第36話まで

三戦英雄傳


第三十四回~中山幸盛の思惑、八戸のぶながの策~


※今回に限らず年表、人物の年齢、歴史背景が微妙に違っています。

 洛陽の陳家の庭が血の赤黒い沼で満たされた頃、同じ洛陽で夕日を眺める一人の男がおりました。
 男は、右親指の爪で二本の前歯をコツ、コツ、と叩いております。眉間には皺が寄り、
どうも苛ついている様子でございます。

八戸のぶなが:「中山殿、どうなされたのです」
中山幸盛:「おお、似非易者の八戸殿か」
八戸のぶなが:「私のどこが似非だと言うのだ。答えろ、貸す!!!!!!!1111!!!!!」
中山幸盛:「……」

 男の名は、中山幸盛。この後漢の司空にございます。
 中山幸盛は突然キレた八戸のぶながに構うことなく、また、前歯をコツ、コツ、とやり始めました。

八戸のぶなが:(むっ、この私を無視するのか。春日)
       「はははは。天下の司空様にも悩み事があると思われる。ここは、私めが占って進ぜましょう」



 相手にされなかった八戸のぶながは、袖から筮竹と賽子を取り出し、何やら唸り、時折奇声を上げながら華麗に筮竹を捌きました。

八戸のぶなが:「む、むむむ! やや、これは…ふふふ…中山殿、胸を占めるは一人の男のことでは」
中山幸盛:「コツ、コツ、コツ、コツ……」
八戸のぶなが:(まだ無視するか。ここからが私の腕の見せ所。驚け、そして褒め称えよ。春日)
       「男の名は、宇喜多直家信者…」

 ここで、中山幸盛の爪が前歯にぶつかる音が止まりました。宙を舞っていた中山幸盛の瞳は、八戸のぶながを
映し出しました。

八戸のぶなが:「違いますか?」
中山幸盛:「いや、さすが、一度は大尉に認められた易者だけはある」
八戸のぶなが:(やっと私を認めたか。春日)
      「恐れ入ります」
中山幸盛:「私の胸中を当てたのなら、それなりの対策もあるのであろう? いや、自分を
売り込みに来たと言ったほうが早いか」
八戸のぶなが:(この男、自分のことだけ考えているかと思えば、そこまで馬鹿でもないらしい)
       「はっ」
中山幸盛:「お前も、お主もこの覚束ない足下に不安を覚えたのだな」
八戸のぶなが:「それでは。前回の小銀玉皇后の騒動以来考えていたことですが、大尉の派閥にいては命がいくつあっても
足りない。それにいつまで経っても下のままでは終わりたくない。だが、大尉派を解体し、新しく自分の派閥を
作るにも気掛かりは宇喜多直家信者の知略。彼と大尉の間が強固なうちは、自分の派閥も作れない」
中山幸盛:「まさにその通りだ」



八戸のぶなが:「聞けば宇喜多直家信者殿は、思い人を人質に取られ大尉の派閥に入ったと
いうこと。思い人の名は蔡文姫」
中山幸盛:「大学者・蔡ヨウ様の娘御だと聞いている」
八戸のぶなが:「それを利用するのです。大尉の奥方失踪事件と絡めて」
中山幸盛:「どういうことだ?」
八戸のぶなが:「蔡文姫は黄巾族の混乱に乗じた匈奴に拉致され、左賢王の妻になっているとか」
中山幸盛:「うむ。あの堅物が惚れるのだから、よほどの美貌の持ち主に違いない。
王の妻にされたことが美貌を物語っているな」
八戸のぶなが:「ところが大尉は、『蔡文姫奪還』を約束して傘下に入れたものの、宇喜多直家信者の裏切りを
懼れ、未だその約束を果たしていません。そして大尉の奥方は失踪されたまま。ここは、一つ洛陽中に
噂を流してみようではありませんか」

中山幸盛:「うーむ。お前の話はわからん」

 八戸のぶながは幼子を諭すように美しい声で中山幸盛に蕩々と自分の考えを述べました。
八戸のぶながは、まれに見る美声の持ち主でありました。



八戸のぶなが:「洛陽中に『大尉の奥方は匈奴に拉致られ、王の側女にされている。商人の中で見た者がいる』と
噂を流すのです。そして宇喜多直家信者にからくりを教えた後で『大尉に願い出れば、愛妻の為だ。いくらでも兵を用意してくれるだろう。
あなたは、その将兵を率いて匈奴から蔡文姫を連れ戻せばいい。後は大尉に戻るなり、野に隠れるも良し。
言い訳はなんとでも作れるだろう』と言ってやるのです。宇喜多直家信者が大尉の元に帰っても、
野に隠れても中山殿への恩は忘れず、事は上手く運ぶでしょう」
中山幸盛:「おお! 先生、先ほどの失言は許していただきたい。さすがは、八戸のぶなが先生だ。
これからも私をお導き下さい」

 中山幸盛は、八戸のぶながに平服してみせました。八戸のぶながの美声に痺れてしまったのでしょうか。
中山幸盛は、ぼうっとした薬物中毒患者のような顔で八戸のぶながの顔を見上げていました。



八戸のぶなが:「やめてくださいよ。お互い長生きしましょうよ」
中山幸盛:「おお、そうですね。ところで噂を流すには人手と金が必要。それはどうすれば」
八戸のぶなが:「そこは我が自演民主党にお任せあれ」
中山幸盛:「自演民主党?」
八戸のぶなが:「自演こそ、至高の芸術であり、美である。私を頂点とした、自演の快楽をあがめ奉る
集団でございます」
中山幸盛:「おお、そうでありましたか」

八戸のぶなが:「お互いに長生きしたいものですなあ。司空殿。お互いにね」

 八戸のぶながは、中山幸盛へ慇懃な笑いを向けると「失礼」と庭木の奥へと消えて行きました。

八戸のぶなが:「さて、私の長生きのためにもう一仕事するか」

 辺りでは、夜風の臭いをかぎつけた虫たちが遠慮がちに鳴いていました。

 さてさて、実は策略と野望を秘めている様子の占い師・八戸のぶなが。
彼の目的と、最終的な計略とは。三戦英雄傳、気になる続きはまた、次回。



三戦英雄傳


第三十五回~三馬鹿兄弟、下界に馴染む~


 さてさて、何やら八戸のぶながが動き出したころ、天帝の三馬鹿息子は地上で何をしていたのでしょうか。

三戦に舞い降りた天使:「ただいま-。ふぅ。人間の世界も大変だな。今日も正妻にいびられたわ」
偽クマッタ:「兄さん、兄さんは女になったんだろ? もう少し、娘らしく淑やかにしていてくれよ^^」
三戦に舞い降りた天使:「お、おう。あ、わかったわよ。なんでクマッタは^^をつけるようになったのよ?」
偽クマッタ:「こうした方が強く見えるかと思って^^」
三戦に舞い降りた天使:「あっそ。ところで私たちの弟は何をしているの? なんか柱に何か書いてるのかしら」
偽クマッタ:「ああ、時折何か書いたりしているが、柱を見ればわかるよ^^」

 三戦に舞い降りた天使は、男として子孫を残せぬ体になってしまったので自ら父の天帝に願い出て
そこそこの美女に姿を変えてもらい洛陽の豪商の妾となり、二人の弟を養っておりました。
 偽クマッタは干し肉好きなので、何進の肉屋で働いておりました。三男の渦中の司馬懿はと言いますと、
二人の兄に甘え、日の光も浴びずもやしっ子っぷりにますます磨きをかけていました。どんな人間にも
兄弟に対する何らかの情はあるもの。三戦に舞い降りた天使は、弟の渦中の司馬懿を心配し、
柱に何か書いている渦中の司馬懿の肩にそっと手を触れました。



三戦に舞い降りた天使:「渦中の司馬懿、どうしたの。兄さんに、あ、姉さんに話してごらん」
渦中の司馬懿:「イー…アー…ジョウ……アルシサンー……スーワンリンリゥバイ…」

 見ると柱は「正」の時でびっしり埋められていました。

偽クマッタ:「こいつ、毎日『糞コテ』って言われる度に柱に正の字書いてカウントしてるんだよ。
人差し指の爪でさ、引っ掻くんだよ。柱を。とうとう狂ったかと思ったね^^」
三戦に舞い降りた天使:「スーワンリンリゥバイって、この子、四万六百回も『糞コテ』って言われてんの!?」
渦中の司馬懿:「ブツブツ……ブツブツ……今日さ、旦那様の本妻の子供たちに言われたんだ。『おい糞コテ。姉さんの股で食わせて貰ってる
気分って、どんな気分?ねえ、どんな気分?』って……」

偽クマッタ:「典型的な煽りじゃねーか。お前、そんなん気にしてるんじゃコテ向いてねーよ。
発狂して俺を楽しませるしか使い途はねーな。あ、もう発狂してるか^^」
渦中の司馬懿:「ごめんね。兄さん。あ、今は姉さんだね。姉さんに身売りまでさせて。僕たち、もうお父様のところへ帰れないんじゃないかな。
天界人は不死だから、僕らはずっとずっと何百年も何千年もこの地上で暮らさなきゃいけないのかな。犬を飼っても
すぐに死んで、奥さん貰っても自分より早く死んで。ずっと悲しみと空しさの中で生きていくしかないのかな。
僕が、兄さんがやったことって、そんなに罪深いことだったのかな」



偽クマッタ:「まあ、中華の民の運命は変わっちまったわな^^」
三戦に舞い降りた天使:「悲しいこと言うなよ。中華の混乱を平定したら天界に帰れる約束だっただろ」
渦中の司馬懿:「でも、兄さんの赤玉の生まれ変わりたちは互いに敵味方に分かれているんですよ。自分の
子供たちの争いが平定するということは、子供たちのうちの数人は死ぬ可能性があるということでしょう。
親として、兄さんはそれで、いいの? だいたいこの中華は昔から誰かが平定し、また誰かが乱しの繰り返し
だったじゃないか。もう、滅ぼしちゃった方がいいんじゃないの。人間が何百年もやってできないことを
いくら天界人とはいえ、僕らがやろうという方が無理じゃないの」

 膝を抱えつつ、柱に爪を立てる弟に三戦に舞い降りた天使は言いました。

三戦に舞い降りた天使:「無理だとわかっていても男には、やらなきゃいけないときがあるのよ」と。



偽クマッタ:「そうだな。お前の好きな倭国の櫻井なんとかも言ってるじゃねーか^^」
渦中の司馬懿:「『無理という壁を越えなければ強くなれない』、ですね。無理だという自分で
作った壁は幻想の壁であって、自ら壊さなければ限界というものは越えることができないという……」
三戦に舞い降りた天使:「そういうものかしら」
偽クマッタ:「そういうことにしておいてやろうぜ^^ さあ、弟よ。いい加減もやしっ子に磨きをかけるのは
やめて日の光を浴びるんだ」
渦中の司馬懿:「三戦に舞い降りた天使姉さん、偽クマッタ兄さん……」

 こうして渦中の司馬懿は久しぶりに日の光を浴びたそうでございます。しかし、この三馬鹿兄弟、本当に
中華の民を救い、平和な治世をもたらす気はあるのでしょうか。

 気概があったとしても、実力が伴わないという悲劇も考えられますが。
 三戦英雄傳、続きはまた次回。



三戦英雄傳


第三十六回~策士、ふたり~



 中山幸盛と別れた八戸のぶながの向かった先、それは宇喜多直家信者のもとでございました。

猫:「ミャアー」(怖いよ。誰か怖いのが来るよ)
宇喜多直家信者:「おやおや、子竜。どうしたのかい」

 飼い猫・子竜の怯えた様子に宇喜多直家信者は、頭を撫でてやろうと椅子から立ち上がりました。

八戸のぶなが:「宇喜多先生はおられるかな」
子竜:「ミャァアアアアアア!!」(来たな。お前か。く、来るなぁああ!!)
八戸のぶなが:「ぬこたーん!!」
宇喜多直家信者;「ぬこたん…?」

 宇喜多直家信者の飼い猫を目にするなり、猫好きの八戸のぶながは驚喜の声を上げ、近寄り
子竜は恐怖心からか八戸のぶながを威嚇しました。



子竜:「ミギャァアアアアー」(いつも俺を見るなり無理矢理抱きやがって!! よ、寄るな。
俺は心を許した人間にしか抱かれない主義なのだ)
宇喜多直家信者:「これ、子竜。どうしたというのだ。鰹節をあげるから、おとなしく庭で遊んできなさい。
八戸のぶなが殿。見ての通り、うちの子竜は人見知りの激しい猫でして。引っかかれるといけないので、
ご容赦いただきたい」
八戸のぶなが:「子竜たんというのか……ぬこたーん」

 子竜は宇喜多直家信者より鰹節をもらうなり、庭へと出て行きました。

八戸のぶなが:「ああ、子竜たん…」
宇喜多直家信者:「八戸殿?」
八戸のぶなが:「はっ、これは失礼。実は今日、宇喜多殿にお話したきことがあり、参った次第でして」
宇喜多直家信者:「あいにく私は、占いとか信じないもので。占って欲しい悩みもない」
八戸のぶなが:「ほお、悩みが無い、と。では、初恋の想い人の話も必要ないと?」
宇喜多直家信者:「……」(この男、あの方の何か情報を持っているのだろうか。だが、元々
八戸という男は占いと口先のみでのしあがった軽薄な男……何を考えているかもわからぬ)



八戸のぶなが:「ははは…この八戸、宇喜多殿に警戒されていると見える。しかし、この機会を失えば
蔡文姫は二度と洛陽の土を踏むことはないでしょうなあ」

 八戸のぶながは意味深な笑みを浮かべながら、細い顎をしゃくりました。

宇喜多直家信者:「……貴殿は、なぜ蔡文姫のことをご存じなのです」
八戸のぶなが:「知っているも何も洛陽にいる者は城の内外を問わず、皆知っていることですよ。
蛮族に捕らえられ美貌のために蛮族の王の妻となることを強要された悲劇の才媛、蔡文姫の話はね。
私は男だし衆道の趣味も無いから女の体のことはわかんが、さぞや辛かったでしょうなあ。蔡文姫は。
強制的な婚姻……屈辱意外の何物でもありませんな。しかも、相手の王は当時まだ十二の子供だったとか」

宇喜多直家信者:「何が、言いたいのです?」

 八戸のぶながに向ける宇喜多直家信者の声には明らかな非難の色が見えておりました。それは、
普段の宇喜多直家信者のおとなしい性格からは想像もつかない、憎悪の籠もった声でありました。

八戸のぶなが:「猫は高いところから落ちても死ぬことは無い。だが、杯は手元から落ちただけでも割れる。
人間も同じこと。硬いとすぐに壊れてしまう。宇喜多殿は、どうも感情を押し殺しすぎる。本当は、
こうしてに感情を持っているのに。もっと、軟らかくなったらどうです?」
宇喜多直家信者:「蔡文姫は…私の姉同様の、我が師のご令嬢でした」

 宇喜多直家信者は八戸のぶながの声に我に返り、低い声で答えました。



八戸のぶなが:「姉? 本当にそれだけですか? 確かに我が国では古来より兄弟間の情というものは
強固なものとされています。だが、それが異性ともなるとまたやっかいなもの。襄公と文姜の故事はご存じ
でしょう」
宇喜多直家信者:「私が襄公だと?」
八戸のぶなが:「いやいや、何もそこまでは。貴殿と蔡文姫は血も繋がっていなければ姓も違う。
それにあれだけの美貌と才能の持ち主、貴殿に限らず男なら誰でも惚れるでしょうなあ。
そうそう、貴殿には甥が二人できたそうで。とりあえずお祝いの言葉をば。おめでとう」
宇喜多直家信者:「子供まで……」
八戸のぶなが:「知らなかったのですか。これは失礼。しかし、目出度いことではありませんか」
宇喜多直家信者:「蛮族と望まぬ結婚をさせられた上に、蛮族の子供まで。どうして祝福など
できようか!! 八戸殿は私に何か怨みでもおありか。人の姉の不幸を並び連ねて」


八戸のぶなが:「不幸? 本当にそうでしょうかな。案外姉上は幸福を感じておられるかもしれない。
むしろ、貴殿は姉上の環境に不幸であってほしいという願望を重ね合わせて居られるのでは」
宇喜多直家信者:「何を。姉の不幸を願う弟がどこにいる」
八戸のぶなが:「姉を、蔡文姫を取られた嫉妬、ではありませぬか。貴殿は負けたのです。蛮族に。
認めなさい。宇喜多殿」
宇喜多直家信者:「私が、蛮族に? 勝負もしていないのに。負けてなどいません」
八戸のぶなが:「いいや、貴殿は負けたのだ。貴殿の中の『男』としてな」

 八戸のぶながの声が宇喜多直家信者の脳裏に響き渡りました。



宇喜多直家信者:(男として、負けた……)
八戸のぶなが:「好きだったんでしょう? 愛していたんでしょう? 蔡文姫を。
大丈夫。恥ずかしいことでも人の道に外れたことでもない」

 八戸のぶながの優しい声に宇喜多直家信者は、呆然と頷きました。

八戸のぶなが:「人間、素直が宜しい。私と、取引をしませんか? 蔡文姫を取り戻す方法を授けましょう」
宇喜多直家信者:「それで貴公は何を私に望まれるのです?」
八戸のぶなが:「さすがは蔡ヨウ先生の一番弟子。話が早い。実はこれこれこういう事情で
私は中山幸盛に策を授けましてな」

 八戸のぶながは、先日の中山幸盛との遣り取りを宇喜多直家信者に伝えました。

宇喜多直家信者:「手の内を見せるとは、私は八戸殿を信じても良いものかな」
八戸のぶなが:「信じて下さいよ。しばらくはね」

 二人は互いに軽く息を漏らし微笑しました。



宇喜多直家信者:「差し詰め八戸殿の狙いは、『今回の行軍に連れ出し、大尉の元から離れたい』というところでしょうか」
八戸のぶなが:「ええ」
宇喜多直家信者:「裸照事件で大尉の政権に不安を抱いたが、中山幸盛にも政権を維持できる強さを感じられない。
易者の身分では政権をどうこうできぬし、大尉の息がかかっているので下手に行動もできぬ。此度の行軍に
かこつけて雲隠れを望むも易者では行軍の正当な理由もできぬ。そこで私に願いでたというわけですね」
八戸のぶなが:「沈みかけた船に残ることはありますまい」
宇喜多直家信者:「承知しました。事が進み次第、私が大尉に八戸のぶなが殿をつけてくれるよう願い出ます」

 八戸のぶながと宇喜多直家信者、互いに笑みを浮かべていても、お互い背中にはじっとりとした
嫌な汗をかいていました。

 所詮は乱世。常識も定石も通用しない時代でございます。
 騙し、欺き、昨日敵だったものは味方になり、昨日味方だった者は敵になり……なんとも
忙しいことでございます。

 さてさて、蔡文姫奪還の作戦はうまく成功するのでしょうか。

 三戦英雄傳、続きは、また、次回。

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最終更新:2008年07月25日 03:52