きくち りゅうじ

菊池 隆二

性別:男
年齢:14歳(2019年8月現在)
血液型:O型
生年月日:2005年4月27日
身長:164cm
体重:57kg
特技:剣道、柔道、空手
好きなもの:特に無し
苦手なもの:前田拓斗


=人物 =
 夏P(ナッピー)作『デジタルイナーズ』に登場するキャラクター。
 主人公である前田拓斗の宿命のライバルである。中性的な容姿を持つ美少年であり、その容姿のこともあって拓斗は彼を気に食わないと断じており、また隆二の方も何事にも我武者羅な拓斗が昔の自分を思い出させるとして必要以上に嫌悪している。
 普段は冷静沈着な態度を崩さない。無表情というわけではなく、不器用な笑顔を見せることもあるが、それは恩田亜子など限られた人間の前だけである。
 何事も思い詰めすぎる嫌いがあり、一人で全ての責任を負おうとする様が拓斗は彼の何よりも気に入らない面だとしている。本編では二度と大切な者の涙を見ないため、デジタルワールドの平和を自分達だけで取り戻そうとしていた。
 様々な武術を習っていた関係もあって、生身の喧嘩で右に出る者はいない。ただし気迫の影響か、完全体進化後の拓斗との殴り合いでは敗北を喫している。
 後の作品でも度々姿を現すが、デジタルワールドに執着する彼は次第に壊れていき――?
 一人称は「俺」、他人のことは年上であろうと呼び捨てにする。少々失礼な面があるようだ。


=本編での活躍 =
 五年前の選ばれし子供の一人として、再び混乱を始めたデジタルワールドに対して責任を取るべく足を踏み入れる。そこでウイルス種に変貌した相棒、オグマと再会する。
 山神麻奈を成り行きから救うことになり、そのまま武藤七海のディノビーモンとの戦いに突入する。彼女達に対抗すべくオグマをスカルグレイモンに進化させるも七海には逃げられてしまった。
 その後はオグマをメタルグレイモンへと進化させ、デーモンの城を目指す。そこで再び麻奈と顔を合わせるも終生のライバルとなる前田拓斗が乱入、彼の持つデジメンタルの力で進化した完全体、パロットモンのクロスと激闘の末に退けられてしまう(唯一の敗北)。拓斗を自らと相容れぬ者だと断定、いつかまた戦うことを誓う。
 七海のサティス(インペリアルドラモン)がムゲンドラモンを容易く撃退する様に焦りを感じながらも始まりの町へ。そこで三度顔を合わせた麻奈と共に始まりの町を守り抜く。
 そして拓斗と二度目の対決を迎えるも央野未来の介入で決着を付けることは叶わず、済し崩し的に共闘する形で最終決戦の場へ向かう。仇敵デーモンとの戦いを制し、不本意ながらもオメガモンの力を拓斗に託す形で物語に決着を付ける。戦いの後、デーモンが成長期まで退化したプチマモンと和解したところで彼の物語は幕を閉じる。
 エピローグでは何度も顔を合わせたこともあってか、麻奈と仲良くなっていた。


=パートナー =
 ブラックアグモンのオグマ。進化系統はブラックアグモン⇒ブラックグレイモン⇒メタルグレイモン(青)⇒ブラックウォーグレイモン⇒ウォーグレイモン(スライド進化)である。恩田亜子のメルルとは異なり、ウイルス種から解き放たれるのが少々遅れた。
 最初にして最後の聖騎士、オメガモンの片割れ。五年前にデーモンを倒すと同時にその力を封じるため、自らをウイルス種へと変異させたとのこと。それでも戦闘力は圧倒的で、成熟期の身で完全体を一蹴するだけの力を誇る。作中での敗北は拓斗のクロス(パロットモン)に喫した一度だけである。
 究極体に進化した後もクロスとは戦っており、彼のことを宿命のライバルとして認めている。


=プレ・ジャム内の設定 =
 一身上の都合により雷張学園に編入する羽目になる。まあアグモン系は多すぎるので少しぐらい減った方がいいのかもしれない。彼自身がライバルキャラなので雷張の校風も意外と肌に合っている様子。
 拓斗のことは相変わらずフルネームで呼んでいる。


=関連キャラ =
前田 拓斗
 ライバル。仲良くなどできるわけが無い。
山神 麻奈
 昔の七海に似ているためか、自然と気に掛けてしまう存在。
恩田 亜子
 自慢の義姉上殿。そして同時にオメガモン要員。
武藤 七海
 初恋の相手。現在では宿命の敵となった。

最終更新:2018年04月28日 06:51