THBT suffrage(the right to vote) should be given at the age of 16.
投票権は16歳のときに与えられるべきだ
現状分析
海外の状況
ほとんどの欧米諸国、中国・インド・パキスタン・エジプト・アルゼンチンは現在18歳以上の者に選挙権を与えている。韓国は19歳、ブラジルは16歳となっている。また、シンガポール・マレーシアは21歳となっている。
18歳選挙権の国のほとんどは、18歳=成人としている現状があるが、韓国とスイスは選挙権付与年齢と成人年齢が一致しない。
もともと、海外諸国でも20歳程度に選挙権を与えるのが主流だったが、各国が引き下げを行い今の水準に至っている。
選挙権とは何か?
憲法の基本原理の一つである国民主権を実行するための手段としてとらえられている。投票年齢の引き下げに関しては議論があるが、20歳でも未熟なのに引き下げるなどありえん!という声があり実現できていない。なお、憲法改正の国民投票は18歳からとなっているが、関連法規が改正されない以上20歳からとなる。
選挙権と成人
各国では選挙権GET=成人がふつうである。これは、民法との整合性を保つためである。日本の民法でも未成年者は法定代理人(大抵は親)の合意なしには単独で法律行為(契約など)ができず、法定代理人は取り消すこともできる。つまりまともに契約もできないやつに選挙権を与えるということではちょっと・・ということになってしまいかねない。その証拠に、未成年者同様に単独で法律行為ができない成年被後見人(精神上の障害により判断能力を欠く常況にある者)も選挙権を持っていない。
この現状から判断すれば、日本が選挙権を16歳にする場合、成人年齢も16歳にしなければならないのかという議論もある。
Case Setting
国は日本以外ちょっと難しい気もします。
16歳にすることの意義を説明しなければいけないと思います。
「絶対義務教育が終わっている」や「働ける」ことが意義ですかね?
なんで18じゃなく16なのかがちょっと疑問です。
また、成人年齢をどうするのか、お酒・たばこ(成人年齢の引き上げ=酒・たばこOKではなく、別に法律を改正する必要がある。)をどうするのかを決める必要もありそうです。
Arguments
Gov.
- 平等の問題(働く人もいるので)
- 20歳では大した区切りじゃない(大学生活の中途半端なところかかとっくに働きにでたあと)
- 各国の状況
Opp.
- 16歳に判断力はあるのか
- 18でいいんじゃないか
- 16ではまだ日本に貢献できない
最終更新:2010年03月15日 10:53