代理母を認める。

09/10/15 haruKa
お疲れ様です。早くにupしてくれてたのに、読むのが遅くなって申し訳ないです。
去年のリサーチのプリントと今までやったdebateのメモを読みつつ、他にもこんな意見もあるよみたいなのを挙げていこうかなと思います。ただ、リサーチは私が調べたものでないので出典がわかりません・・・。

下のDebatabaseを見るとGovが苦しそうです。確かに意見出しにくい・・・。
(ア)の肯定側では血のつながった子供を持つことがいかに大切かを述べなければ、養子でいいじゃんという話になってきます。自分と似ているところをみつけると愛情が増すとか、血のつながりのある子と他人の子だったら血のつながりがあるほうがかわいいに決まってるとか、何か理由を無理やりでもいっていかないといけないと思います。
(イ)の肯定側ですが、代理母は基本ボランティアや人助けとして行われているみたいです。でも韓国ではビジネスになりつつあるみたいです。
(ウ)、(エ)の肯定側は私も良くわからないです。
そのほか、去年の紅葉杯で出ていた意見としては、出生率の上昇です。まあ、確かに少しは上がりそう。

否定側は下にも書いてあるとおり、生まれてくる子供の負担(出生の秘密を知ってショック、誰が本当の母親かわからない、周りの人に変な目で見られる可能性)、代理母の身体的負担(つわり、流産など下手したら命の危険も)、代理母の精神的負担(引渡し拒否事件)、女性への差別的認識(妊娠マシーンという認識)というのが挙げられます。

結局Govの意見があんまり思いつかなかった・・・。ごめんなさい。


THW legalize surrogate mother.
(代理母を認めます。)

現状分析
代理母出産(だいりははしゅっさん、だいりぼしゅっさん)とは、ある女性が別の女性に子供を引き渡す目的で妊娠・出産することである[1] 。代理出産(だいりしゅっさん)と略される場合が多く、妊娠するという部分を強調して代理懐胎(だいりかいたい)と表す場合もある[2]。また、その出産を行う女性を代理母(だいりはは)または(養母出産)という。
 代理母出産については、生殖補助医療の進展を受けて日本産科婦人科学会が1983年10月に決定した会告[3]により、自主規制が行われているため、日本国内では原則として実施されていない。しかし、代理母出産をそのものを規制する法制度は現在まで未整備となっている。
この制度の不備を突く形で、諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町)の根津八紘院長が、日本国内初の代理母出産を実施し、2001年5月にこれを公表した。また、タレントの向井亜紀が日本国内の自主規制を避ける形で海外での代理母出産を依頼することを公表し、これを実行した。
このような状況を受け、厚生労働省の審議会[4]及び日本産科婦人科学会はそれぞれ対応策の検討を開始し、2003年には、共に代理母出産を認めないという結論とした[5]。その理由として、主に妊娠・出産に対するリスクの問題を軽視していることを挙げる。
しかし、厚生労働省は上記報告書の法制化を公表したにもかかわらずこれを実現できず、また、日本産科婦人科学会の会告は同会の単なる見解に過ぎず強制力を持たないため、代理母出産の実施に歯止めをかけることはできなかった。
そうした中、向井亜紀・高田延彦夫妻が2003年に代理母出産によって得た子供の戸籍上の扱いについて提訴したり[6]、2006年10月、根津八紘医師が、年老いた母親に女性ホルモンを投与し娘のための代理母にした、という特殊な代理母出産を実施したことを公表した[7]。
なお、代理母出産は、2008年4月5日時点で根津医師が公表したものだけでも15例が実施され[8]、また、海外での代理母出産も相当数(日本人が米国で実施したものだけで100例以上)あるとされる[9]。
このような事態の発生により、代理母出産に係る議論を収拾できなくなった厚生労働省及び法務省は、2006年11月30日、日本学術会議に代理母出産の是非についての審議を依頼した[10]。しかし、審議の間にも、日弁連は、代理母出産を禁止すべきという2000年の提言の補充提言を発表し[11]、根津八紘医師は、代理母出産の法制化に向けた私案を公表[12]した。
2008年5月には、野田聖子議員らが代理出産を条件付で認める法案を提出する方針を固めた、という報道があった[13]。また、同年7月には、インドで代理母出産により出生した子供が、依頼夫婦の離婚などが原因で出国できなくなった事案がある[14]。実母が代理出産した男児を特別養子縁組とした例がある[15]。
肯定側/否定側
各種論点
1)
宗教的・文化的見地に基づく批判 宗教的な見地より、人間に許される行為ではない、という批判がある。しかし「人間に許される範囲を超えている」という指摘は、内容は不明確であり、そもそも何が「人間に許されること」なのかを一義的に決定することは難しいのではないかという反論もある[19]。
文化的な側面から、こと「あるがまま」を肯定する日本の風土において「科学で全てを解決する」というアメリカ的な科学至上主義を盲信する考え方に嫌悪を感じる者もいる。
そうした宗教的見地とは逆に、手段を選ばず血縁にこだわる価値観に対しても批判がある。

2)
遺伝的見地に基づく問題点 先天的に生殖器に異常があるために代理母出産を行った場合、その異常が子に遺伝して子が同じ苦しみを背負う可能性があり、生殖問題や不妊治療とは人によって自殺するほど深刻な問題である(不妊の影響)ことからすれば、このような子の苦しみを考慮しない親の利己的な行為であるとの批判もある。しかし、この批判は先天的に生殖器に異常がある者は産むべきでなく、生まれてくるべきでない、という優生学的な発想であるとの反論がされる。
また、生殖という生物における最も重要な機能の一つを科学の力で矯正させ続けた場合、種そのものの弱体化を招き、将来的には人類全体の存続に関わる問題になりかねないとして生殖医療を疑問視する見解もある。

3)
契約上の問題点 代理母出産契約は公序良俗に反し、契約として無効であるという指摘がある。日本産科婦人科学会の『代理懐胎に関する見解とこれに対する考え方』の(4)を参照のこと。また、上記のインドにおける事例[14]で、インドの福祉団体がこれを人身売買であると糾弾し、出生した子を同団体で保護させるよう訴える、という事態も発生している[20]。
平成17年5月20日大阪高裁判決においても、「代理出産は人をもっぱら生殖の手段として扱い、第三者に懐胎、分娩による危険を負わせるもので、人道上問題がある」としたうえで「公序良俗に反し無効」と判示している。

4)
契約違反時の問題点 代理母が子の引き渡しを拒否する事件が起きている(ベビーM事件)。この他、生まれた子が障害を持っていたために依頼元の父母が引き取りを拒否する事例も起きている[21]。このような契約違反が行われたとき、国家が介入して法で救済すべきとも考えられるが、そのような強制力による救済は当事者を納得させることはできないという見解がある。救済とは損害賠償と強制執行をいうところ、子の代わりに金銭賠償では当事者は納得しないであろうし、強制的に生ませるということは人権の侵害であると考えられる。つまり国家が介入し強制しないにしても強制するにしても問題が発生するという指摘がなされている。

5)
法的親子関係に関する問題点 法律上、予定されていないため親子関係の確定方法が問題となる。最高裁判例によれば、「母子関係は分娩の事実により発生する」とし[22]、代理母の子として扱われる。このため、代理母と子との間で相続上の問題が発生することが懸念されている。遺伝子上の親を実親として認めさせようという動きもあるが、生まれた子が依頼者・受託者双方と遺伝子上のつながりを持たないケースがあり、単純に遺伝子的なつながりのみで親子関係を確定することはできない。

6)
家族関係に関する問題点 代理母出産は家族関係を複雑にし、秩序が乱れるほか、複雑な家族関係の中で生まれるのは子の負担になる、という指摘がある。
しかし、養子制度や同性婚など、家族関係が現代では多様化しているのであって、その一形態と考えれば容認されるべきであるし、また、複雑な家庭関係の下に生まれる子を哀れむ、という意見は多様化された家族形態に対する差別的な意見であると反論されている。
また、夫以外の第三者の精子で人工授精する不妊治療(AID)で生まれた子の約4割は、事実を知らされる前に法律上の父親とは遺伝的なつながりがないと感じている、という研究結果がある[23]。同様に代理母出産では、精子・卵子提供を受けたり、自然状態での出産と異なる経過をたどるため、子の成長にどのような精神的影響を与えるか未知数である。

7)
性に関する問題点 代理母出産を「女性を子供を産む機械として扱っている」として批判する意見がある。また、途上国への「代理出産ツアー」といった事態も問題視されている[14]。

8)
妊娠・出産に対するリスク に関する問題点 先進国においても妊産婦死亡がゼロになっていないように、妊娠・出産には最悪の場合死亡に至るリスク[24]があり、また、死亡に至らずとも母体に大きな障害が発生する場合もある。そして、このようなリスクを軽視し、それらを代理母に負わせることに対する倫理面からの批判がある。なお、出産時に母体に障害が発生した場合について、代理母側に不利な条件での契約がなされていることもある。また、生殖医療に際しては医療ミスが懸念されるところである。1990年に夫の子どもを産もうと人工授精を行ったところ他人の子どもが生まれた事例がある[25]。他にも2003年に不妊治療AIHを行ったところ、別の患者の夫の精液を注入するというミスが起こったことが発覚している[26]。人間が扱うという以上、生命の始まりにおいてもミスは起こるということになる。

9)
着床前診断に関する問題点 受精卵を代理母の子宮に戻す前に、成功率向上の必要性などから、問題のある受精卵を排除するための着床前診断が行われている場合がある[19]。また、妊娠時の羊水染色体検査が義務づけられており、障害がみつかった場合は強制的に中絶させられる場合もあり、優生学的思想であるという批判がある。さらに、障害児が生まれた場合、依頼者が受け取りを拒否する事件も起きている[27]。

10)
人種差別に関する問題点 米国においては、代理母として同一人種・同一民族・同一国籍の女性を求める傾向があるため、(依頼人に多い)白人に需要があつまり、黒人女性が代理母をつとめる場合よりも白人女性が代理母をつとめる場合の方が契約金が高額である。代理母出産を批判するグループは、この現象が黒人差別を助長すると主張している。また、営利目的とも取られかねない金銭の授受そのものに対する批判がある。
この点につき、「差別を助長する可能性があること」と「差別が恒常的に発生していること」は別の問題であり、精密な社会調査を踏まえた実証的な研究を行わないまま可能性の問題を事実の問題にすり換えてしまうことがある、という指摘がある。

11)
子の出自を知る権利に関する問題点 生殖補助医療において第三者から精子もしくは卵子の提供を受ける場合、匿名性の原則が存在したが、子どもの出自を知る権利と相容れず、その調和が問題となる。匿名性の原則とは提供精子から生まれた子どもには、提供者に関する情報はいっさい公表しないということである。その原則の背景には①生まれた子どもから養育の責任を問われないように提供者を保護すること②提供者が自ら父であると名乗り出るなどの家族関係への介入を防ぐ、という理由が存在する。 しかし一方で子どもの出自を知る権利の重要性が存在する。すなわち①近親婚を防ぐ②遺伝病を知る③家族が秘密や匿名を守らなければならないことが、家族全員にとって有害な緊張関係をもたらす、といった要請である。 代理母出産においても精子提供等を受ける場合があるため、この権利がどこまで認められるべきか、問題となる[28]。

12)
死後懐胎子に関する問題点 冷凍卵子や冷凍精子を用いて懐胎した場合(死後懐胎子)、親子関係や子の福祉の観点からの問題がある。


【Debatabaseから】
ア)親が子供をもつ権利
肯定…親になる喜びはすべてのカップルが経験できるものであるべきだ。
Surrogacy is a way to bring the happiness of parenthood to a couple who would otherwise not have been able to enjoy it, either due to biological circumstances (for example infertile or same-sex couples), or the unavailability of a child for adoption. The joy of parenthood is something that every couple should be able to experience.
否定…代理母は子を持つには不可欠ではない。養子などもある。親は子に苦しみを与えてまで自分の欲求を満たすべきではない。
Contrary to the assumptions that underlie the proposition case, parenthood is not a fundamental human right. Besides, surrogacy is so controversial, and so traumatic for all concerned, that more conventional methods such as adoption should be used instead. Parents should not put their own desire to be parents over the possible damage it might cause to the baby.

イ)代理母を持つ平等性(肯定側の主張は事実かどうか分からない。)
肯定…代理母には報酬なしだし、たとえあったとしても法律で禁じればよい。
There is no need for money payments to ever enter the equation. Even if commercialization does occur, it would be controlled by strict laws and regulated by independent bodies, as is currently the case in the US. If standard charges were fixed there would simply be no room for a market to develop, thus ensuring that all had access to a surrogate if they wanted.
否定…裕福な夫婦しか利用できず不平等である。
Surrogacy will eventually and inevitably become commercialized, with mothers ‘hiring out’ their wombs to the highest bidder. Even if charges are standardized, the high level of such a fee will still era that the rich are more likely to benefit than the poor, as they are more likely to be able to afford the cost. No case of parenthood should simply be decided by financial factors.

ウ)イ)の平等性に関する議論の続き
肯定…家族や友達に代理母を頼めば、問題にはならない(?)
ごめん、今回の肯定側が何を言いたいのか分かんなくなってきた。
However, surrogacy arrangements could easily be made non-financial by allowing a friend of the family to be the surrogate, hence avoiding any legal wrangling after the birth, which can often happen when strangers are involved. It would also avoid the situation where a child has a stranger as their natural mother, which has been known to cause them problems.
否定…上の状況では更なる問題が生まれる。契約違反や子供にとっての問題(代理母が身近にいるなど)。
This arrangement would in fact create more problems than it solved, as such an unofficial arrangement would be a legal nightmare if the surrogate decided ( as has often happened ) to keep the baby, as she would of course be the child’s legal mother. Important links are formed between mother and baby in the first nine months, and to forcibly sever these links would be devastating for all concerned. Also, it would be far more confusing and damaging for the child if their biological mother was someone who from an early age they had known as a friend of their ‘parents’.

エ)
肯定…人工授精は父親のためにやっている。(←これも分からん。)
On a practical note, no law against surrogacy could be enforced properly, but would merely lead to the physical impregnation of the surrogate by the would-be father, rather than a clean surgical procedure that avoided the emotional problems caused by an actual sexual act between the surrogate and the would-be father.
否定…現状維持がよい。代理母は子にとっても親にとっても良くないから。
Even if there would be problems in enforcing a ban, we should still lay down the law; such an argument used against, say, growing cannabis at home would not invalidate a ban on drugs. Surrogacy is bad for both the mother and the child, and is beset by emotional problems for all concerned. Parents should not put their own interests above their child’s.
【出典】ウィキペディア・ディベータベース(URLの貼りつけミスです。)

2009/10/11 hideo akagi

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最終更新:2009年10月15日 23:16
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