Googleの中国でのネット検閲への参加

2009/09/30 nagashima

THBT Google should not participate in internet censorship in China.

Googleは中国でのインターネット検閲に参加すべきではない


中国でのインターネット検閲

地方の国有ISPsの一部や,中国政府,商社,団体による検閲活動は活発に行われている。ほとんどの中国の国内法令は特別自治区のマカオや香港には当てはまらない。中国本土内での中国当局によって重大な政治的,信条的コンテンツが検閲されていることはあまり知られていない。
中国での検閲は,いくつかのサーチエンジンをはじめとする複数の箇所で行われており,禁止コンテンツの代わりに警告が表示されるのではなく,コンテンツそのものが削除される。
検閲は不安定なもの。あるサイトはブロックされているが,それとよく似たサイトは許されている。同じサイトであっても,ある市ではブロックされるが,他の市では許される。また,インターネット検閲は,ある日突然解除されることがある。(http://www.chinakenetsu.com/010chug)

検閲対象

警察官の残虐な行為,天安門事件,言論の自由,民主化,マルクス主義に関するニュースソース(ウィキペディア,BBCニュース,Yahoo!香港などを含む)。チベット独立運動関連のページ,わいせつ,ポルノ,反道徳的なページ。(wikipedia)

Googleはこれまで,検索エンジンの検閲を常に拒否してきたにもかかわらず,結局Google News Chinaから体制転覆を目的としたニュースソースをすべて削除することに同意した
(http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000055923,20094465,00.htm)

Argument

Gov.側
  • 言論の自由の侵害
  • 国家による思想統制
Opp.側
  • 中国は大きなネット市場
 Googleの収入源…広告費(検索結果表示画面で広告を出す権利をGoogleにお金払って買う)
中国は人口が多い
→ネット人口も多い
→中国でGoogleが使えれば,広告を見る人が増える
→商品の宣伝になる
→広告を載せる権利がほしい
→Googleにお金払って広告載せる会社が増える
→Googleの収入が上がる
  • コンテンツの一部でもユーザーに提供した方が,まったく提供しないよりもよい

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最終更新:2009年10月01日 18:23
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