Last up date : 2009-06-08 12:58:31 (Mon)
ストーリー
時は約1800年前にさかのぼる。
中国後漢末----
政治腐敗により漢王朝の力は著しく弱まり、
民衆は疲弊しきっていた。
”各地で賊軍による反乱が巻き起こり、
罪のない人はされるがままの生活を送っていた。”
しかし、その世を変える者達が現れることになる。
満開の桜花が咲き乱れる中、
義兄弟の契りを結んだ者達……
治世の能臣、乱世の奸雄と評される者……
父、そして兄の志を受け継ぐ者……
ある英雄は混迷の世を救わんと胸に誓い、
ある豪傑は天下統一の野望に魂を燃やして、
それぞれの夢を果たす為、乱世を駆け巡りその名を馳せた。
知略、武功、忠義、裏切り、愛、そして憎しみ……
様々な思いが交錯し、それはやがて約100年に亘る
歴史上最大の大戦へと飲み込まれていくことになる----
（公式サイト"SEKIHEKI"より抜粋）
SEKIHEKI エピソード
Episode.01 ： 曹操
曹操
～わしが天下を背いても、天下がわしを背くことは許さぬ～
天下をその手中に収めるという大きな野望。
武力、策略、政治、類まれな能力をもつ曹操は、己の野望を帝を擁護するという天子の御旗に包んだ。
曹操に逆らえば逆賊の汚名を着せられる。
三国時代において最も強力な力を得てまさに疾風怒濤の勢いで大陸全土をその手中に収めていった。
人物はもちろん宗教や思想、絶対的な権力であった皇帝までをも己の野望のために利用する、まさに乱世の奸雄とよばれるに相応しい男、それが曹操であり、三国一の野心の持ち主である。
（公式サイト"SEKIHEKI"より抜粋）
Episode.02 ： 孫権
孫権
～亡き父・兄から譲り受けた江東の地を守り、呉国を建国する～
父孫堅、また江東の小覇王とその名を轟かせた兄孫策を次々と失い、孫権は１８歳にして２人の野望を引き継いだ。
有能な臣下を多く抱え、赤壁では圧倒的不利であった戦局を周瑜の智謀で覆し、着実にその勢力を広げ、遂には江東の地に呉国を建国することとなる。
（公式サイト"SEKIHEKI"より抜粋）
Episode.03 ： 甘寧
甘寧
～将軍であるこの俺が命を賭けるんだ。お前らがそうでないとは何事だ！～
曹操が呉の要地である濡須口へ侵攻する。
甘寧は百人ほどの選抜隊を組むと曹操の陣営に夜襲をかけることを決意する。
しかしこのことを聞かされた部下たちは、
「あの大軍に１００人で突っ込むなど、死ににいくようなものです」
と、この作戦に反論をした。
「将軍である俺ですら呉国のために死を覚悟しているんだ！精鋭であるお前らがそうでないとは何事か！」
甘寧の国を思う気持ちとその気迫に兵士達は震え、将軍と死を共にすることを誓った。
曹操軍はまさか百人の敵に襲撃されているとは思わず、闇夜の中で誰が敵かもわからずに同士討ちを始めてしまった。
甘寧と選抜隊は曹操軍が混乱したのを見計らって颯爽と陣に引き返すのであった。
（公式サイト"SEKIHEKI"より抜粋）
Episode.04 ： 典韋
典韋
～曹操の為にその身を盾とした男～
張繡(ちょうしゅう)が起こした謀反により、曹操は窮地に見舞われた。
迫り来る敵軍の前に立ちはだかったのは、曹操の親衛隊を率いていた怪力の豪傑、典韋だった。
「曹操様のお屋敷には誰一人通さん！」
敵の計略にかかり、武器を奪われていた典韋であったが、その怪力を武器に敵兵から武器を奪い戦い続けた。
しかし多勢の敵に対し典韋はただ１人、遠巻きから放たれた無数の弓矢が典韋の体へと突き刺さる。
しかし典韋は倒れなかった。
全身に矢が突き刺さりながらも倒れない典韋の姿に兵士達は戸惑い、曹操を追う足が止まった。
既に絶命していた典韋だが、死してなお、曹操を守り通したのである。
（公式サイト"SEKIHEKI"より抜粋）
Episode.05 ： 周瑜と小喬
周瑜と小喬
～愛する妻を守るため、絶対不利の戦局を覆す～
「曹操軍来る。」
呉国に衝撃が走った。
曹操軍は100万に対して孫権軍は10万人。
絶体絶命の事態に水軍提督周瑜は決断を迫られていた。
決戦か、降伏か＿。
その時、曹操が天下を平らげるとともに噂に聞く喬家の美人姉妹を手に入れると謳っていることを知る。
「我が妻を奪うつもりか・・・。許さん・・。」
呉国を愛する心、そして妻を愛する心・・・。
周瑜は三国志史上最大の戦い「赤壁」へと身を投じる・・・。
（公式サイト"SEKIHEKI"より抜粋）
Episode.06 ： 呂布と貂蝉
呂布と貂蝉
～愛ゆえの裏切り～
朝廷を牛耳り、暴虐の限りを尽くす董卓の誅殺を決意する司徒の王允。
自分を拾ってくれた王允に恩義を感じていた養女の貂蝉は、董卓誅殺を行う為に董卓と、董卓の養子で天下無双の豪傑呂布のもとへと近づいた。
呂布は一目見てその美しさに貂蝉を愛した。
だが王允は貂蝉を董卓のもとへやってしまう。
「私は呂布将軍のもとにいとうございます。」
貂蝉は度々呂布と密会を重ねる。ますます貂蝉への想いを深める呂布であったが、また一方で貂蝉は董卓の耳元でそっと囁く。
「乱暴者の呂布の元には行きたくありません。私をお傍においてください・・。」
2人の間をひらひらと舞うあでやかな蝶＿。
遂には呂布は養父である董卓を殺してしまう＿。
だが呂布も貂蝉を手に入れることはできなかった。
役目を終えた蝶は自らの手でその羽を捥いでしまう＿。
真相はわからない。
ただ呂布はその命を絶った貂蝉の傍らで大きな声をあげて泣いた。
（公式サイト"SEKIHEKI"より抜粋）
最終更新：2009年06月08日 12:58
