1988夏県大会
島根大会は主砲・谷繁の本塁打が大きな役割を果たした。5試合(全試合)連続で、3回戦の江津戦では3打席連続アーチの快挙。準々決勝では評判の高かった投手からバックスクリーンへ130mを超す当たりを打ち込んだ。合計7本は大会記録。ほかにも8打数連続安打と大暴れ。打率.667、14打点で、甲子園でも期待される。木村監督は、「彼には勝負強さを常に要求してきたが、少しできすぎ」と目を細める。
守っても強肩で、盗塁を阻止するだけでなく、巧みな牽制球で相手の足を封じる。主戦の安東が「谷繁のリード通り投げるだけです」と話すように、状況判断もよく、安心して司令塔を任せられる。
最終更新:2008年03月20日 15:14