|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|

真・ひいらぎレールジャーナルまるまるっ☆房総編PIT IN

    
※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

人生に転換期というものがあるように、鉄道の世界にも何かをきっかけにその運命が大きく変わることがある。2012年3月17日、東京ではある駅と路線が大変貌を遂げることになった。房総は関係ないので番外編としてお送りします。



空港アクセスという使命を与えられた地方路線「成田線」


銚子からはまた千葉行きの各駅停車に乗車。
千葉~銚子の列車は 総武本線 経由と 成田線 経由があり、成田線経由の方が距離が長いですが、本数的に成田線の千葉行きが総武本線の千葉行きに抜かれるというシチュエーションはまずありません。

自分が乗ったのは成田線の方。
次の松岸から分岐し、利根川沿いに香取や佐原といった主要駅に停車していきます。



そして到着したのは成田線の名前にもなっている 成田駅
ここで電車を降ります。


成田線はこの成田駅から2つの支線が伸びています。
つまり本線を含めて4方向に線路が伸びてるわけですが 全部成田線
なんだか不思議です。

支線の一つが常磐線の我孫子までを結ぶ通称「我孫子支線」。
我孫子市では 水空ライン と呼んでいるようですがJR東日本では使用してません。


そしてもう一つが「空港支線」。
その名の通り、日本の空の玄関口こと 成田空港 へのアクセス路線として1991年に開業しました。


▲成田空港行きの各駅停車到着。英語での案内もされます。

元々、成田空港のアクセスのために 成田新幹線 が計画されており、1974年に着工されました。

しかし空港建設反対派のみならず沿線自治体からも反対の声が多く上がり、工事は1983年に凍結。
成田新幹線の計画自体が消滅しました。

しかし空港と東京都心が鉄道で直結してない事態が続くとさすがに不便だということで、3つの鉄道整備案が上がりました。

A案:成田新幹線の計画ルートの再整備。
B案:北総線を延伸して京成上野と成田空港を結ぶもの。
C案:成田線を分岐させて乗り入れさせるもの。

当時の運輸省はB案を選択し推進するはずでした。


しかし急遽C案が先行して進められることになります。
これは当時の運輸大臣 石原慎太郎 の「鶴の一声」とも言えることでした。

既に成田新幹線用として中途半端に建設済みだった空港付近の設備を有効活用し、成田線と京成本線からそれぞれ分岐させて空港地下に直結させるというものでした。

そういうことでこの決定が下された瞬間、いち地方路線だった成田線が空港アクセス路線に変貌したわけです。
まぁ一部区間ですけど。



そんなこと知ったこたないと言わんばかりに、普通列車の成田空港行きは終点成田空港に到着。

この列車に使用されたのは211系3000番台。
元々は宇都宮線・高崎線に使用されていた電車です。


2004年から始まった宇都宮線・高崎線の普通列車グリーン車の連結。
それと新型電車の導入により一部要らない子になった電車は房総地区に残る旧型電車の駆逐を目的に千葉にやってきたのでした。

しかし、新天地で活躍しはじめて早々、京浜東北線からやってきた209系にその活躍の座を奪われてきてます。

今は総武本線と成田線で活躍していますが、そのうち中央本線の立川以西の普通列車に使用されるという話が出ています。



日本の玄関をさまよってみる


▲前6両大船行き、後6両大宮行き

成田空港はJRと京成線のホームがあり、JRは1面2線を有してます。
到着したホームの隣には 特急成田エクスプレス が停車してました。

▲大船行きの場合、行き先表示には横浜・大船と出るようになってる


▲そして発車


隣の京成線はからは特急の上野行きが発車。
通勤型車両を使用した、いわゆる私鉄無料特急ですね。


ホームから階段を上がりコンコースへ出ます。
改札がえらく遠く感じます。
ちなみに柵を越えた向こうは京成線です。

▲出てから撮影

そして成田空港と言えば改札を出てからの 荷物チェック
飛行機に乗る乗らないにかかわらず行われています。

とは言ってもそんな仰々しいものではなかったですね。
ただし身分証明書は持っておいた方が良いです。



空港に来たからと言って飛行機に乗るわけでも飛行機を見るわけでもなく
隣の改札へ早々と移動。


京成線の改札前にある発車案内を見ると、京成本線経由の特急、成田スカイアクセス線経由のアクセス特急・スカイライナーで占められてます。

この時間帯、特急しかないってことですね。
でも特急料金を取られるのはスカイライナーだけで、他の特急は通勤型電車で運転され追加料金をとりません。
しかも京成本線の特急は 京成佐倉まで各駅停車 です。


スカイアクセス線のホームに降りればスカイライナーが停車中。



この車両は鉄道友の会より ブルーリボン賞 を受賞しており、それを記念したラッピングが施してありますね。


そして発車。振り返るとそこには何やら柵のようなものが


そして柵の向こうに電車が。


柵の向こうが京成本線経由の電車が、手前がスカイアクセス線経由の電車が停まるように分けられているのです。

このような措置は隣の空港第2ビル駅でも見られます。


なんで分けているのかと言うと経由線が変わると運賃が変わるため。
なので誤乗と誤乗と言う名の不正乗車を防ぐためにこんなことになっているのです。


立案から28年を経て開業したB案「成田スカイアクセス」



京成本線とスカイライナーのホームとは別にもう一つホームがあり、ここが1番線です。
構造の問題からかなんだか隔離された空間って感じです。


ここからは主にスカイアクセス線経由で走る アクセス特急 が発着します。

アクセス特急は特別料金なしで乗ることができる電車です。

▲終点の京成上野で撮影

自分が乗ったのはこのスカイアクセス用として登場した京成3000形7次車、通称3050形です。

この電車は上野行きですが、列車によっては押上線・都営浅草線・京急線に直通する、羽田空港や西馬込、三崎口行きも存在します。
京急線に直通する列車の場合は京急電鉄の車両も使用されます。

羽田空港行きのほとんどは浅草線・京急線では エアポート快特 として運転されます。




さきほど述べたABCの3つの計画ルートのうち、当初推進が決められていたB案。
現・東京都知事の鶴の一声でC案のルートで開業した後はしばらくなりをひそめていました。

しかし1999年、 「成田新高速鉄道事業化推進検討委員会」 の設立によって再び動き出しました。


着工に入ったのは2006年。
北総鉄道北総線の終点、印旛日本医大駅を延伸し、成田空港に直結させる部分が建設。さらに中間には「成田湯川駅」を造りました。
この区間は新幹線並みの高規格路線です。

そして2010年、満を持して開業。
これと同時に新スカイライナーが成田スカイアクセス経由に切り替えられました。

新しく建設された印旛日本医大~空港第2ビル間ではスカイライナーは在来線最高速タイとなる、 160km/h で運転されます。

ちなみにアクセス特急の最高速度は120km/hです。

アクセス特急は成田空港を出ると、空港第2ビル・成田湯川・印旛日本医大・千葉ニュータウン中央・新鎌ヶ谷・東松戸・京成高砂・青砥に停車し、京成上野に至ります。

運行は京成電鉄が行いますが、線路の保有は空港付近が 成田空港高速鉄道 、印旛日本医大までの新規開業部分が 成田高速鉄道アクセス 、印旛日本医大から小室までが 千葉ニュータウン鉄道 、小室から京成高砂までが 北総鉄道 と、様々な鉄道会社がこの路線に関与しています。

京成高砂~印旛日本医大は北総線との重複区間でもあり、アクセス特急が停車する駅以外では単に北総線と案内されます。


当初から空港アクセスルートとして建設され、方針転換と共にいち通勤路線に変わり、そしてまたアクセスルートに返り咲くという運命に振り回された路線だと言えます。

上野駅で見たもの食べたもの

▲写真は2011年10月のとき

上野に到着したのは18時48分。
まもなく夜の7時と言ったところです。

この時間帯、上野駅ではあるものが発車するのを見ようと一角に人だかりが出来てます。

そのあるものとは・・・


寝台特急北斗星


そう、豪華寝台特急の先駆けともいえる列車が発車しようとしてます。
京成線からはJRの地平ホームはやや遠いので小走りで移動。


案内では11両編成になってますが実際は電源車1両と電気機関車1両が含まれて13両編成分の長さがあります。
ようやく先頭にきました。
最後ら辺は明らかにダッシュになってました。


着いた途端に発車!
北斗星を見送る人たちの頭の上からカメラを突き出してなんとか撮影できました。
それだけすごい人でした。


北斗星を撮るための軽く激しい運動を終えてとぼとぼとホームを戻っていくと
16番線に新手がやってきました。

それがこれ。

なんとデビュー初日をとらえる事ができるとは!

列車名は 特急スーパーひたち

3月17日を以て新型車両E657系がデビューしました。

▲勝田駅にて

そしてこちらの初代特急スーパーひたち、651系は秋までに全て置き換えられて引退。

世代交代が行われます。

この車両が今後どうなるかは知らされておらず気になりますね。



そしてまた列車が入線。


上野で折り返し、高崎線の普通列車高崎行きになる211系3000番台。
普通列車は基本は高架ホームからの発車ですがたまに地平ホームから発車するのもあります。

さっき成田から成田空港まで乗ったのと同様の車両。
しかしこちらはグリーン車も連結した15両編成での到着です。

千葉に左遷された仲間がリストラされ職場を探して迷っている一方、こちらは都落ちせず安定した仕事をしてます。

同じ電車なのに扱いの差がすごいです。


さて、いい加減どこかで夕飯を食べるべき時間帯。
そこでここに寄ってみました。


上野駅地平ホーム13番線のすぐそばにあるここ。

麺酒房らーめん粋家
NRE(日本レストランエンタプライズ)が経営するラーメン屋です。

粋家とかいて 「すいか」 と読む。
ICカード 「Suica」 にちなんでるのでしょーか。
前々から入る機会をうかがってましたがついに入ることが叶いました。


遠慮なくチャーシューメンを注文。

スープはあっさり目。豚バラと白菜が入ってるのが特徴でボリュームはあります。
強いて言うなら白菜の水分でスープが薄まるのでほんのちょっとだけ濃くしてくれたら良いのになとか思いました。

そこはラーメン専門でないところと割り切れば美味しい店だと思えます。


ラーメンを食べ終わったらホテルに戻る前にもう1か所訪れたい場所があるので移動を開始します。

"高さ世界一"のアクセス路線へ。「東武スカイツリーライン」



やってきたのは高架ホームの11番線。

停まっているのは 常磐線の快速 取手行き です。

常磐線のエメラルドグリーン帯の電車を見ると、
どうしても 翠星石 を思い出してしまいます。

ほかにもみどりなのがいるのになんで翠星石かって?

奥にもちらっと見えますが
常磐線には 青い快速 もあるのです。

こちらはさながら 蒼星石

翠星石は取手行きと我孫子から成田線に直通する快速に使用されます。
普通車のみの15両編成 を組成。駅では 片側60か所のドアが一斉に開く という都会のすごさを実感できる電車です。

蒼星石は取手以遠に直通する列車と土浦行きの特別快速に使用されます。
こちらは 2階建てグリーン車付きの15両編成 です。日立市付近を走行中、グリーン車では 某企業のお偉方が酒盛をする 光景が見られます。自分もその場面に遭遇したことがあり、絡まれてたグリーンアテンダントのお姉さんがすごい華麗にあしらっていたのを覚えてます。


翠星石に揺られてやってきたのは北千住駅
足立区にあり、JR東日本・東武鉄道・東京地下鉄・つくばエクスプレスが乗り入れるハブ駅です。


▲翠星石をお見送り


ここで乗り換えるのはJRと同じく、3月17日にダイヤ改正を行った東武鉄道
この改正で乗り換え口に変化が。


東武スカイツリーライン?

北千住で乗り換えられる東武の路線は 伊勢崎線 ですが、この日を境にこんな愛称がついちゃいました。


東武側のホームの様子。路線以外は特に変わってないようです。

東武伊勢崎線は地下鉄日比谷線と半蔵門線に直通する電車がありますが日比谷線直通は違う階に停まるのでここには停まりません。


▲半蔵門線直通電車には東京メトロの電車もよく入ってきます


メトロ車を見送った後やってきたこの区間準急浅草行きに乗車。


▲やってきたのは東急田園都市線用の5000系

途中の 曳舟 では後続の地下鉄半蔵門線直通列車を待ち合わせます。
この曳舟で地下鉄線方面と浅草方面の線路が分岐しています。

てか 押上スカイツリー前 って放送。
地下鉄との境目である押上駅もスカイツリーアクセスの駅として名前が変わった、というか追加されたようです。


電車は目的の駅に到着。

終点、浅草駅の一つ前の駅です。

その名も


とうきょうスカイツリー駅

よく見ると横にちっちゃく 旧業平橋 って書いてあります。

そう、ここは前日まで 業平橋 と呼ばれていた駅なのです。


5月にオープンを控えた東京スカイツリーの最寄り駅として、わかり易くそのまんまな駅名に大改称されたのです。
表記がひらがななのはより親しみを持ってもらうためだとかなんとか。



遠方からの利便性も向上させるために特急も一部停車するようになりました。
でも快速は通過です。この駅でなぜか逆転現象が生じています。


それにしても本当にスカイツリーが近いです。

どれくらい近いかと言うと
近すぎていったいどこにあるのかよくわからない ほどです。

しかも夜で雨も降っているので本当にちょっときょろきょろしてしまいました。

その結果見てしまったのがこれ。


なんか・・・・とても不気味です。
最上階に魔王でも住んでるんじゃないかっていうそびえ立ち方をしています。

ちなみにここら辺はもう押上駅に近いとこまで来てます。
と言うか、元々業平橋駅と押上駅は近所なので歩いて乗り換えが可能です。

なのでそのまま押上駅まで戻ります。
ちなみにさっきも言った「押上スカイツリー前」と言う呼び方は正式名称ではないようです。
駅名にはどこにもスカイツリー前の表記がありませんでした。


押上からは東急田園都市線の中央林間からやってきた急行久喜行きに乗車。
何気にロングランな列車ですが、隣の曳舟までの乗車です。

その日最後に乗ったのは・・・「千葉都市モノレール」


曳舟から東武亀戸線に乗り換え、亀戸から総武線の各駅停車に、さらに新小岩で快速に乗り換えて再び千葉駅に移動します。
予約していたホテルに戻るためです。

ホテルへはここから1区間だけ鉄道を利用した方が便利でした。
そこでやってきたのが


千葉都市モノレール ののりばです。

モノレールも立派な鉄道なのです。
この写真を見てお気づきでしょうか、レールは頭の上にあります。

いわゆる 懸垂式 と呼ばれる方式のモノレールです。
対して東京モノレールみたいなのは 跨座式 と言います。


電車がやってきました。
車体にラッピングされてるのはマスコットキャラの モノちゃん です。

これで次の栄町駅まで乗りました。


あっという間に到着して電車は行っちゃいました。

▲下からみるとこんな感じ、要塞みたい

こうして長い1周目が終わったのでした。

PIT IN終わり




おなまえ:
ひとことあればどうぞ:
薔薇乙女寿司はWJFプロジェクトを応援しています。

カウンタ

今日 -
昨日 -
総計 -