかな…。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">（ガキィン</span><font face="Century">!</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">ブスンブスンブスン…）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　ナ、ナンダト…！</span><br /><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">（ブスンブスンブスン…ドドドドド…ドカン！）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　グ、グワァ</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「ゲッチュ！」（キュピーン）「これで終わりだぁ！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「ハカセ、このエリアのサルは全部捕まえたよ！。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「そうか、あとはあの男だけじゃな。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span><font face="Century">第五章</font><span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';"><u><strong><font size="4">黒：サル・カボネの裏話</font></strong></u></span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">ああ？他のエリアが全滅ぅ！？まったく、ガキ相手になにやってんだ。ま、ここは中東だ。さすがにしばらく来ないだろうな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><font face="Century">1</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">つ、リーダーの真意でも教えてやろう。リーダーはな、ちょっと前まで、ソロシナリオをやりたくてたまらなかったんだ。リーダーがいま暖めて、結局腐っちまったネタにナ、こういったシナリオがあったのよ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「自分達はある領主に人質を取られ、城から逃げ出した、領主の正当な娘を捕らえるように命じられる。人質は今、地下牢にいる。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">という状況設定から、その娘にクーデターを持ちかけられる。で、娘側についたら人質を地下牢から救い出して、クーデターに加わり、領主側についたら、名声が高かったナのある騎士を倒したりしなければいけない、みたいな。本当はこれでどっちも相手を倒すために魔神（でもなんでもいい）の力を借りようとしているとか考えていたわけだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">分かるか？この、シナリオの流れが</span><font face="Century">180</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">度かわる脅威の分岐。こういった分岐をする際、チームメイトはうるさい。冒険者グループとしては安全を図りたいとか、団長の独断で決めるとか、とにかくもめる。そして、冒険者の集団であればあるほど、離脱が許されない。つまり、どう動くのかが自由にならないのだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">これが自由になるのが、ソロシナリオ。まぁリーダーはこういったことがいいたかったんじゃねぇのかな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　それにソロならダンジョン埋めるというやつもでねぇしな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　む！敵だ！しかし、俺の前に現われたのが運の尽きだぜ。こちとら、マシンガンを持っているんだ！喰らえ、この鉛の雨を！！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　どうだ！あのオヤジ、塹壕に入ったままでてこねぇぜ！ほらほら、待っても銃弾は尽きないぞ～！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　（コロンコロン）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　･･･あれ？マガジンが一発多い…？しまった！手榴弾か！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　（あたりに閃光と大音響が響く…つまりスタングレネードだったのだ）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「目標の気絶を確認！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">彼は走り出す。そして</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-size:14pt;font-family:'HGS行書体';">「ゲッチュ！　お～わりぃ！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「こちらスネーク。最後のサルをゲッチュした。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「よくやったスネーク。ハカセには私から連絡をしておく。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「そうそうスネーク。スマブラｘであなた呼ばれてるわよ」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「そろそろ本業に戻りたいんだが･･･」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「スネーク。任務は絶対だ。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「・・・わかりました、大佐」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「不服そうね」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「まあな」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span><font face="Century">第六章</font><span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';"><font size="4"><u><strong>ハカセ</strong></u></font></span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「石油王子君。聞こえるかな？ハカセじゃ。君を狙っている手下のサル達は、全て捕まえた。あとは、“リーダー”だけじゃ。“リーダー”は、非常に執念深いサルでな。君を標的にした以上、君に倒されないかぎり、何度でも君を襲ってくるじゃろう。敵の手にのっているようじゃが、これは“リーダー”と君の問題じゃ。これ以上わしらが何をしても、“リーダー”に君を思い知らせることなど出来ないのじゃ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　そこで石油君。君に頼みたいことがある。このガチャメカを使って、“リーダー”と戦って欲しいのじゃ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">これは、君のためにいっていることなんじゃぞ？真剣に、考えてみてほしい。いい返事をきたいしとるよ。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">第七章　<font size="4"><strong>“<u>リーダー</u>”</strong></font></span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「ほう。よくここまで来たじゃないか。逃げずに来るとは、勇敢なのか、無知なのか。まぁ今となっては、そんなことはどうでもいいんだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">雌雄を決しようじゃないか。</span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">俺か、オマエか。それだけのことだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">行くぞ、石油王子！！！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　　　　　　　　　　　終わり</span></div>

<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-size:18pt;font-family:'ＭＳ 明朝';">（</span><span style="font-size:18pt;"><font face="Century">2008</font></span><span style="font-size:18pt;font-family:'ＭＳ 明朝';">年７月）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 60pt;text-indent:-60pt;"><span style="font-size:20pt;font-family:'HGP創英角ﾎﾟｯﾌﾟ体';">『分かるか？<br />
これは、おまえ自身の戦いだ！』</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　</span></div>
<p style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </p>
<p style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span>第一章<span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';"><font size="4"><strong><u>はじめに</u></strong></font></span></p>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">『素露氏也御記』、面白く読ませてもらったよ。なかなかやるじゃないか、石油王子。こちとら、ネタに困って『ピポヘル』を被ったところだったんだ。この『ピポヘル』の効果を確かめるために、まずは君を相手にためそうじゃないか。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">行け、サル達！人間の世界で石油によって儲かっている石油王子を倒すのだ！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span><font face="Century">第二章</font><span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';"><strong><u><font size="4">みずいろ：サルディネスの解説</font></u></strong></span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">はじめにいうけど、ボク達は「</span><font face="Century">MONKEY</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">」とは関係ないよ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">まず、あの、リーダーが余りにも説明不足だから僕は色々ここで確認するよ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　『素露氏也御記』は（ソロシナリオき）と読むんだ。そこでは、宿屋のマスター（結局ジジイなんだかババアなんだか）がソロシナリオとはどういうものか、そしてソロシナリオのやり方や通例などをあげていたと思うんだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　でも、リーダーにとって、あの原稿は、いいところを突いているにも関わらず、甘かったんだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　あれは、</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">＆</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">のみで通じる話が多く、研究と言うよりはただ述べたのと同じだ、だからもっと昇華させて応用が効くようにするべきだ、という考えがあったんだ、と、思う。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　でも、あれはあれであの部誌の中でも面白い原稿だったんだけど･･･。リーダーの考えは良く分からない。あ、あと、ソロシナリオっていっても、リーダーは「</span><font face="Century">GM</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">一人：</span><font face="Century">PL</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">一人」をイメージしているんだ。つまり、超少人数卓のことを言いたかったんじゃないかな、と、ボクは思うんだけど・・・。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　あ！サトル君だ！きっとボクを探してやってきたに違いない。でも大丈夫。ボクは両手に枝を持っている。これでボクは完全な木に擬態しているんだ。ボクはぴたりとも動かないし、ちょうちょだってよってきてる。あれ？まっすぐこっちに向かってくるぞ？</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　でも大丈夫なはずだ。ほら、きっとちょうちょをゲットアミで取りに来たに違いない。ボクはばれてないばれてないばれて</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-size:14pt;font-family:'HGP創英角ﾎﾟｯﾌﾟ体';">「げっちゅ！」</span><span style="font-family:'ＭＳ Ｐ明朝';">きゅぴーん。</span><span style="font-size:14pt;font-family:'HGP創英角ﾎﾟｯﾌﾟ体';">「やったぁ～！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGP創英角ﾎﾟｯﾌﾟ体';">「サトルだよ。このエリアのサル達は、全部捕まえたよ！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「ありがとうサトル！あとはぼくらにまかせてよ！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span><font face="Century">第三章</font><span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';"><strong><u><font size="4">しろ：エジモンによる利点見直し</font></u></strong></span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">ふーむ。なるほど？つまり、ソロシナリオの利点とは、「人数が集まらなくても出来る」ことによって、場所や時間を選ばない。ということですかな？そして、</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">＆</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">の場合なら、初心者にもわかりやすいからなお</span><font face="Century">OK</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">であり、入門に最適である、と？</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">なかなかスタンダードな点を挙げていて、確かに好感をもてますな。ただ惜しむらくは、「</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">＆</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">」のみを機軸に考えている、と思わしき点でしょうかな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">確かに、ソロシナリオには明らかに向かないルールも多くあるだろうし、汎用化しようとしてもイメージが湧かないこともあるかもしれませんな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　ここで、お手本をお見せしようかな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　</span><font face="Century">TRPG</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">に置いて、</span><font face="Century">7</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">人などで不可能では無いにも関わらず、一部のシステムでは４～６人が適正とされるのには、訳があるかもしれませんなぁ。つまり、「多人数による弊害」があって、ソロの利点はそれを逆に考えればいいというわけですから、「場所や時間を選ばない」のほかにも、「ストーリーから脱線しにくい」「キャラクターが立たないはずがない」「</span><font face="Century">PL</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">に思考能力が求められる」「</span><font face="Century">GM</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">が無茶を処理しやすい」と言うものがあるだろう、と私なら考えますな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　次に、システムを選ぶとしましょうかな。まず、ソロシナリオが可能という前提でルールを作っているのはほんの一握りで、それこそ</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">＆</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">になるわけですな。しかし、他にもソロプレイが出来るルールは何個かある、と私なら考えますな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">まず、利点から考えるに、「ストーリー重視」「キャラクター重視」「ゲーム重視」「アイデア重視」のシステム。おっとっと、これでは話になりませんな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　しょうがないので、私のフィーリングで選んでみることにしますな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「テラガン」「</span><font face="Century">NOVA</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">」：義侠心でもシャドウランでもいいんですが、元々</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">がつるまないことで有名なゲームで、</span><font face="Century">PL</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">側から見せ場を作っていくシステムですし。</span><font face="Century">NOVA</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">は、コネや社会などの繋がり系特技、そして</span><font face="Century">NPC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">とどれだけ優位に交渉できたか、が最終戦の味方の数</span><font face="Century">or</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">的の数を左右しますな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　あと、これらは</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">一人がやたら強く、カードを計画的に使えば達成値調整も利くため、ボスを少し減らすだけで「一騎打ち」できる数少ないルール！敵一人が「神業</span><font face="Century">5</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">個もってる」とか滅多に言えない点も魅力。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「ダブルクロス</span><font face="Century">2</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">ｎ</span><font face="Century">d</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">」：</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">間ロイスが無いので、正直相当気合入れないといけませんな。とりあえず、</span><font face="Century">UGN</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">にも入ってない覚醒前の描写をちゃんとやるならこのぐらい舞台用意しないと、普通に「私達はかくこれ、で</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">①に説明した」で覚醒による混乱や葛藤が消えちゃいますからな。力には代償があるゲームなんだからそこらへんはっきりして欲しい所ですな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「</span><font face="Century">SW1st</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">」：意外に思われるかもしれませんな。しかし、このゲームはなんと「特技」じゃなくて「技能」でやるシステム。</span><font face="Century">PL</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">のアイデアによる行動を最も成功させやすいシステム、つまりは</span><font face="Century">PL</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">がデータの外で幾らでも工夫できるゲームなんですな。ちょっと前まで、このシステムを馬鹿にしてた節が私にあったんですが、そういう使い方も出来たんですな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　ム！あれは…ヒカル！？あのゲットアミ…私を捕らえにきたようですな。しかし、この爆弾が目に入らぬか！くらえぇ！</span><br /><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">（ポィッ）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">はっはっは。これで一安心ですな。</span><br /><br /><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　…あれ？導火線が長すぎたようですな。消火されてしまったようです。はっはっは。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:14pt;"><span style="font-size:14pt;font-family:'HGP創英角ｺﾞｼｯｸUB';">「ゲッチュ！」</span><span style="font-family:'ＭＳ Ｐ明朝';">キュピーン</span><span style="font-size:14pt;font-family:'HGP創英角ｺﾞｼｯｸUB';">「ヨッシャー！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGP創英角ｺﾞｼｯｸUB';">「ヒカルだぜ。こっちのほうは全部捕まえたぞ！」<br /></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「やるじゃんヒカル！よ～し、ぼくも負けちゃいられないぞ～。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span><font face="Century">第四章</font><span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><font size="4"><u><strong><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">金属：</span><font face="Century">SAL-01</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">による欠点説明</span></strong></u></font></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　ウィーン。あ、いや、駆動音ダ。キにするデナイ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　原本のほうでは、「クリアが難しい」とか言う点だけ挙げているラシイ。が、これは</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">＆</span><font face="Century">T</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">だからダ。と言いたいところだが…。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　まず、デストラップがオオイという点だが、『ソロシナリオではトラップの方が都合がいいゾ』。つまり、普通に「オーブ持ってこなきゃ空かない扉」より、「オーブを持たないで入ったら死ぬ部屋」とかダメージを受ける、とかのほうがいいってことダ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">大抵の</span><font face="Century">TRPG</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">がそうだが、一人で全ての脅威から完全に身を守ることは不可能ダ。一人で出来ることには限界がある。しかし一番怖いのは、何も出来ない状況で話が進まなくなることダ。ブレイクスルーなんてない、本当の停滞が君を待ってイル。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　そもそも、</span><font face="Century">TRPG</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">に置いて、途中で出てくる全ての障害に対して</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">が一人でノーマルにクリアできたなら、それはプレイ推奨人数が４～５人にはならないノダ。しかも、二人だと、だるい空気も打破できないし、アイデア待ちしてもいつもの３～６倍カカル（</span><font face="Century">CPU</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">一台ですから）。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　そして何より、「ブレカナ」「アルシャード」の場合、どう頑張ったって相手（敵）の加護・奇跡の方が多くなってしまうノダ。そもそもヒーローの力の源から行使される力を悪役が持っていることに矛盾を感じることも無くはないが、これらは絶望的な状況で戦闘を迎えル。（逆に、スィンやシジルなどの日頃使わない封印形の加護も使わざるを得ないであろう。こういったマイナーなデータを拾えるのは大好きダ。）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　これらのシステムでは</span><font face="Century">PC</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">をレベル</span><font face="Century">1</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">にするなんていわないヨウ二。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　『カケル』をレーダー上に補足。東経…北緯…ココダ！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　ヨクキタカケル…オレはスペクター様がおつくりになった、サルのナカでもケタハズレのスピードとパワーをもち、レーザーガンとタテ、そしてアーマーに覆われた最強のサイボーグダ。オレノ攻撃を見切れるかな…。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">（ガキィン</span><font face="Century">!</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">ブスンブスンブスン…）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　ナ、ナンダト…！</span><br /><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">（ブスンブスンブスン…ドドドドド…ドカン！）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　グ、グワァ</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「ゲッチュ！」（キュピーン）「これで終わりだぁ！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「ハカセ、このエリアのサルは全部捕まえたよ！。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「そうか、あとはあの男だけじゃな。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span><font face="Century">第五章</font><span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';"><u><strong><font size="4">黒：サル・カボネの裏話</font></strong></u></span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">ああ？他のエリアが全滅ぅ！？まったく、ガキ相手になにやってんだ。ま、ここは中東だ。さすがにしばらく来ないだろうな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><font face="Century">1</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">つ、リーダーの真意でも教えてやろう。リーダーはな、ちょっと前まで、ソロシナリオをやりたくてたまらなかったんだ。リーダーが暖めて、結局腐っちまったネタにナ、こういったシナリオがあったのよ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「自分達はある領主に人質を取られ、城から逃げ出した、領主の正当な娘を捕らえるように命じられる。人質は今、地下牢にいる。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">という状況設定から、その娘にクーデターを持ちかけられる。で、娘側についたら人質を地下牢から救い出して、クーデターに加わり、領主側についたら、名声が高かったナのある騎士を倒したりしなければいけない、みたいな。本当はこれでどっちも相手を倒すために魔神（でもなんでもいい）の力を借りようとしているとか考えていたわけだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">分かるか？この、シナリオの流れが</span><font face="Century">180</font><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">度かわる脅威の分岐。こういった分岐をする際、チームメイトはうるさい。冒険者グループとしては安全を図りたいとか、団長の独断で決めるとか、とにかくもめる。そして、冒険者の集団であればあるほど、離脱が許されない。つまり、どう動くのかが自由にならないのだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">これが自由になるのが、ソロシナリオ。まぁリーダーはこういったことがいいたかったんじゃねぇのかな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　それにソロならダンジョン埋めるというやつもでねぇしな。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　む！敵だ！しかし、俺の前に現われたのが運の尽きだぜ。こちとら、マシンガンを持っているんだ！喰らえ、この鉛の雨を！！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　どうだ！あのオヤジ、塹壕に入ったままでてこねぇぜ！ほらほら、待っても銃弾は尽きないぞ～！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　（コロンコロン）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　･･･あれ？マガジンが一発多い…？しまった！手榴弾か！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　（あたりに閃光と大音響が響く…つまりスタングレネードだったのだ）</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「目標の気絶を確認！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">彼は走り出す。そして</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-size:14pt;font-family:'HGS行書体';">「ゲッチュ！　お～わりぃ！」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「こちらスネーク。最後のサルをゲッチュした。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「よくやったスネーク。ハカセには私から連絡をしておく。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「そうそうスネーク。スマブラｘであなた呼ばれてるわよ」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「そろそろ本業に戻りたいんだが･･･」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「スネーク。任務は絶対だ。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「・・・わかりました、大佐」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「不服そうね」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'HGS行書体';">「まあな」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt 52.5pt;text-indent:-42pt;"><span><font face="Century">第六章</font><span style="font:7pt 'Times New Roman';">      </span></span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';"><font size="4"><u><strong>ハカセ</strong></u></font></span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「石油王子君。聞こえるかな？ハカセじゃ。君を狙っている手下のサル達は、全て捕まえた。あとは、“リーダー”だけじゃ。“リーダー”は、非常に執念深いサルでな。君を標的にした以上、君に倒されないかぎり、何度でも君を襲ってくるじゃろう。敵の手にのっているようじゃが、これは“リーダー”と君の問題じゃ。これ以上わしらが何をしても、“リーダー”に君を思い知らせることなど出来ないのじゃ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　そこで石油君。君に頼みたいことがある。このガチャメカを使って、“リーダー”と戦って欲しいのじゃ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">これは、君のためにいっていることなんじゃぞ？真剣に、考えてみてほしい。いい返事をきたいしとるよ。」</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">第七章　<font size="4"><strong>“<u>リーダー</u>”</strong></font></span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">「ほう。よくここまで来たじゃないか。逃げずに来るとは、勇敢なのか、無知なのか。まぁ今となっては、そんなことはどうでもいいんだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">雌雄を決しようじゃないか。</span><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">俺か、オマエか。それだけのことだ。</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">行くぞ、石油王子！！！</span></div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"> </div>
<div style="margin:0mm 0mm 0pt;text-indent:10.5pt;"><span style="font-family:'ＭＳ 明朝';">　　　　　　　　　　　終わり</span></div>