石村貞夫(1994)『すぐわかる統計処理』(東京図書)

    
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石村貞夫(1994)『すぐわかる統計処理』(東京図書)は、
卑屈なくらいマニュアルに徹した本。

『どの統計処理を使えばよいのか、すぐわかる本がほしい』という要望にこたえてくれる。「自分の調査対象や研究対象についてのデータを集めたら、それはこの本の目次にもなっている15のパターンのどれかに必ずあてはまる。あとはそのページを開き、データに合った統計処理の中から、自分の目的に合ったものを探すだけでよい」というシロモノ。

データを集める前に,どんな統計処理をするかも含めてあらかじめ決めておくのが全うなやり方だと思うが,そういうタテマエは抜きにして,とにかく抱えた(集まってしまった)データを処理する方法を,「パターン合わせ」で教えてくれる。


パターン1 パターン2? パターン3?
変量1種類グループ1  変量1種類グループ2  変量1種類グループ3以上


パターン4? パターン5?
変量1種類対応したグループ2   変量1種類対応したグループ3以上

パターン6? パターン7?
変量2種類グループ1   変量3種類以上グループ1

パターン8? パターン9?
変量2種類グループ2   変量2種類グループ3以上

パターン10? パターン11?
カテゴリー2   カテゴリー2×2

パターン12? パターン13? パターン14?
カテゴリー3以上   カテゴリー2×3以上  カテゴリー3以上×3以上 

パターン15?
カテゴリー3以上×3以上、対応したグループ3以上


この本の例題を統計環境Rでなぞってみる。

「データはどんな形の表にまとまってるか/まとめることができるか」からはじめて,「どの統計処理を選べばいいか」「それだったらRで何をすればいいか」に導いてくれるものになるだろう。

さらに親切なものを作るとすれば,東京図書のSPSSの本みたいに「社会調査・経済分析のためのSPSSによる統計処理」「臨床心理・精神医学のためのSPSSによる統計処理」「建築デザイン・福祉心理のためのSPSSによる統計処理」「健康・スポーツ科学のためのSPSSによる統計解析入門」などなど,業界別/用途別にRの使い方を解説したものがあればいいのかもしれないが(なにしろ「すぐわかるSPSSによるアンケートのコレスポンデンス分析」なんて本まであるのだ。学校でSPSSがただで使えて,とりあえず本一冊買ってくれば卒論が書けて,あとは一生統計なんて触れもしない,というマスなニーズに応えている),とりあえず「ウルトラ・ビギナーのためのSPSSによる統計解析入門」みたいなもののR版ができれば,よしとする。

もっともデータを集めてから,統計処理のことを考える人は,マウスでクリックするだけで統計処理できるソフトを選ぶのかもしれないけれど(と決め付けるのは過度の一般化だろう)。

下記のサイトを大いに参考にした。というより実質的には「切り貼りした」という方が正確な気がする。



  • 統計処理の羅針盤

  • まとめ関数

  • 統計解析用フリーソフト・R-Tips

  • Rによる統計処理
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