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グラインドハウス 第14話

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匿名ユーザー

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 いったい俺は何をしているんだろうか。
 夜が明けて日曜日の昼間、マコトは『シンジュク』ステーションの南口に降り立ち、ふとそう思った。
 周囲はいつものようにどこかへと急ぐ人々で溢れていて、その中に佇んでいると、まるで昨日のタルタロスが遥か昔
のように感じられる。
 だけど、今日は確実に昨日の延長線上にあって、たしかに俺は殺し合いの翌日にこうして女の子と映画を観に行こう
としている。
 不思議な感じだ。マコトはあくびを噛み殺した。
 携帯で時間を確認する。遅刻はしていない。
 近くにあった柱に寄りかかってしばらくぼぅとしていると、やがて彼女がマコトの前に立った。
「あれ、遅かったかな?」
 見ると、そこにはミコト・イナバがいた。彼女はいつものような活動的な格好で、小さめのバッグを肩にかけ、
よく似合うキャスケットをかぶっている。
 マコトはあえて腕時計を一瞬見て、「ジャストですね」と言う。
「そう、じゃあ良かった。」
 彼女はにかっと笑う。マコトもつられて頬が緩んだ。
「時間はいつからでしたっけ」
「まだかなーり余裕あるよ。」
「じゃあ、それまで何を?」
「そうだねー……」
 するとイナバは自分のお腹に手をあてる。
「お昼にはちょっとはやいけど、何か食べようよ。何かいいとこ知ってる?」
「いいとこですか……じゃあ」
 マコトは以前行ったことがある中華料理屋の名前を口にする。それを聞いて、イナバは顔を明るく輝かせた。
「中華料理!いいね、大好き!」
「じゃあ、そこにします?」
「うん!……あ、そうそう」
 歩き出して、イナバは振り向きマコトの顔をのぞきこむ。
「ずっと気になってたんだけど、なんでアマギくんは私に対して敬語なの?」
「え、そりゃあ……年上だからですよ。」
 その言葉に不満げに口を尖らすイナバ。その仕草はやはり子供っぽい。
「なーんか距離感じるなー」
「距離ですか?」
「いや、アマギくんがそれでいいならいいんだけどさ」
「……嫌なんですね。」
 イナバはまっすぐにマコトを見て「うん。」
 マコトは少し苦笑いした。
「じゃあ、これからタメ口でも?」
「うん!」
「わかり……オッケー。」
「今『わかりました』って言おうとしたでしょ。」
「まぁ、そうですね」
「ほらまた。」
 指摘されて、苦笑する。
「わかったって。早く飯屋行こう。」
「だからアマギくんが先に行かなきゃじゃん。」
「あ、そか」
 そんな当たり前のことを失念していて、思わずマコトは笑う。それを見て、イナバも笑う。
 マコトの心の底で、少し浮かれるような感覚があった。



 イナバと楽しく食事を終えて、マコトたちは映画館へと向かっていた。
 彼女と話していると、自然と会話も弾み、気分も明るくなる。なにより、好きなアーティストが同じだったので、
とくにその話題で盛り上がった。
「2枚目のアルバムが最高なんだよね!」
「わかる!とくに4曲目から7曲目の流れがマジ鳥肌もんっつーか――」
「うんうん、あれは本当良いよね!」
 そんな調子で、マコトはイナバともっと長く話したい、と思い始めていた。
 そして決定的だったのが――
「あ。」
「あ。」
 中華料理屋から映画館への移動途中、2人がばったりと出くわしたのは見たくない顔だった。
「アマギくんじゃないか。」
「……キムラか。」
 カバンを抱えたコウタ・キムラだった。
 キムラはマコトの隣のイナバを認めると、マコトに訊いてくる。
「なに、妹さん?」
「いや。」
「じゃあ、彼女?」
「え?」
 その不意討ちに、マコトは思わずイナバの方を見る。
 目があったイナバは、さも可笑しそうに明るく笑い、キムラに言った。
「こんにちは、マコトくんの彼女でーす!」
「え、マジ!?」
「な、なに言ってんだよ!」
 動揺するマコトを見て楽しそうにするイナバ。キムラは少し困惑したように2人を交互に眺める。
「それより、キムラは何をして?」
 無理やりマコトは話題をそらそうとする。
「ああ、僕?」
 キムラはカバンの中身を見せつけた。
「今日は模試だろ?アマギくんは受けていないのかい?」
「え、模試……?」
 キムラはうなずく。
「カワイ塾の公開模試。知らなかった?」
 ……そういえば、ずいぶん前に申し込むように教師から言われた気がする……。
「その様子だと、忘れてたみたいだね。」
「あー……うん。」
 気まずくなって、指先で頬をかく。
「今日模試だったんだ?」
 イナバがキムラに訊いた。
「ええ。まぁ、受けるか受けないかは個人の自由ですけど。」
「ダメだよマコトくん、ちゃんと受けなきゃ。」
「……完全に忘れてたわ。」
 今度は頭をかく。
 キムラは腕時計をちらりと見て、そろそろ時間だから行く、と2人に言った。
「でも、その前に」
 キムラはマコトを手招きする。マコトは軽く疑問を抱きつつ近づくと、キムラに背中を叩かれ、
イナバから離された。
 さらにキムラはマコトに顔を近づけ、声を落として話しかけてくる。
「……で、結局あれは誰なの?」
「あ、あの人は――知り合い、だよ。」
「ふぅん?」
 キムラはにやにやしながらイナバを一瞥。
「結構可愛いじゃないか。ワンチャンあるよコレ。」
「はぁ?」
「君さぁ、それなりに気がなきゃ『彼女でーす』なんて、冗談でも言わないから。」
「え?」
「で、あの人彼氏は?」
「い、いやわからない……」
「じゃあ確かめてみてよ。彼氏いなかったらマジもんだよ。」
「おいおい……」
「それじゃ!デートの続き楽しんで!」
 そうしてまた背中を強く叩かれ、マコトはよろけた。キムラはその間にイナバに挨拶をし、またどこかへと
消えていく。
 背中をさすりつつイナバのもとに戻るマコト。イナバは彼のそばに駆け寄って、一緒に背中をさすった。
「大丈夫?」
「あ、ああ。平気だけど……」
 姿勢をまっすぐにして、キムラの消えた方向に視線をとばす。
「あのヤロー。」
「なにを話していたの?」
「『デート楽しんで』だってさ。」
「いい人だね。」
「それは無いですよ。」
「アマギくんはそのつもりじゃなかったの?」
 イナバは小首をかしげ、妖しく微笑む。
「『そのつもり』って……」
「『デート』。」
 マコトは返事に困る。その様子を見て、イナバはまた楽しげな表情をする。
「でも、彼氏いるだろ?」
 せめてもの反撃にそう言うと、イナバは首を振った。
「ううん、いないよ。」
「え、そうだっけ」
「うん。前に付き合ってたのとは大分前に別れたよ。」
 ……マジか。さっきのキムラの言葉が頭をよぎる。が、「冷静に考えてこんな都合のいい展開なんてあって
たまるか」と自分にツッコミを入れて、マコトはため息をついた。
「それより、時間、もう危なくないか?」
「え、そう?」
 言って、イナバは腕時計を見る。
「そうでもなくない?」
「いや、パンフレットとか買いたいからさ。少し早めに行こうよ。」
「うん、そうだね。じゃあ行こう!」




 2人で見た映画はよくある筋書きだったが、そこそこに面白いものだった。
 そのあらすじは金眼事件を引き起こしたテロリストの生き残りが、今度は地下都市自体を直接破壊しようとするのを、
重火器の扱いに精通したおっさん私立探偵が美女アンドロイドを侍らせたデブのハッカーと共に阻止する、
というどこかで見たようなもので、2人は映画館を出たあとも、しばらくその話で盛り上がっていた。
 そうして適当に辺りをぶらぶらしていると、いつの間にか太陽の消灯時間がやってきてしまっていた。
「もう、真っ暗だな。」
 ファミレスから出てきたマコトは通りの風景を見て、思わずそう呟く。
「そうだね――アマギくんは門限とか大丈夫?」
「守ったことなんて無い」
 軽く、イナバは笑う。
「そっちは?」
「私は一人暮らしだから……ああでも、明日早いんだった。」
 彼女は時計を見た。
 マコトも時計を確認した。針はもう9時をまわっている。
「じゃあ、そろそろ帰る?」
「んー……アマギくんは?」
「イナバさんの邪魔はしたくないな。」
「……そう。じゃあ、今日はもう帰る?」
「そうしようか。とりあえず、駅まで一緒に行こう。」
「うん。」
 それから駅前まで歩き、簡単な挨拶をして、2人は別れた。



 帰り道、電車の中でも、家路を歩いている途中でも、マコトが思うのはイナバのことばかりだった。
 こんなに楽しかった1日はいつ以来だろうか。
 家に戻り、ベッドの上に身を投げ出して、少し浮わついたような心持ちで天井をぼんやりと眺めていると、
携帯にメールが着信する。
 見るとそれはイナバからのメールで、内容は今日のお礼だった。
 寝転がったまま返信を作成していると、今度は電話が着信する。今度はイナバではなかった。
「こんばんは、アマギくん。」
 浮わついた気分が一気に冷める、刃のような声。
「……コンドウさん。」
「今いいかしら?」
 柔らかく、しかし拒否を許さない口調。マコトは返事をした。
「サイクロプスには会えた?」
「ああ――はい。」
 作成しかけのメールが気にかかる。
「『彼』は何と?」
 その一言で、マコトはアヤカとイナバの関係を察する。それだけに、イナバが『ミコト・イナバ』として自身の前に
現れたのがマコトには嬉しかった。
「『信用に足る』と、『協力する』と。」
「そう――とりあえず、最初の関門はクリアね。じゃあこの3日間のタルタロス関係の出来事を報告して。」
 そう言われ、マコトはこの数日間の出来事を話した。事故のこと、ケルベロスとのこと、その後のこと。
ただしイナバのことはなるべく伏せた。彼女のことを口にする際は『サイクロプス』の名前を使った。
「なるほど……君の命を救うためとはいえ、それはマズいわね。」
 アヤカは考えこむように唸る。
「すいません、3日前にコンドウさんから話をもらったときには、もうケルベロスとの対戦は決定していたんですが……。」
「いえ、それはかまわないわ。むしろ積極的な姿勢を示せたのはプラスよ。ただ問題はその後の『裏切りもの』疑惑……。」
「どうしましょうか。」
「とりあえず計画に修正は加えるわ。どうやら君は思ったより腕も『たつ』ようだし、この程度のことは想定内よ。
あとはキムラくん――フルネームは?」
「『コウタ・キムラ』です。」
「わかった。彼は後々障害になる可能性が高いわね。こっちでなんとかするわ。」
「わかりました。」
 ふ、と嫌な予感がよぎる。
「あ、あの。」
「なに?」
「ちょっと不安が」
「盗聴の可能性?」
「え?」
 アヤカのわずかな含み笑いが聞こえた。
「安心して、盗聴の際に音声に現れる微小のノイズは常にチェックしているから。今のところ、この通話は安全よ。」
 訊きたかったのはそれじゃないんだが。
「とりあえず、サイクロプスが協力を約束してくれたのは大きいわね。」
 だがタイミングを逃したので訊くのは諦める。
「彼は気まぐれらしいから、君を気に入ってくれてよかった。」
「直接会ったことはないんですか?」
「あの業界ではよくあることよ。」
「ふぅん……」
「そういえば、今日はどうだった?」
 アヤカの口調は今までの硬質なものが嘘のように柔らかくなる。マコトはどきりとした。
「今日……ですか?」
「模試だったんじゃないの?駅で君みたいな子をたくさん見かけたわ。」
 ……ああ、そっちか。
「いや、実は行ってないんですよ。」
 少し苦笑する。
「そうなの?」
「ちょっと友達と映画観に行く約束しちゃってまして。」
「……べつに叱るつもりはないけど、そういうのはキチンと行きなさい。」
「はーい。」
「映画ね……」
 ふと、アヤカの声に影が落ちる。訊くと、「最近見てないなぁって」と彼女は答えた。
「ちなみになにを観てきたの?」
「あの、あれです。最近CMやってる――」
 マコトはタイトルを言った。
「ああ、あの映画。」
「はい。面白かったですよ。」
「どんな話?」
「えと――ネタバレは? 」
「気にしなくていいわ。どうせ観に行く暇ないし。」
「わかりました。えとですね。まずおっさんの私立探偵がいまして。」
「うん」
「その探偵がネコ探しの依頼を受けるんですけど、それが意外な方向に転がっていくんですよ。」
「へぇ」
「それで、実はそのネコは金眼事件のテロリストの持ち物で――」
「え?」
「あ、聞こえませんでした?」
「いえ……ちょっとごめんなさい、急用が入ったわ。」
「え?」
「ごめんなさい。何かあったら連絡して。それじゃあ。」
「あ……はい。」
 そうして電話は唐突に切られた。



 都心の高層マンションの一室で、アヤカ・コンドウはコードレス電話を片手に立ち尽くしていた。
 部屋の電気は点いていないが、カーテンが開け放たれているので、そこから入り込む街の灯りが部屋の中を
ぼんやりと照らしてくれている。アヤカはこの薄暗がりが好きだった。
 電話口にテープでつけていた機械を剥がし、電話を戻す。
 息を吐いて、シャツの胸元のボタンを開き、ベッドに腰をおろした。
 また、やってしまった。
 彼女はゆっくりとベッドに倒れこむ。
 時々、心底自分に腹が立つ。
 『この場面ではこう行動することが正解』だと、頭では解っているのだが、その理性に感情が従わない、
ということが時々あるのだ。
 いいや『解』っている。それは人間ならば普通のことだ。完璧に正解だけを選び続けるなんて、
機械でもなければできやしない。
 しかし、『分』からない。
 自らを前に進ませる原動力となるものが自らを邪魔する。
「……スッコンデロ」
 つい、口から言葉が漏れた。



 マコトは携帯電話をベッドに放る。
 あまりにも突然に会話が打ち切られたので、どうにも変な感じだ。
 とりあえず、すっかり目がさえてしまったのでベッドから起き上がり、リビングへ行って牛乳を飲んだ。
途中の母とはお互いに目を合わせなかった。
 部屋に戻る。ふとアヤカ・コンドウの様子を思い返して、どうにも急用ができた、という感じの電話の切り方
ではなかったように感じた。
 あれはどちらかというと、自分が聞きたくもない話を聞かされたときの応対に似ている。
 まさか、なにか彼女の神経を逆撫でするような何かが自分の発した言葉の中にあったのだろうか?
 たしか金眼事件の話になったらいきなりそうなったような。
 そういえば、自分は彼女のことをあまり深く知らない。それは彼女があまり深く自分のことを語りたがらない
からなのだが――
 ――彼女についてわかることといえば、肩書き以外には、目的だけ……。
「タナトスへの『復讐』……。」
 ……そうだ。タナトスについても、自分は何も知らない。彼については、コラージュ以上に謎に包まれている。
 ……もしかしたら、タナトスと金眼事件には何か関係があるのかも。
 マコトは自分の机に向かい、棚から日本史の資料集を引っ張りだした。が、これでは情報が浅すぎる。
早々に資料集を放って、パソコンを立ち上げた。
 検索窓に言葉を打ち込む。『金眼事件』。
 検索結果の一番上位に出てきたのはWikipediaだった。クリックする――

金眼事件(きんがんじけん,Golden eye's incident,)は、2***年*月*日に地上のグラウンド・ゼロ[1]で発生した
テロ事件とそれに伴う一連の出来事の総称である。通称「人類史上初の世界全人類を人質にとったテロ」[要出典]
場所 グラウンド・ゼロ
日時 2***年*月*日**時**分-**時**分(現地時間)
首謀者 ハヤタ・ツカサキ(塚崎颯太,Hayata Tukasaki)及びゴールデンアイズ[2]

 そこまで読んで、マコトはなんとなくゴールデンアイズのリンクを踏んだ。

ゴールデンアイズ(Golden eyes)は、金眼事件を引き起こしたテロリストたちが名乗った組織名である。
ゴールデンアイズはゴールデンアイと呼ばれる、瞳の色が後天的に金色に変化した人間のみ(ただし、中心人物である
ツカサキのみ移植手術で瞳の色を金色でなくしている。)で構成された組織であり、2***年に結成された[1]
中心人物はハヤタ・ツカサキ(塚崎颯太,Hayata Tukasaki)

「金色の目……」
 ぽつり、マコトは呟いた。
 何だろう、この言葉に覚えるデジャヴは。
 金色の目をしている人間なんて、自分の周りにはいないはずだ。
 ――本当にいないのか――?
 そしてマコトは思い出した。




 自宅のドアを開けていつもまず最初にすることは侵入者の痕跡を探すことだ。
 家中の窓に貼ったフィルムに何も変化が無いことを確かめ、同時に盗聴器や隠しカメラの有無もチェックする。
 最低限それだけでも毎日終えないと、タナトスは自宅でくつろぐことができないのだった。
 仮面とローブは当然タルタロスで脱いできている。身につけていた普通の上着をクローゼットにかけ、
冷蔵庫から飲み物を取り出す。
 それを口にしながらタナトスはリビングテーブルの椅子に腰掛け、テレビを点けた。
 ニュース番組を聞き流しながら、夕飯に何を作ろうかと考えをめぐらせる。が、昨夜作ったカレーがまだ残って
いるのを思い出して、ご飯を温めてそれを食べた。
 それから食器を洗い、自室から着替えを持って風呂場へ。
 脱衣場で服を脱ぎ、ふと洗面台の鏡を見る。
 金色の瞳と目があった。


 コラージュはタルタロスの奥深く、自室で大画面のディスプレイを眺めている。
 彼が見ているのはその日に行われた分のゲームの、決着した後の映像で、その映像の中でコラージュはいつものように
それに注目していた。
 自分の生命が終わる、それが確定したときの、その人間の表情。コラージュはそれがとても好きだった。
 もともと彼は人の表情というものが大好きで、部屋には様々な場面での人の顔を写真におさめたアルバムが何冊も
あるほどだが、そのどれもこの一瞬の表情には敵わない。
 この恐怖に凍った表情には、その人の今までの人生が凝縮されているように思えるのだ。
 そう、他のどんな人間のものとも違う、『オリジナル』な人生――
「――うらやましいなぁ」
 コラージュはそう呟いた。それからそ、と自分の指を継ぎはぎだらけの顔に当てる。
 縫い目をなぞりながら、コラージュは思う。
 『自分の本当の姿はどんなものなのだろう』、と。



 それぞれの夜は更けていく。
 箱の中で、ツカサキがどこか楽しげに言った。
「夜明けまでには、もうちょいかかるな――」

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