体重による飛行機代設定

Rd3: THW make the price of plane tickets dependent on a person's weight

(個人の体重によって、飛行機のチケット代を決める)

肥満 fatness/corpulence/obesty(病的な意味)/overweight
超過 excess/extra 超過する exceed/overrun


1.問題点、現状分析


読売新聞の記事から


少しでも燃料を節約しようと、航空各社が必死の「減量作戦」を展開している。

 日本航空は6日から、一部の国際線で提供するワインの容器をガラス製(145グラム)からプラスチック製(22グラム)に変更する。
これで1本当たり約123グラム軽くなる。ワインは1機に約300本搭載しており、計約37キロの軽量化に。
1度のフライトでは、約20リットルの燃料節約になる上、排出する二酸化炭素(CO2)も52キロも削減できる計算だ。
まずは成田―ロンドン便で導入し、徐々に他の国際線にも増やして年間620キロ・リットルの燃料削減を狙う。

 同社では今年7月にも、成田空港発の国際線に乗務する客室乗務員約3000人が、
着替えや飲料水など私物の持ち込みを自主的に減らす取り組みをスタート。
すでに、1人当たり2・5キロの「減量」に成功しているという。

 一方の全日空は、長距離国際線の旅客機を対象に、新型軽量タイヤの導入を進めている。
今秋までに13機に取り付ける予定で、これによる減量効果は1機約80キロ。
同社は昨年も、機内誌のページを減らすなどして1冊当たり9グラム軽くした。

 両社が旅客機の軽量化に取り組むのは、燃料費の値上がりが経営を圧迫するためだ。
原油価格は昨年ほどではないものの、今年になって再び上昇傾向にあり、
両社とも今年10月以降に発券する航空券から、「燃油特別付加運賃(サーチャージ)」を復活させる方針。
「ちりも積もれば……。省エネのためできることを何でもやりたい」(日航)としている。

(2009年8月4日15時20分 読売新聞)



荷物には重量制限や超過料金があるのに乗客の体重には特に何もないことに疑問を感じている人もいるようです。

荷物の超過料金について 
http://www.jal.co.jp/inter/service/bag/


2.メリット、デメリット(Gov側、Opp側)

●メリット
 -航空会社の節約(軽いほうが燃費がよくなる)
 -平等性(体重40キロ+荷物50キロと体重60キロ+荷物30キロ
      どちらも合計90キロだが、体重60キロの乗客に超過料金は発生しない)
 -重量オーバー防止(客の体重がわかるので重量オーバーになる前に客の募集を締め切れる)
●デメリット
 -プライバシーの侵害
 -不平等性(座席の数は一緒なのに)
 -飛行機を利用する人の減少(体重が重い人が他の交通機関を使用)

反対意見が弱いので、何か意見あれば書き込みお願いします。

3.2で出したメリット、デメリットに関する情報

4.他国の例もあれば(日本中心で大丈夫と思いますが、海外の例も探してください)


アメリカの例です↓(yaooニュース参照)

米ユナイテッド航空は、満席便では肥満の乗客の予約を取り消し、後に出発する便で2席分を購入するよう求める方針を打ち出した。同社のスポークスマンが15日、明らかにした。今回の決定で、先に同様の対応を決めているコンチネンタル航空やデルタ航空などに追随する格好となった。

ユナイテッド航空は、昨年1年間で、肥満の乗客と席が隣り合わせになった乗客から700件の苦情が寄せられたとしている。新たな方針でも、機内の座席に余裕がある場合は2席分を追加料金なしで利用出来る。

しかし、満席の場合は予約を取り消された上、後に出発する便でもう1席分を新たに購入しなければならない可能性があるという。

乗客が搭乗しないと決めた場合、搭乗券代はキャンセル費用なしで返金される。同方針は、即時実施となっている。



飛行機の重量で人間はわずか8%
http://www.eonet.ne.jp/~nobu/hanashi/h06.htm

アメリカでは重量オーバーで離陸ができず、乗客に降りてもらうこともあるようです。
平均体重で計算して乗客をのせたところ、それをかなりオーバーしていたなど、
アメリカの重量オーバーの問題は色々なサイトで見られましたが、
信頼のありそうな詳しい新聞の内容など見つけられませんでした。


09/10/01 nagata
お疲れ様!珍しいけど、面白いモーションだね。
ところで今の飛行機の料金制度って決めてるの国?いやー…たぶん各企業だよね??
ということは、ココに国が介入すること=独自性の侵害、ということも言えるかもしれないね。

【ガバ】
●ASQ
とりあえず飛行機会社の経営の厳しさを語ろう。ANAとかね。だから、たとえ人間の重さが8%にすぎなかったとしてもそれは大きな問題なんだよと。↑で出てる一個目のアーギュメント(経費節約)のフォローアップにもなるね。


【オポ】
●セットアップ
―こんなこと言いだす奴がいたらブン殴りたいけども、「人の体重と荷物の合計体重で課金にすれば?」というオルタナティブプランもアリかな?荷物と一緒に体重計に乗るの(笑)重いのは荷物のせいにすればいいから、プライバシーも守られるぜ、みたいな…。

●デメリット
―とりあえずプライバシーの問題は熱く語るべきだと思われ。
―「飛行機利用者の減少」は、経営のさらなる悪化につながる~というアーギュと考えていいかな?
 飛行機のほうが自動車船舶その他より環境への悪影響が少ないと言えれば、温暖化問題とかにもつなげられるね。私の予想では「飛行機のほうが悪影響がでかい」となってガバ側のア-ギュになりそうな…w
―国際的競争力の低下。たとえば日本から韓国に行くとして、飛行機会社は日本だけでなく他国の便もある。日本だけ値上げすれば他の国の便を使うようになってしまうのでは?

★途中で、「重さ」の問題と「体格」の問題がごちゃってるのがきになります。
隣の客からの苦情って、重さより質量のほうだよね?これ、アーギュメント内では使いにくいのでは?


プランをどうするか、難しいね。
体重比例にするよりは「○kgを超えたら追徴」のほうがわかりやすいけど。
たとえば夫婦とかで「足して2で割れば超えません!」とか言い出す人がいそう。

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最終更新:2009年10月01日 04:10
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