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ja
2008-07-25T04:52:26+09:00
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第1話
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むかしむかし、まだこの国が黄金の国ジパングと西洋で信じられていた頃のこと。
平和で下々の民にまで富が行き渡っていると考えられていたこの国は、西洋人たちの理想とは大きく異なる様相を呈していました。
応仁の乱に始まり明応の政変で日の本全土に広がった戦火は、旧来の権威を失墜させ混沌の中に新たな秩序を生み出し、
卑しくとも力ある者が貴く力無き者に取って代わり奸智に長けた梟雄が暗愚な君子を追う、下克上の時代へと導いていたのです。
萌芽し始めた新たな時代の旗手となることを目指して日の本各地で諸侯が鹿を逐い、
勝った者は敗者を蹂躙し食らいつくしてさらなる飛躍のための力を蓄え、
敗れた者は戦場に屍を晒し、或いは勝者に臣従しつつ腹の中では反攻の機を窺っていました。
誰もが勝者たりえ、誰もが敗者たりえる。そこに身分の貴賤は関係なく、才覚の有無だけがすべて。
日の本が有史以来最大の混乱を迎え、それゆえに活力に溢れていた時代。
のちに戦国時代と呼ばれることになる、そんな時代の物語。
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*のぶながの野望 天翔記
*第一話「遠い春」
永禄六年、奥州三戸。
戦乱の中心である畿内からはるか遠く北の果てのこの地にも、戦国乱世は及んでいたのでした。
三戸の主、南部晴政はその武力をたのみに「三日月の 丸くなるまで 南部領」と詠われる広大な領土を手に入れておりました。
南部家最大版図を築き、中興の祖として奥羽にその名を轟かす晴政でしたが、彼には二つ大きな悩みがありました。
一つ目の悩みは、47歳になる晴政には未だ強大な南部家を継ぐべき男児が生まれていないことでした。
この時代、家名を後世に残すことは武士にとって最大の課題でありました。
いかに晴政が武勇に優れ南部家を北奥の覇者に押し上げたところで、
晴政が志半ばで果てたときに南部家が断絶してしまっては意味がありません。
そのため晴政は自分の娘を一門の若者二人に嫁がせ、そのいずれかを自分の後継者にしようと考えていました。
ひとりめは晴政の覇業を軍事面で支える猛将、九戸政実の弟・実親。
九戸実親は温厚朴訥な性格で晴政によく仕え、晴政もまた実親をまるで実子のように可愛がっていたのでした。
そしてもうひとり。晴政の父・安信はその勢力伸張にあたって弟たちを領内各地に派遣し別家
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第42話まで
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*三戦英雄傳
*第四十回~敵からの贈り物~
さてさて、前回兵士達の「不満を解消する」として後漢軍へ贈り物を贈ったEusebio Di Francesco。
問題の衣装箱の中身とは何なのでしょうか。
官兵:「たった今、南匈奴軍より荷物が届きました」
李儒:「ほお、贈り物とは殊勝な心がけ。降伏の書状か」
宇喜多直家信者:「とりあえず開けてご覧なさい」
官兵:「はっ!」
中にあるのは敵大将の首か? 降伏の書状か? 後漢軍の視線は一つの衣装箱に釘付けとなっておりました。
官兵:「これは……」
呂布:「うおっ!!」
牛金:「なんだ!!」
衣装箱にあった物。それは敵大将の首ではなく、洛陽の姫君が着るような、煌びやかな女物の衣装でありました。
華雄:「待て。書状もあるぞ。……どうやら貴軍で愛国心がある者はあの宦官だけと見える。宦官一人に任せ
閉じこもる貴公たちは宦官以下の婦女子に違いない。婦女子は着飾って投降すれば我が王の妾くらいにはしてやるぞ
…人を馬鹿にするのも程がある!! なんで儂があの宦官に劣ることがあろう!! ここは総攻撃をかけ、
目に物見せてくれましょうぞ!!」
宇喜多直家信者:「しかし、帝より預かった大事な兵。策もなく感情に委せ徒に戈を交えるものではない」
この戦の真の目的が「蔡文姫奪還」という私的なことにある負い目が宇喜多直家信者から冷徹さを奪いました。
抗戦か、否か。一同が揺れる中、幕舎を訪ねた二人の影がありました。
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何進:「おうおう、まだ軍議中か。敵は目の前におるというに。これは儂の孫で晏。字を平叔という。
これ、平叔、挨拶なさい」
何晏:「何平叔にございます。後漢の民を救うべく若輩の身なれど馳せ参じました」
李儒:「平叔様は、確か五石散中毒で伏せっておいでのはず…それに前より背丈が縮み、なよなよと
しているような……」
何進:「五石散は綺麗さっぱり絶ちました。なあ、平叔。それに長いこと伏せっていれば自然と
背も縮みましょう」
李儒:「左様ですか」
実はこの青年、何晏ではございません。何晏に扮した渦中の司馬懿でございました。
妹・小銀玉皇后が起こした裸照事件の煽りを受け大将軍の地位を永久剥奪されるのを懼れた
何進が自ら霊帝に願い出て
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第39話まで
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*三戦英雄傳
*第三十七回~奪還すべき女の名~
小魔玉:「何? それは真か」
八戸のぶなが:「はっ、確かな情報にございます。奥方様を南匈奴で見た、という商人と文人が数名おります」
小魔玉:「早くつれて参れ。本人の口から聞きたい」
八戸のぶなが:「これ、入りなさい」
広い小魔玉邸で八戸のぶながの両手がパンパンと鳴らされ、数人の男が入室しました。
商人1:「私、馬商人の趙某と申します」
商人2:「私は奴隷商人の楊某と言います。取り扱う商品はお客様のお好みに副えられるものかと」
文人1:「私の名は陳某と申し、各地を彷徨う文人にございます」
小魔玉:「おお、よくぞ来て下さった。それで、各々方の目撃された女人はうちの媚嬢に間違いないのだな?」
八戸のぶなが:「事情を聞きましたところ、大尉の奥方様に間違いないかと」
商人1:「その女人は、とても美しい声で歌を歌い小さな顎が印象的な美女でございました。歌は南海の歌でございました」
商人2:「その美女の瞳は、美声以上に記憶に残るものでした」
文人1:「しかし、美女の手足はございませんでした」
小魔玉:「間違いない! オイラの媚嬢だ。して、その美女は何をしていたのだ」
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八戸のぶなが:「大変申し上げにくいのでございますが……」
小魔玉:「八戸のぶながよ。あれほどの美女だ。劣情を抱かない者がいないはずはない。
おおかたの予想は付いておるわ。言え…いや、止めておけ」
八戸のぶなが:「大尉、それでは」
小魔玉:「ただちに中山幸盛と宇喜多直家信者を呼ぶのだ。おのれ、蛮族め。目に物言わせて見せようぞ( ^∀^)ゲラゲラ 」
八戸のぶなが:「では、南匈奴を討伐すると 」
小魔玉:「聞くまでもないわ。しかし、南匈奴とは考えもせなんだ……む。南匈奴というと」
八戸のぶなが:「蔡文姫も囚われている地にございます」
小魔玉:「蔡文姫を手に入れたなら、宇喜多直家信者がオイラの元から去ってしまうではないか」
中山幸盛:「ご心配には及びません」
小魔玉:「中山幸盛、居たのか」
八戸のぶなが:「中山司空は、存在感が薄いですからな。人によっては『空気司空』とも。おっと、これは失言」
小魔玉:「まあ、あの陳羣と幼なじみという時点で空気は決定したようなもの。陳羣ほど
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第36話まで
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*三戦英雄傳
*第三十四回~中山幸盛の思惑、八戸のぶながの策~
※今回に限らず年表、人物の年齢、歴史背景が微妙に違っています。
洛陽の陳家の庭が血の赤黒い沼で満たされた頃、同じ洛陽で夕日を眺める一人の男がおりました。
男は、右親指の爪で二本の前歯をコツ、コツ、と叩いております。眉間には皺が寄り、
どうも苛ついている様子でございます。
八戸のぶなが:「中山殿、どうなされたのです」
中山幸盛:「おお、似非易者の八戸殿か」
八戸のぶなが:「私のどこが似非だと言うのだ。答えろ、貸す!!!!!!!1111!!!!!」
中山幸盛:「……」
男の名は、中山幸盛。この後漢の司空にございます。
中山幸盛は突然キレた八戸のぶながに構うことなく、また、前歯をコツ、コツ、とやり始めました。
八戸のぶなが:(むっ、この私を無視するのか。春日)
「はははは。天下の司空様にも悩み事があると思われる。ここは、私めが占って進ぜましょう」
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相手にされなかった八戸のぶながは、袖から筮竹と賽子を取り出し、何やら唸り、時折奇声を上げながら華麗に筮竹を捌きました。
八戸のぶなが:「む、むむむ! やや、これは…ふふふ…中山殿、胸を占めるは一人の男のことでは」
中山幸盛:「コツ、コツ、コツ、コツ……」
八戸のぶなが:(まだ無視するか。ここからが私の腕の見せ所。驚け、そして褒め称えよ。春日)
「男の名は、宇喜多直家信者…」
ここで、中山幸盛の爪が前歯にぶつかる音が止まりました。宙を舞っていた中山幸盛の瞳は、八戸のぶながを
映し出しました。
八戸のぶなが:「違いますか?」
中山幸盛:「いや、さすが、一度は大尉に認められた易者だけはある」
八戸のぶなが:(やっと私を認めたか。春日)
「恐れ入ります」
中山幸盛:「私の胸中を当てたのなら、それなりの対策もあるのであろう? いや、自分を
売り込みに来たと言ったほうが早いか」
八戸のぶなが:(この男、自分のことだけ考えているかと思えば、そこまで馬鹿でもないらしい)
「はっ」
中山幸盛:「お前も、お主もこの覚束ない足下に不安を覚えたのだな」
八戸のぶなが:「それでは。前回の小銀玉皇后の騒動以来考えて
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第33話まで
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*三戦英雄傳
*第三十一回~丁原、病に倒れる~
姓はロコ、名はふるーちぇ、字は不明。都・洛陽の生まれで代々高級官吏を生み出してきた名門・
ロコ一族の者にして霊帝と●習院の御学友であった。元の名を音速の667と言う。(中略)
音速の667は、異国の茶に対するこだわりが強く、『魔李阿ー寿・府零ー流』という店の
茶葉しか認めなかったが、如何せん、小僧の教育がなっていなかった。音速の667は、店の
小僧の態度に怒りを覚えつつ、店に通うこと数年、ある日所望しない茶葉を強引に勧める小僧に
腹を立て斬り殺してしまった。
生まれて初めての殺人に音速の667は、罪の意識に懼れ戦きながらも、名門の自分が犯した
殺人という図式に酔っていた。彼は己の存在を他の追随を許さぬ破格のものとするために、ロコ一族の名を天下に
知らせしめるために、『後漢王朝』『光武帝』『霊帝』と竹簡に書いた己のネタ本を引きずり出し、
最後の自慰行為に耽ると半刻で6回ほど放出し、自ら己に宮刑を科した。ロコふるーちぇは早漏で
あった。彼は出血多量で遠のく意識の中、街頭に出ると己の新しい名を往来の人々に求めた。
人々の好意と悪意により音速の667は『ロコふるーちぇ』という名を得た。
後の世に「ロコふるーちぇは女性」説が流れたのは、単に「名門の子弟が宦官になるはずなど無い」と
いう歴史好きによる願望の具現だとも言われている。ロコ一族の名は確かに後漢全土に広がった。
だが、それは栄誉のものではなかった。形はどうであれ、ロコふるーちぇの願いは叶ったわけである。
~正史『晋史』宦官 ロコふるーちぇ傅より~
「徽皇子死す」の知らせを聞いた二人の者は、それぞれ
――そうか。
――アゥアウ。
と感想を口にしました。
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前者は晋国の軍師・丁原、後者は霊帝の長子・弁皇子でございます。
弁皇子へ弟である徽皇子の死を伝えたのは、陳羣と一人の宦官でありました。
ロコふるーちぇ:「おお、なんとおいたわしや!! 弁皇子はかようなお姿に、
徽皇子は夭折、残るは協皇子のみ。いったい、後漢の未来はどうなってしまうのか」
陳羣:(名門・ロコ一族の栄華も昔のことよ…一族の男子を宦官にするとは。それとも、これも
ロコ一族の策略か…
2008-07-25T03:41:07+09:00
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三戦英雄傅第二部これまでのあらすじ
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*三戦英雄傅
*■三戦英雄傅第二部これまでのあらすじ■
三戦英雄傅第二部は、栄安二年六月、小魔玉邸での
騒動から始まります。
第一部で丁原は酷い女顔なのと、小魔玉の亡くなった先妻・媚嬢に
生き写しであったことから小魔玉に見初められ、元・医師の技術で
小魔玉の手により性転換手術を施され、媚嬢として生きてゆくことを余儀
なくされていました。体を変えられても、人の心というものは誰にも変えることは
できません。漢朝を真に思う気骨の士・丁原は小魔玉の愛息・リンリン大友を
駒に使い「連環の計」を以って、小魔玉暗殺を企みましたが、策士・ムコーニンの
知略により計略は失敗に終わり、手足を斬られてしまいました。
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手足を無くし、己の手では食べ物さえ口にできなくなった丁原を小魔玉は
以前にも増して愛するようになり、丁原は小魔玉の為すがままに陵辱を受けるのでした。
手足が無くては、脱走することも叶いません。
しかし、丁原は希望を捨てず、小魔玉邸で大宴会を開いた夜に美しい声で
歌を歌い、晋国の曹操、学徒出陣、無双ファンを己の居場所に導き、
晋国へ連れ帰って欲しいと頼みます。一方、丁原の不在に気付いた小魔玉は
手下が丁原の部屋より見つけ出した一本の男物の帯と 一枚の巾(髪を結ぶ布)より、
己の知恵袋である中山幸盛とムコーニンが丁原の美貌に迷い、かどわかしたと
疑っておりました。婦人の部屋で帯を外す、巾を外す、これは、確かに
不義を臭わすものですが、実はこれは丁原の置き土産たる謀略でありました。
丁原の謀略は成功し、策士・ムコーニンは小魔玉の怒りに触れ、陵遅により
処刑されました。
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古来より中華に於いて、「位、人臣を極める」と言われた三公。
三公とは、大尉、司空、司徒承相のことであります。
これまでの三公は大尉・小魔玉(俸禄:万石)、司徒承相・王允(俸禄:万石)、
司空・ムコーニン(俸禄:万石)となっておりました。ムコーニンの後釜は
小魔玉と小銀玉皇后の采配により、中山幸盛が後を継ぐこととなりました。
小銀玉皇后という権力者庇護を受け、後漢の人事をも思うままに
動かす小魔玉。しかし、肝心の小銀玉皇后に裸照事件という不
2008-06-11T06:24:09+09:00
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あらすじ
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*三戦英雄傅
*■あらすじ■
昔々、天界でのこと。
エロ本欲しさに弟の部屋を家捜ししていた天帝の馬鹿息子『三戦に舞い下りた天使』は
ガチホモの弟が書いたショートショート(もちろん男色モノ)を発見し、
興味本位より自慰行為に耽りとうとう赤玉を吐き出してしまいました。
息子の愚行に怒りと嘆きを露になさった天帝は「これより遥か後の時代に
お前の赤玉を人間として転生させる。お前たち三兄弟は赤玉の生まれ変わりを
正しい道に導き、天下泰平の世にするまで天界に戻ることは許さぬ」と
言い渡されました。
時は後漢、霊帝の時代赤玉の生まれ変わりは三戦に舞い下りた天使の把握する時点で
大尉:小魔玉
黄巾族の頭首:聖天使ザビエル
田豊の食客:果物キラー
果物キラーの息子:無双ファン
市井の民:学徒出陣
富貴なる家の子息:魯粛
荀子の子孫:荀イク
となっておりました。
異教徒・聖天使ザビエル率いる黄巾賊、漢朝を牛耳ることを目論む小魔玉、
漢朝の忠臣・袁紹の抱える袁家軍。天下はまさに三分され、天下の民草は
眠れぬ夜を過ごすのでした。
2008-06-11T06:21:17+09:00
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第30話まで
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*三戦英雄傅
*第二十八回~霊帝裸照事件に英断を下し、◆W0wczkw01 はリンリン大友を調教す~
さてさて、前回窮地に立たされた小銀玉皇后と小魔玉ですが、
いったい、霊帝はどのような判断を下したのでしょうか。
趙忠:「陛下、ご決断はお早いほうが宜しいかと」
霊帝:「むぅうう」
中野区民憲章 :「ホホホ、陛下は筋金入りのMですな」
張譲:「おお、中野区民憲章!」
中野区民憲章の登場に張譲をはじめ、十常侍たちは顔色を明るくしました。
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身の丈八尺もある大男。中野区民憲章、都・洛陽生まれの洛陽育ちのこの男、史学に明るく
とりわけ文語や繁体字に詳しいことで名を馳せていた学者でありました。
一介の学者・中野区民憲章もまた、十常侍の権力の駒として、
どMの霊帝を満足させるための駒として宮中に召しだされたのでした。
当初は、小銀玉皇后の美貌と毒舌に未練を持っていた霊帝も、
中野区民憲章の巨躯から繰り出される罵倒と暴力の迫力に骨抜きと
なり、「中野区民憲章を知らなかった朕の半生は、なんだったのであろう」と
感嘆したとも伝えられております。
口語・簡体字を得意とする小柄な女性の小銀玉皇后に比べ、文語・繁体字を得意とした
中野区民憲章。その与える迫力たるや、歴然としたものでございました。
霊帝が小銀玉皇后に飽き、中野区民憲章が寵愛を欲しいままにしていた
ちょうど、今、裸照事件が勃発したのでございます。
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何進:(ま、まずいではないか。妹の小銀玉の不始末は、儂の責任問題まで問われる。
このまましがない肉屋に元通りか? いや、元部下の袁紹が相国となっておった。ここは、
袁紹の地位と名門・袁家の力に頼るほかあるまい)
機を見るに敏な何進は、さっそく配下の(・×・)AaAを晋国に走らせました。
さすがは、元、商人。何進は、妹・小銀玉という商品の価値を見捨ててはおりませんでした。
曹操:「なんだ。この可愛い顔文字の男は」
袁術:「小動物顔よのお。これ、もそっとこちらへ」
(・×・)AaA:「ええい!! 触るな! 俺は何進大将軍の使者だぞ」
袁紹:「何? 大将軍の、とな?」
(・×
2008-06-11T06:10:32+09:00
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第27話まで
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*三戦英雄傅
*第二十五回~禍為す女性は誰なのか。丁原の失踪が新たな禍を国に齎す~
女禍益々盛んなり。哀れむ可。
(女性による(国家へ与える)禍は益々盛んになっていった。哀れむべきである)
~正史『晋史』小魔玉傅より~
栄安二年六月。曹操、学徒出陣、無双ファンが丁原を連れ帰った翌日、小魔玉邸は
蜂の巣をつついたような大騒ぎになっておりました。
まず、異変に気が付いたのは小魔玉でございました。
小魔玉:「イタタ…昨日は呑みすぎたかな…。山崎の十八年物が手に入ったんでな。
それから袁紹が持ってきた久保田の万壽を呑んで、ムコーニンの作ったカクテルを呑んで
…やはりチャンポンは良くないな( ^∀^)ゲラゲラって、媚嬢、待たせたね。朝食の時間だよ。
今朝も口移しでオイラが食べさせてあげるからね( ^∀^)ゲラゲラ」
小魔玉が愛妻の待つ甕を覗き込むと、いるはずの媚嬢はおりません。
小魔玉:「媚嬢、媚嬢。どこに行ったのかな? 這って逃げたのかな。
オイラとかくれんぼする気かい?よーし、負けないぞ( ^∀^)ゲラゲラ」
小魔玉は当初、愛妻が臍を曲げて隠れていると思い込み、寝台の下から箪笥の中まで探し出しました。
しかし、愛する媚嬢は見つかりませんでした。小魔玉は激しく狼狽し、早急に手下の者を
集めました。
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ムコーニン:「おいおい、なんだよ。俺は二日酔いで頭が痛ぇんだよ」
中山幸盛:「何事ですか。大尉」
リンリン大友:「どうしたの? パパ」
宇喜多直家信者:「……」
小魔玉:「媚嬢が、オイラの媚嬢がまた失踪した! お前たち、知らぬか?」
ムコーニン:「おいおい、勘弁してくれよ。自分の嫁の管理もできねーのか。おめーは」
中山幸盛:「奥方と最後にお会いになったのは、いつでございますか?」
小魔玉:「うむ。確か昨夜の宴会の前に夕食を食べさせた時にはいたのだが」
中山幸盛:「すると、宴会最中か、宴会後に失踪されたということですな」
ムコーニン:「ばっかじゃねーの。お前ら、現場を徹底して探せよ。それに犯人は
現場に戻ってくるっていうじゃねーか。探させろよ」
こうしてムコーニンの一言により、媚嬢
2008-05-16T17:43:18+09:00
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第二の話の感想など
https://w.atwiki.jp/sakurahiromu2/pages/37.html
*第二の話の感想などをまとめたものです。
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乙 これは期待
まあ、頑張って。
期待しているよ。頑張れ
続き来た~!
職人待ってたぜ!頑張れ
今日はこのぐらいで。次回は華北の八戸家をえがきます。
乙。楽しみに待ってる
前の話のイメージが残っている状態で新作を読むのもギャップがあって面白いw
リンリン大友の登場に意味も無く吹いた。
どうやら忠臣らしく安堵しています
前作以上に気合いの入った職人に期待大!
292 コテが出てくると荒れる可能性があるから控えるように!どうしても出たい場合は名無しにすること!
きょうはこのあたりで締めます。
次回はひょーりみ達を題材にします。
296 素晴らしくオツカレ。風邪で倒れぬように頑張ってくだされ。
渦中退場はえー
学徒の暴君。
小魔玉の策略。
朝倉の忠節。
八戸の謀略。
春華の悪女。
そしてひょーりみの希望。
前作と違いオリジナルな話だからどう進むのか楽しみ。
良コテが・・・
また男塾方式で生きているんですよ。
293 前回とは別の方が書いておりますよ。
コテハンの小説を書いといてコテお断りもないんじゃねーの
八戸まさよし自演乙
自演認定厨まだいたのか
両方とも、そろそろ黙って欲しい
あんまり黙っていると作者が書く気をなくしてしまう場合がある。
読みやすいようにまとめる計画があるからちょっと待ってくれ。
308 :聖天使ザビエル∬》`_ゝ´》つ† ◆:作者様毎日乙です
作者様が嫌がらなければ予想なんかもしてもOKだと思うぞ。
書き手は長文を書いた後、無反応なのが一番つらいはず。
読者がいることをちゃんとアピールしよう。
やっぱWikiだよな。
二番手の作者:私個人は307の方の計画も展開予想も大歓迎です。書いた後に反応があるととても嬉しいですし、モチベーションの維持もできます。
ただ、予想に関しては、その通りに書けないことがありますことを
ご了承いただければ嬉しく思います。
311 予想などじゃんじゃん裏切っちゃってください。「
2008-03-30T20:31:27+09:00
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