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異常に普通な日常への来訪者」(2008/12/22 (月) 20:36:43) の最新版変更点

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俺の名は,船橋巳癒人(ふなばし・みゆと) とんだドキュンネームだが,これにはわけがある. なんでも,俺の遠いご先祖様が蛇に助けてもらったとかもらってないとかで,代々うちの家系は,蛇に関係する字を名前に入れるそうだ. まぁ,わけがあったところで,ドキュンネームには変わりない.この名前のせいで今まで一体何度からかわれたことか. ほんと,蛇を癒す暇があったら,俺の心の傷をを癒してほしいもんだ. とは言うものの,名前のような変わった人生を送ってきたかというと,そういうことはない.正直,名前負けもいいとこだ.(俺の名前の場合,どの状態を勝ったと言うのかは知らないが) 名前でからかわれること意外は平々凡々,実に普通な人生だ.どれくらい普通かと言うと,大学の先輩に「お前はほんと普通だな」と面と向かって言われるくらいに普通だ.普通ならいいじゃないかと思うかもしれないが,言われた本人からすると結構ショックだったりする. そんなわけで,普通に高校を卒業し,普通に大学に入り,周りに流されるまま院へと進んだのが今現在の俺だ. そんな普通な俺が,なんでこう唐突に自己紹介を始めたかというと,一種の現実逃避兼,状況整理だ. そうだな.素直にお願いしよう.誰か,俺の今までの人生と照らし合わせて目の前の状況に説明をくれないか? とは言え,いきなりじゃ難しいだろうからちょっとだけヒントをあげましょう. ゴスロリと英国貴族(風の男)が殺し合いをしている. 「流石は麗しき月の姫君.あなたの美しく繊細な指から放たれるそのナイフは,キューピットの矢よりも深く正確に私の心を打ち抜いてゆく.あぁ,さればこそ私は悲しい.私のこのか細い体ではあなたの愛を受け止めきる前に,愛に押しつぶされて死んでしまう.それでもあなたの愛の炎に抱かれていたいと思うこの気持ちこそが,罪であり同時に罰なのでしょうか」 ゴスロリが投擲するナイフを全て交わしながら,英国貴族が叫んでいた.いや,むしろ歌っていた? それを聞いた,ゴスロリの動きが止ま…… 「罰なら私が与えてあげる.……死ね」 るかに見えたが,次の瞬間には再び投擲を開始していた. さぁ,誰か,答えをくれ. 「はい」「よし,俺Aどうぞ」「これはきっと夢だと思います」「なるほど,では,他に意見のあるひとは?」 「はい」「俺Bどうぞ」「映画の撮影か何かだと思います」 「はい」「俺Cどうぞ」「映画の撮影だとしたら,流石にナイフは投げたりしないと思います.なので,やっぱり夢じゃないですか?」 「なるほど,じゃぁ,結論は夢ということで」 よし,なら夢なら寝たら覚めるよな.きっと.さー,二度寝,二度寝っと. そうして俺は考えることをやめ,道端で横になり目を閉じた.しかし,近くで二人が戦っている音がまだ聞こえてくる. 「あぁ.あなたは美しいだけではなく,なんと慈愛に満ちた方でしょう月の姫君.罪を告白した私にさえまだその愛を向けてくださる.あぁ,もう私は恐れません.たとえその炎で身を焦がすことになろうとも,あなたの愛をこの全身で受け止めましょう」 「そうか.なら焼け死ねぇぇええええええええ」 ドッゴーン!!  すぐ近くで爆発音がした.耳が痛い.物理的に. ん?物理的……? ぱっと目を開けると,俺の真上に瓦礫が降ってきていた. あー,ずいぶんリアルな夢……  なわけねぇっ!! 俺は,とっさに身をひねり瓦礫をかわすと,その勢いで道を転がっていった. トンっ.不意に何かにぶつかって回転がとまった.電柱にでもぶつかったのかと思い目を開けると(転がってる間は怖くて目を閉じていた.笑いたきゃ笑えよ.俺のいないとこで.) そこは真っ暗だった. あれ?ここどこ?俺死んだ?天国? そんなことをつぶやいた直後,天からお達しが来た. 「今から天国へ逝ってこい!!!!!!!!」 ぐはっ.俺はわき腹にいまだかつてない衝撃を受けて,吹き飛んだ. 吹き飛ばされた直後,俺は見た.蹴り後のモーションを取っているゴスロリと,倒れながらもうらやましそうに俺を見ている英国貴族を. あー.そういうことね.俺は吹き飛びながらもそう1人ごち,気を失った. どれくらい経ったんだろうか.体の節々が痛い.ゴスロリの蹴りと着地の衝撃が主な原因だろう. いや,ちょっとまて.落ち着け俺.ダイナマイトくらって生きてる人間がいるか?人間の蹴りで宙に浮くことなんてあるか? そこで俺は再びこう考えた.これは夢なんだって. ゴスロリと英国貴族の戦いは一昨日初めて行ったメイド喫茶の影響で,体中の痛みは昨日ライブで酒飲んで暴れてたからだ.あー,そういや昨日どうやって帰ったんだっけ?まぁ,いいや.目を覚ませばそこは俺の部屋でいつものようにアブリルのポスターが出迎えてくれるはず!! さようなら幻想.こんにちは現実!! 目を覚ますとそこには,見覚えのある赤いピエロの顔があった. …… … 「やぁ☆(ニタァ」 ギャァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア 俺はプロのサッカー選手でもそんな動きはできないであろう見事なフットワークで,ドナ〇ドをかわし距離をとった. 「アハッ☆ それだけ元気があるなら大丈夫みたいだね☆」 「ねぇよっ!! あんたに対する根源的な恐怖しかねぇよっ!!」 「ヒャハハハハハハ☆ ドナルドを怖がるなんて,よっぽど大変な目にあったんだね.そんなときはハンバーガーを食べて元気になろうよ☆」 そういうとドナルドは服の中から出したハンバーガーを俺に差し出してきた.つか,名前,まんまかよっ!!俺の気遣いを返せ!! ただまぁ,俺の心配をしてくれたみたいだから,悪い人ではない……のか? いや,まて.何,信用しかけてるんだ俺.あんな格好の奴,悪人でなくとも変人に決まってる.もしかしたら,ただのバイトのお兄さんかもしれないが,人が倒れている状況でキャラクター貫けるようなバイトのお兄さんは現代日本にはいない. ご厚意はありがたいが,あまり係わり合いにならないほうが得策だ. そもそも,奴の服の中に仕込まれていたハンバーガーなんて食べたくはない. 「あっ,いえ,大丈夫ですから.おなかもすいてませんし.それじゃ,俺はこれで……」 俺はそういって,その場を立ち去ろうとしたが当然のようにドナルドに呼び止められた. 「ムリしちゃダメダメ.顔が笑ってないモン.ハンバーガーを食べて笑顔になろうよ☆」 笑えねぇよ. この状況でなんびとたりとも笑えねぇよ.泣く子も黙るわ. もう嫌だ.逃げよう.こんなの相手にしてられない……. 「いや,ほんと大丈夫なんで.そんじゃ!!」 そういって,俺はドナルドと反対方向に走り出したが,その瞬間,ドンっと何かにぶつかった. 見上げるとそこには赤いピエロの顔. ウワァアアアアアアアアアアアアア 恥ずかしながら,本日二度目の悲鳴を上げてしまった.いや,でも,だれだってそうなるだろ? 驚いて数歩遠のいた俺に,ゆっくり近づきながらドナルドが話しかけてくる. 「ヒャハハハハハハ☆ ドナルドから逃げるなんてダメだぞ☆ そうだ.元気の出るおまじないを教えてあげよう.ドナルドマジック☆」 そういうとドナルドは腕を胸の前でクロスさせて,そこから腕を動かしながら叫んだ. 「らんらんるー☆」 …… … 「あれ?☆」 何か知らんがチャーンス!! らんらんるー後に1人で不思議がっているドナルドを尻目に俺はその場を全力で立ち去った.しばらく走り続けた後に,振り返って確認する.どうやら今度は追ってこなかったみたいだ. それにしても 「ここどこぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!」 あたりを見渡すと,どうやらそこは地下街のようだった.いつの間に地下に入ったんだろうか.でたらめに走っていたからまるで覚えがない.道行く人を見ても妙だ.外国人が多い.仮にここが東京だとしても,平日のしかも観光地でもなさそうな場所にここまで外国人はいないだろう. せめてここがどこかぐらいは調べないとな.そう思って,近くの人に声をかけに行こうとしたら,向こうから声をかけてきた.妙な二人組みだ.どこが妙かって?二人とも抜き身の刀やナイフを持っている. まぁ,見た目だけなら手ぶらのピエロのほうが怖かったが. 「ここはアンダーヤードですよ」 「知らずに来るたぁ,運がねぇなぁ」 「しかし,あのドナルドから逃げてくるなんて,なかなかどうして」 「後学のために,どうやったか是非聞きたいねぇ」 ヤバイ.この人たちも絶対あっちの人だ.しかもこっちのは命に関わりそうだ.俺の直感が最大出力でブザーを鳴らす. 「えっと,いや,俺は何にもしてませんよ.うん.あの人調子でも悪かったんじゃないですか?あぁ,場所を教えてくれて有難うございました.それじゃ,俺は……」 「そうですか.」 「教えてくれねぇんならまぁ,無理強いする必要もねぇよな」 俺の言葉を遮って二人が言葉を重ねる.あれ?意外と普通の反応だ.そりゃそうだよな.人を見かけで…… 「体に聞くまでです」「殺してばらしてから聞いてやるよ」 判断してもよし!! さてここで問題です. 今の俺の状況を教えてください. 正解は? 「「殺戮ショーの始まりだ!!」」 だそうです. はい.というわけで,普通の人がトラ学の世界に迷い込んだら的なコンセプトで書いてみました. このままだとバッドエンド一直線な感じなので,誰か続きを書いてください.お願いします. まぁ,もしかしたら普通に続きを書くかもしれませんが.
俺の名は,船橋巳癒人(ふなばし・みゆと) とんだドキュンネームだが,これにはわけがある. なんでも,俺の遠いご先祖様が蛇に助けてもらったとかもらってないとかで,代々うちの家系は,蛇に関係する字を名前に入れるそうだ. まぁ,わけがあったところで,ドキュンネームには変わりない.この名前のせいで今まで一体何度からかわれたことか. ほんと,蛇を癒す暇があったら,俺の心の傷をを癒してほしいもんだ. とは言うものの,名前のような変わった人生を送ってきたかというと,そういうことはない.正直,名前負けもいいとこだ.(俺の名前の場合,どの状態を勝ったと言うのかは知らないが) 名前でからかわれること意外は平々凡々,実に普通な人生だ.どれくらい普通かと言うと,大学の先輩に「お前はほんと普通だな」と面と向かって言われるくらいに普通だ.普通ならいいじゃないかと思うかもしれないが,言われた本人からすると結構ショックだったりする. そんなわけで,普通に高校を卒業し,普通に大学に入り,周りに流されるまま院へと進んだのが今現在の俺だ. そんな普通な俺が,なんでこう唐突に自己紹介を始めたかというと,一種の現実逃避兼,状況整理だ. そうだな.素直にお願いしよう.誰か,俺の今までの人生と照らし合わせて目の前の状況に説明をくれないか? とは言え,いきなりじゃ難しいだろうからちょっとだけヒントをあげよう. ゴスロリと英国貴族(風の男)が殺し合いをしている. 「流石は麗しき月の姫君.あなたの美しく繊細な指から放たれるそのナイフは,キューピットの矢よりも深く正確に私の心を打ち抜いてゆく.あぁ,さればこそ私は悲しい.私のこのか細い体ではあなたの愛を受け止めきる前に,愛に押しつぶされて死んでしまう.それでもあなたの愛の炎に抱かれていたいと思うこの気持ちこそが,罪であり同時に罰なのでしょうか」 ゴスロリが投擲するナイフを全て交わしながら,英国貴族が叫んでいた.いや,むしろ歌っていた? それを聞いた,ゴスロリの動きが止ま…… 「罰なら私が与えてあげる.……死ね」 るかに見えたが,次の瞬間には再び投擲を開始していた. さぁ,誰か,答えをくれ. 「はい」「よし,俺Aどうぞ」「これはきっと夢だと思います」「なるほど,では,他に意見のあるひとは?」 「はい」「俺Bどうぞ」「映画の撮影か何かだと思います」 「はい」「俺Cどうぞ」「映画の撮影だとしたら,流石にナイフは投げたりしないと思います.なので,やっぱり夢じゃないですか?」 「なるほど,じゃぁ,結論は夢ということで」 よし,なら夢なら寝たら覚めるよな.きっと.さー,二度寝,二度寝っと. そうして俺は考えることをやめ,道端で横になり目を閉じた.しかし,近くで二人が戦っている音がまだ聞こえてくる. 「あぁ.あなたは美しいだけではなく,なんと慈愛に満ちた方でしょう月の姫君.罪を告白した私にさえまだその愛を向けてくださる.あぁ,もう私は恐れません.たとえその炎で身を焦がすことになろうとも,あなたの愛をこの全身で受け止めましょう」 「そうか.なら焼け死ねぇぇええええええええ」 ドッゴーン!!  すぐ近くで爆発音がした.耳が痛い.物理的に. ん?物理的……? ぱっと目を開けると,俺の真上に瓦礫が降ってきていた. あー,ずいぶんリアルな夢……  なわけねぇっ!! 俺は,とっさに身をひねり瓦礫をかわすと,その勢いで道を転がっていった. トンっ.不意に何かにぶつかって回転がとまった.電柱にでもぶつかったのかと思い目を開けると(転がってる間は怖くて目を閉じていた.笑いたきゃ笑えよ.俺のいないとこで.) そこは真っ暗だった. あれ?ここどこ?俺死んだ?天国? そんなことをつぶやいた直後,天からお達しが来た. 「今から天国へ逝ってこい!!!!!!!!」 ぐはっ.俺はわき腹にいまだかつてない衝撃を受けて,吹き飛んだ. 吹き飛ばされた直後,俺は見た.蹴り後のモーションを取っているゴスロリと,倒れながらもうらやましそうに俺を見ている英国貴族を. あー.そういうことね.俺は吹き飛びながらもそう1人ごち,気を失った. どれくらい経ったんだろうか.体の節々が痛い.ゴスロリの蹴りと着地の衝撃が主な原因だろう. いや,ちょっとまて.落ち着け俺.ダイナマイトくらって生きてる人間がいるか?人間の蹴りで宙に浮くことなんてあるか? そこで俺は再びこう考えた.これは夢なんだって. ゴスロリと英国貴族の戦いは一昨日初めて行ったメイド喫茶の影響で,体中の痛みは昨日ライブで酒飲んで暴れてたからだ.あー,そういや昨日どうやって帰ったんだっけ?まぁ,いいや.目を覚ませばそこは俺の部屋でいつものようにアブリルのポスターが出迎えてくれるはず!! さようなら幻想.こんにちは現実!! 目を覚ますとそこには,見覚えのある赤いピエロの顔があった. …… … 「やぁ☆(ニタァ」 ギャァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア 俺はプロのサッカー選手でもそんな動きはできないであろう見事なフットワークで,ドナ〇ドをかわし距離をとった. 「アハッ☆ それだけ元気があるなら大丈夫みたいだね☆」 「ねぇよっ!! あんたに対する根源的な恐怖しかねぇよっ!!」 「ヒャハハハハハハ☆ ドナルドを怖がるなんて,よっぽど大変な目にあったんだね.そんなときはハンバーガーを食べて元気になろうよ☆」 そういうとドナルドは服の中から出したハンバーガーを俺に差し出してきた.つか,名前,まんまかよっ!!俺の気遣いを返せ!! ただまぁ,俺の心配をしてくれたみたいだから,悪い人ではない……のか? いや,まて.何,信用しかけてるんだ俺.あんな格好の奴,悪人でなくとも変人に決まってる.もしかしたら,ただのバイトのお兄さんかもしれないが,人が倒れている状況でキャラクター貫けるようなバイトのお兄さんは現代日本にはいない. ご厚意はありがたいが,あまり係わり合いにならないほうが得策だ. そもそも,奴の服の中に仕込まれていたハンバーガーなんて食べたくはない. 「あっ,いえ,大丈夫ですから.おなかもすいてませんし.それじゃ,俺はこれで……」 俺はそういって,その場を立ち去ろうとしたが当然のようにドナルドに呼び止められた. 「ムリしちゃダメダメ.顔が笑ってないモン.ハンバーガーを食べて笑顔になろうよ☆」 笑えねぇよ. この状況でなんびとたりとも笑えねぇよ.泣く子も黙るわ. もう嫌だ.逃げよう.こんなの相手にしてられない……. 「いや,ほんと大丈夫なんで.そんじゃ!!」 そういって,俺はドナルドと反対方向に走り出したが,その瞬間,ドンっと何かにぶつかった. 見上げるとそこには赤いピエロの顔. ウワァアアアアアアアアアアアアア 恥ずかしながら,本日二度目の悲鳴を上げてしまった.いや,でも,だれだってそうなるだろ? 驚いて数歩遠のいた俺に,ゆっくり近づきながらドナルドが話しかけてくる. 「ヒャハハハハハハ☆ ドナルドから逃げるなんてダメだぞ☆ そうだ.元気の出るおまじないを教えてあげよう.ドナルドマジック☆」 そういうとドナルドは腕を胸の前でクロスさせて,そこから腕を動かしながら叫んだ. 「らんらんるー☆」 …… … 「あれ?☆」 何か知らんがチャーンス!! らんらんるー後に1人で不思議がっているドナルドを尻目に俺はその場を全力で立ち去った.しばらく走り続けた後に,振り返って確認する.どうやら今度は追ってこなかったみたいだ. それにしても 「ここどこぉぉぉぉおおおおおおおおおおお!!」 あたりを見渡すと,どうやらそこは地下街のようだった.いつの間に地下に入ったんだろうか.でたらめに走っていたからまるで覚えがない.道行く人を見ても妙だ.外国人が多い.仮にここが東京だとしても,平日のしかも観光地でもなさそうな場所にここまで外国人はいないだろう. せめてここがどこかぐらいは調べないとな.そう思って,近くの人に声をかけに行こうとしたら,向こうから声をかけてきた.妙な二人組みだ.どこが妙かって?二人とも抜き身の刀やナイフを持っている. まぁ,見た目だけなら手ぶらのピエロのほうが怖かったが. 「ここはアンダーヤードですよ」 「知らずに来るたぁ,運がねぇなぁ」 「しかし,あのドナルドから逃げてくるなんて,なかなかどうして」 「後学のために,どうやったか是非聞きたいねぇ」 ヤバイ.この人たちも絶対あっちの人だ.しかもこっちのは命に関わりそうだ.俺の直感が最大出力でブザーを鳴らす. 「えっと,いや,俺は何にもしてませんよ.うん.あの人調子でも悪かったんじゃないですか?あぁ,場所を教えてくれて有難うございました.それじゃ,俺は……」 「そうですか.」 「教えてくれねぇんならまぁ,無理強いする必要もねぇよな」 俺の言葉を遮って二人が言葉を重ねる.あれ?意外と普通の反応だ.そりゃそうだよな.人を見かけで…… 「体に聞くまでです」「殺してばらしてから聞いてやるよ」 判断してもよし!! さてここで問題です. 今の俺の状況を教えてください. 正解は? 「「殺戮ショーの始まりだ!!」」 だそうです. はい.というわけで,普通の人がトラ学の世界に迷い込んだら的なコンセプトで書いてみました. このままだとバッドエンド一直線な感じなので,誰か続きを書いてください.お願いします. まぁ,もしかしたら普通に続きを書くかもしれませんが.

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