越帝国の誕生


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学徒出陣がついに皇帝に即位します。武功をあげた諸侯も王に封じられます。




第三十九話・学徒出陣帝位に就く


学徒出陣は威厳に満ちていた。

学徒「諸侯よ。よく集まってくれた。余は大越国を建国し帝位につく。」

「おおっ~~!と諸侯に歓声が上がる。」

学徒「また、我が将兵たちには漢朝によって弾圧されていた、太平道、五斗米道の
信者が多いが、新たな越王朝ではこれらの教団を十分に保護することを約束しよう。」

「大越皇帝万歳!万歳!万々歳!!」と諸侯から歓声があがった。

学徒「ところで、諸君らは王となってもらう。これより、封地を発表する。こおろぎ先生
お願いします。」

こおろぎ「御意。それではよくお聞きなされ…」

こおろぎ「張魯殿、そちは漢中王じゃ。これまでどおり、漢中の地を治めてくだされ」

張魯「ははぁ~!」

こおろぎ「次に張春華殿、そちは斉王じゃ。頼みましたぞ。」

張春華「はぇ?(*・ヮ・*)」

こおろぎ「次、張燕殿、そちは晋王であるぞ。」

張燕「ありがたき幸せ!!」

このように次々に王が定められていった。
その後、呂布は遼東王、劉壁は代王、韓遂は涼王、中野区民憲章は秦王、
金宰陽は韓王であった。

こおろぎ「最後にひょーりみ殿は、蜀王である。」

場内がどよめいた。

ひょーりみ「あの…益州は今だ、劉焉が割拠しておりますが。」

こおろぎ「そうじゃ、今だ漢朝復興などと不届きな企みをしている劉焉を討ち、
封地を安定させるのじゃ。以上、本日は解散じゃ。」

ザビエル「こりゃ、どうみても陰謀だな。梁山泊の戦力を分断させ、さらに
ひょーりみ殿に無理難題を押し付ける。どうやら、越帝さまかその側近あた
りにマークされているようだな。」

小銀玉「まったく兄貴は洛陽、一番乗りの大手柄を立てた男だぞ。馬鹿にしすぎだ。」

ひょーりみははっきり言ってどうでもよかったらしく、「俺は元々、王になる気
なんて無いし、どうでもいいよ。というよりさっさと故郷に帰りたいんだけど。」
などと言っていたが

ザビエル「とにかく、兵を整え、益州入りしないとな。」
小銀玉「腕が鳴るな。」
紫玉「ひょーりみが蜀王になれば王妃だよ王妃、ふふふふ。」

ひょーりみ「俺を無視すんなよ。」



第四十話・ひょーりみ、巴蜀へ向かう


「え~!200!?」ひょーりみは唖然とした、梁山泊軍総勢3万のうち、ひょーりみ
についてくると言ったのは、200名ほどだけであった。その他は全員、春華について
言ってしまったのだ。

ザビエル「もともと、殿には任侠的な人気はないからね。ちょっとインテリ受けは
するみたいだけど、戦争も強いわけでもないし、度胸も無いし、こんなもんでしょ。」

小銀玉「まあ200人も物好きがいれば十分だろうが。」
ひょーりみ「はあ…」

春華「大丈夫だって、兵たちにはひょーりみについていく様に説得するから」

春華の半ば脅しに近い強引な話し合いにより、どうにかひょーりみは5000の兵を
手に入れた。その夜は、春華たちとの別れを惜しむ酒宴が開かれたという。

翌日、ひょーりみは兵を率いて封地、巴蜀の地へと向かった。

蜀王、ひょーりみと共に入蜀を目指すものは、王妃紫玉、軍師のザビエル、
義兄弟の小銀玉、将としては損権、果物キラーなどがいた。
ほかにも越帝の臣である渦中の司馬懿が監視役としてついていた。


それから1ヵ月後、ひょーりみ軍は高沛と楊懐の軍と激闘を演じていた。

ひょーりみ「いや~高沛と楊懐ってのは本当に強いね。今までで最強クラスじゃない?」

ザビエル「蜀王、彼らが強いのではありません。我々が弱すぎるだけです。というか敵は
我が軍の半分程度の数ですぞ。」

ひょーりみ軍は梁山泊の荒くれ者が多く、はっきり言って兵の質、数共にまさっているのだが
、春華に言われて嫌々ついてきた兵ばかり士気は一向に上がらなかった。
そもそも春華がいた頃は、黒王号にまたがった春華が前線で暴れるだけで、敵は脅え、
味方は大いに鼓舞されそれだけで勝敗が決してしまったほどであった。
実質大将であった春華が抜けた穴はあまりにも大きかった。

ひょーりみ等は、張魯の支援を受けつつその後も戦い続けたが、あまり事態は
好転しなかったようだ。元々、戦争嫌いで根性無しのひょーりみも嫌気がさし
ていた。

そんなある日、ひょーりみは張任隊の待ち伏せに合い、数百の矢を射掛けられたが、
どういうわけか、一本も矢は当たらなかったのである。果物キラーによると、愛馬の
ハルウララの力によるものらしい。決して当たる事の無い馬であるということだ。

ほかには特に特筆することは何も無い戦いが続いた。というより、ひょーりみ隊は
兵力の消耗を避けるため戦いを回避し始めていた。ザビエルはもはや蜀平定は不可能
と考え始めていたのである。

しかし意外な展開によりこの事態が打開されるのである。