2006/05/24
男児ひき逃げ・・指名手配中の男を逮捕
佐賀県唐津市の小5男児ひき逃げ・連れ去り事件で、同県警は24日午後、指名手配していた同市船宮町、土木作業員、坂口三之治(さのじ)容疑者(53)を同市内で発見し、午後8時53分、業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。坂口容疑者は事件発生翌日の21日に、唐津市内で警察官から職務質問を受けたが、すきを見て逃走した。
調べでは、坂口容疑者は20日午後5時過ぎ、唐津市厳木(きゅうらぎ)町の県道で、勤務先の会社が所有する青色の2トントラックを運転中、近くの農業、家原定生さん(48)の三男、毅(つよし)君(11)=厳木小広川分校5年=を自転車ごとはね、頭部骨折や脳挫傷など1カ月の重傷を負わせ、警察への通報などをしなかった疑い。坂口容疑者はその後、毅君をトラックに乗せて連れ去り、3キロ離れた山中に放置したとみられる。毅君は事故から約8時間後の21日未明、林道であおむけになって倒れているところを、捜索中の家族に発見された。
唐津署は坂口容疑者が事件に関与したと断定し、23日に全国指名手配した。
2006/05/21
テレビに見とれ人はねる 死亡ひき逃げで会社員逮捕
警視庁昭島署は21日、ワゴン車を運転中に歩行者をはねて死亡させ、そのまま逃走したとして業務上過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで東京都あきる野市小川、会社員石田直人容疑者(30)を逮捕した。
石田容疑者は「仕事を終え帰る途中、約80キロで走行していた。カーナビでテレビを見ていたら音がして気付いた。怖くなって逃げた」と供述しているという。
調べでは、石田容疑者は20日午後10時50分ごろ、東京都昭島市の片側2車線の都道をワゴン車で走行中、歩道近くの車道に立っていた近くの会社員福留和浩さん(44)をはね、逃走した疑い。福留さんは搬送された病院で死亡した。