伏字に関する無知


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唐沢俊一は古本マニアを自称し『古本マニア雑学ノート』という著書もあるが、
実は古本に関する基本知識を知らなかったという話。


279 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[] 投稿日:2007/08/21(火) 14:32:42 ID:XuBI781z
古本マニアを自認する唐沢だが、初心者以下のトンデモ発言に驚くことが多い。
例えばこれ。

もちろん、思いがけない発見もあった。酒井潔『らぶ・ひるたァ』
(昭和四年・文藝市場社)は、澁澤龍彦のネタ本でもある珍書だが、
これも二冊、同じものがある。どうして二冊も買ったか、まるきり
忘れていたのだが、このうち一冊は、昭和四年のこととて、ほぼ7割の
ページに検閲による無惨な空白があるこの本に、どういう好事家だかが、
丁寧に、その空白にエンピツ書きで、検閲された部分を埋めている
書き込みを付してあるシロモノだったのだ。どういう資料をあさったのか、
マニアか編集者か(あるいはヒョッとして著者本人か?)が、事細かに、
空白部分の文章を書き込んでいる。単なる想像の落書きなのかと思ったが、
江戸時代の文献はその文体で、翻訳ものは翻訳ものらしく、ちゃんと
文章を変え(さすがに漢文のところのみは手に余ったか空白のままだが)
190ページ以上のこの本に最初から最後まで、その補綴作業を
行っているのである。こんな貴重な本買っておいて忘れるなよ、
と自分を叱りたくなった。

はあぁ~~???
元の持ち主(もちろん著者本人などではない)、正誤表を丸写しにしてるだけじゃねぇか!


280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2007/08/21(火) 14:48:35 ID:tlyFOn/t
 >>279
 >元の持ち主(もちろん著者本人などではない)、正誤表を丸写しにしてるだけじゃねぇか!

いきなり断言されてもさっぱり事情がわからないのだが。
唐沢所有の本にある鉛筆の書き込みは正誤表を丸写ししただけのもの
というのは、どこを見れば確認できるの?


281 名前:279[sage] 投稿日:2007/08/21(火) 14:59:03 ID:XuBI781z
 >>280
空白部分は別に検閲に削除させられた訳じゃない。
ヤバそうな文章は最初から自主的に空欄にしておいて検閲を通す。
(それでも通らない場合も多いが)
そして会員(この種の出版は会員制の場合が多い)には本とは別便で「正誤表」と称した小冊子を送る。
本文は何故伏字(××××××とか○○○○○○)ではなく空白になっているか?
「正誤表」には、空白部分に本来入るべき文字が本文と同じポイント数で薄紙に片面印刷されている。
購入者がその文字を切り抜いて空白部分に貼り込めるようになっているのだ。
「そんなの、面倒くせぇ」という人は手書きで書き込む。
つまり検閲を潜り抜けるための苦肉の策。
空白箇所が購入者によって埋められているのは、よくあることなのだ。
そんなことも知らずに、「ヒョッとして著者本人か?」だの「どういう資料をあさったのか」だの
「こんな貴重な本」だの、騒いでるんだから・・・

282 名前:281[] 投稿日:2007/08/21(火) 15:15:29 ID:XuBI781z
↓俺の文章では判り難いかもしれないので、こちらの「伏字表」の項を参照。
http://www.kanwa.jp/xxbungaku/Lecture/Lect01.htm

(参考資料)
伏字表
「正誤表」と称する場合もあります。本文とは別刷りになっており、本文の所謂伏字といわれる部分を補うものです。 読者登録などを行った人だけに別送するのが普通です。叢書や雑誌のように刊行が継続している場合は、次回の配布時に同封するということもあります。 伏字表の原文を本文に書き移す場合もあれば、伏字表の該当個所を切り抜いて、直接伏字部分に貼り付けることもあります。 写真は前記伏字を補う伏字表(申し訳ありませんが拡大出来ません)。





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