こなた×かがみSS保管庫

今日の小なた17(こなかがBBS)

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匿名ユーザー

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コミケ帰りの二人
こな「よし、メインターゲットを達成しました!」
かが「ハイハイ・・こっちはもう疲れてクタクタだわ・・遅くならないうちに帰るわよ・・」
こな「そだね、これから秋葉にも寄ってこうと思うし」
かが「・・タフだなぁ、アンタも・・」
こな「しかし、この3日間かがみはスゴイ楽しそうだったよね? やっぱかがみはオタクだ!」
かが「まーた根も葉もない事を・・ん? こなた、こなた! アレ何だろ?」
こな「アレ? 知らないの? 痛車でしょ?」
かが「痛・・?」
こな「アニメ調のカラーリングの車だよ。 こういうとこには良く止まってるのを見るね」
かが「うっわ!? な、何じゃコリャ!? 初めて見たわよこんなの・・!
   すごいなぁ・・格好良い車なのにサイドに『オレの嫁』って・・自作かコレ?
   写真撮って良いのかな? 良いよね? 姉さんにも見せたいし・・うーむ、面白い文化があるのねぇ・・(パシャパシャッ!)」
こな「かがみん、オタクっぽい・・」
かが「うるさいわね!」
こな「そういや、かがみは免許取ったの?」
かが「う・・実は免許まだ持ってないのよね・・来年初めに取るつもり」
こな「ほう。 すると将来、私は痛車に乗せて貰えるのかナ? 期待してます!」
かが「期待すんな! いや、見る分には良いけど痛車って普段から乗るもんじゃないんでしょ? 違うの?」
こな「当然、町の中を走ってここに来たんじゃ?」
かが「マジか!? そ、そんなに自分の趣味を周囲に知らせたいわけ・・?」
こな「オタクとして良い作品はみんなにも知ってもらいたいでしょ? かがみの場合は『こなたは私の嫁』とかかなー?」
かが「そんなのに乗って公道走れるか!」
こな「かがみんの私への愛を国民の皆様に!」
かが「無理矢理知らせなくてもいいでしょーが・・」
こな「私はかがみと出かけたり、待ち合わせとかしてる時はいっつも
  『皆さんにもこの幸せ気分を分けてあげたーい!』と思ってるけどね? かがみんはー?」
かが「む・・あー・・それは・・私も少しは恋人自慢したくなることあるけど・・」
こな「うしっ! いずれ『かがみは私の嫁』カーに乗せてあげよっかな?」
かが「いや、どう見てもバカップル一直線じゃないのよソレ! 何だその針のムシロは!」

かが「・・大体、こなたは良く免許取れたわね・・?」
こな「私だけサイズ小さめの特別車だよ! 教習所のアイドル状態!」
かが「自慢げに言われてもな・・」
こな「かがみもウチの教習所にすれば? 紹介すると割引があるし」
かが「あ、それは助かるわ・・つかさも取るからかなりの出費だし」
こな「うい! 今度、紹介用紙持ってくよ!」
かが「ありがと・・実は結構不安なんだよね、教習って。 どうだった?」
こな「誰でもやってるんだし身構えることはないでしょ。 あー、むしろ内容が簡単過ぎるからさ
   教官さんとの相性に気を付けた方が良いかもね」
かが「うっ・・確かにケンカになったら嫌だなぁ・・愛想笑い苦手だし、横柄なオジサンも多そうだし」
こな「私の時は『女性の先生にしますか?』って聞かれて
   何となく『女教師萌え! お願いします!』て答えちゃったんだけどさ」
かが「いや、何となくそんな台詞は出ねえよ!」
こな「失敗だったよー。 おしゃべりな人が多くて多くて・・
   教習自体が簡単な分、閉鎖空間で1時間近く間を持たせないといけないのがさ・・」
かが「そういう罠もあるのか・・アンタは一般的な世間話は向いてなさそうだしね」
こな「まあ、しょうがないからずっと好きな物の話で乗り切ったけど」
かが「それは・・先生もお気の毒だわ・・」
こな「意外と話は合ったよ! 最後の方はコスプレで教習所行ったり!」
かが「そういう意味のアイドル状態かよ! 止めなさいって!」
こな「フフ、まあざっとこんなもんだね!」
かが「早くも行きたくなくなってきたわ・・」

(その後)
女性教官さん「柊さん、今日は先週に続いてS字クランクのある路上です」
かが「よろしくお願いします(バタンッ)」
教官「ところで柊さんて、泉さんの恋人さんでしたよねー?」
かが「え、え・・?」
教官「泉さん、本当に貴女にメロメロでしたねー・・でもねー、罰ゲームなのかエスでSなのか分かりませんけど
    あんな幼い子に公共の場所でコスプレ?させるなんてまあ・・ちょっとお盛ん過ぎじゃーないかなー?
    野暮だと思いますけど・・でもねえ、今日はその辺年配者として一応クギを刺しておきたいと・・はい出発ー(バタンッ、ブロロロ!)」
かが「ちょっ!? そ、それは・・!(おおぃっ!? 何だこの針のムシロは!)」

前夜祭かがみん
こな 「・・47、48、49・・んー・・50っと!」
かが「こなたー、来たわよ」
つか「こなちゃん、こんにちはー」
こな 「おおっ! こんちゃー! この体操服姿はサービスだからまずは萌えてほしい!」
かが「(スルー)今、腹筋してなかった? アンタが筋トレするなんて珍しいわね。 どしたの?」
こな 「実は結構前からやってるよ! 大学だと普段あまり運動しないからね」
かが「ほーぅ・・もしかしてスポーツに目覚めたわけ?」
つか「スポーツサークルに入ったとか?」
こな 「フフ・・私の深遠なる野望を聞きたいかね?」
かが「・・そういう言い方されると、どうもイヤな予感がするな・・」
こな 「まあまあ聞いて下さいよ! 今回のコミケではね!
    行列に並びつつもマイナーサークルをチェックするのが目標なのさ!
    そのために開幕ダッシュを出来るだけ頑張りたいと思っているのだよ!」

かが「・・あー・・」
つか「こ、こなちゃん、またアレに行くんだ・・」
こな 「一人のオタクとして聖地への巡礼は欠かせないからね!」
かが「相変わらずこんな事ばっかり熱心だな・・」
つか「こなちゃん・・悪いんだけど、今回はちょっとー・・」
こな 「あっ! そっか・・この前はゴメンねぇ、つかさ・・
    やっぱああいうイベントはオタクしか楽しめないからね・・
    無理に付き合わせちゃマズかったよねー?
    ああいうのって運営がイベントを用意して楽しませてくれるものじゃないし
    何か自分にとっての萌えがあって能動的に楽しめないとどうしようもないもんね」
かが「そうそう、趣味の押し付けは良くないわ。 反省しなさいよ、こなた」
こな 「ゴメーン!」
つか「ううん、それはいいんだけど・・こなちゃん一人であそこに行くのって、やっぱり大変かな?」

こな 「心配は要らないよー! そのための筋トレだし、私には心強い相棒がついてるから!」
かが「もしかして、すでに私はパーティに組み込まれてるのか? つかさみたいな遠慮は無いワケ?」
こな 「かがみんは能動的にイベントを楽しめる人じゃん!」
つか「えっと・・コミケにはお姉ちゃんにとっての萌えがあるってこと?」
かが「無えよ!」
こな 「アレ? 私の情報網によるとかがみんはブクロ系のBL趣味に目覚めたハズじゃ・・?」
かが「ぶっ・・だ、誰に聞いたのよ!?」
こな 「カマ掛けにも全力で反応してくれるなんて、かがみんはやっぱり可愛いねぇ!」
かが「おいっ、タンマ! ち、違うって・・! 違うからねっ!」
こな 「やっぱ同性趣味に通じるものがあるのかな・・? その辺も今回は研究してみたいねー」
かが「一人で勝手に研究してろ!」

こな 「えー・・来てくれないのー?」
かが「さすがにアンタの全力についていく気力は無いわ・・」
こな 「だってさー・・理想の萌えに巡り会うには限界を超えて行動しなければ・・」
つか「凄い世界だねー・・」
かが「早朝からそのテンションでアンタがちゃんと帰ってこれるかが心配だわ・・」
こな 「聖地で果てるのならそれもまた本望よ!」
つか「格好良い!」
かが「いや格好良くない! あんな所で倒れても二次元の世界には行けないわよ・・」
こな 「・・むぅ・・で、でも、いつも通りじゃー速さが足りないんだよ・・」
かが「どうにも危なっかしいわね・・しょーがない、私も行くわよ。 主にアンタの回収のために」
こな 「やたー! 何だかんだで結局ついて来てくれるから、かがみんは優しい!」
かが「(くそ、ずるい・・こなたとのデートをスルーできるわけないでしょ・・)
    回収するだけだから、何もしないわよ! 午後迎えに行くから」

こな 「うーん・・個人的にはかがみんと一緒に毛布にくるまって、夜を明かしたいんだけど・・」
かが「徹夜で行列する気か、アンタは!」
こな 「それも基本じゃーん! ピクニック気分ですよ!」
かが「あんな都会でピクニックするなって・・」
こな 「ゴザ敷いてお弁当広げたりしてる人とかもいるし」
かが「基本かどうかは知らんけど、コンクリートにはゴザ敷いても長時間座っちゃダメだぞ・・
    お尻冷やすと体に悪いし、その・・入口が痛くなるわよ」
つか「・・? お姉ちゃん、それを言うなら出口じゃ?」
かが「え・・・・はっ!?」
こな 「フフ~! かがみん的には入口なんだよねー?」
かが「ちょっ! い、今のは無し! 無しだから!」
こな 「その意気や良し!
    かがみんもついに目覚めたんだね! 二日目は綿密な計画を立てているのでお楽しみにー!」
かが「待ちなさいって! 何だその余計なお世話は!」


4人でこたつ
かが「また、流局~」
つか「どうもついてないなぁ・・」
こな「麻雀ってリアルでは初めてやったけど
   漫画みたいにサクサクと役が出来たりするのは、現実には難しいねえ」
ゆき「結局のところ、運任せな所も大きいですし」
こな「上手い人だと島を作る時に積み込んだりするのかね?
   1牌づつ丁寧に上に載せてるようなレベルの私達じゃ、そんな事できないしなぁ」
かが「(パタッ)リーチまでなら毎回すぐに行ってるんだけどね・・ナゼかみんな私のロン牌捨てないわ」
ゆき「捨て牌から相手の当たり牌に予想がつくのが、麻雀の難しい所ですからね」
かが「だとしても、この二人が捨てないのがおかしいなぁ、と」
こな「・・むぅ・・なんか酷い事言った! と言うか、かがみの今回の上がり牌ってコレでしょ?」
かが「・・アンタが2枚持ってたのかよ・・」
つか「私もコレ危ないだろうなぁ、と思って・・」
ゆき「私もですね」
かが「えぇぇっ!? みんな知ってたの・・?」
こな「かがみん、途中でこっちの牌から待ち変えたでしょ? 元のままなら自分で引けたのにねぇ」
かが「それも知ってるんかい・・アンタ達、何か私に隠してイカサマ的な事してない・・?」
こな「(ニマニマ) どうかなー?」
つか「別にしてないよー」
ゆき「事実無根ですよ」

かが「わざとらしい・・! 嘘でしょ! 絶対何か秘密の方法で私の手を覗いてるんでしょ!」
こな「フフー! 可哀相だしネタバレしたげよっかな? かがみは惜しい牌を引くと、あちゃーって顔するから
   その後の捨て牌を見ればどの牌を待ってるのかバレバレなんだよねー!」
かが「な・・なぁっ・・!? そ、そんなに顔に出てた・・?」
ゆき「私は捨て牌からある程度推測した上ですが・・言われてみると確かに一瞬だけ表情が変わりましたね」
つか「牌を引いた瞬間に、お姉ちゃんが目を瞑るとこ見たから・・」
かが「・・う・・あ・・」
こな「顔に書いてあったってヤツだね!」
かが「くっそ・・でも、タネを教えてもらった以上は、これからは違うわよ!」
こな「無理じゃない? クセを抑えようとすると、それが今度は不自然な動きになっちゃうからねぇ・・
   と言うか、かがみがショックを受けた時の兆候は他にも108種類知ってるので、あちゃーだけ止めても無駄だから」
かが「その知識の方がよっぽど無駄だろ!」
こな「いやいや捨てたもんじゃないですよー?」
つか「すごい観察力だね、こなちゃん」
こな「うむ! かがみんがどれくらいいじってほしいのか確認するために使える知識だよ!」
ゆき「ナルホド・・普段の絶妙な夫婦漫才は泉さんの観察力によるものだったんですね」
こな「髪の毛を指でクルクルするのは『もっと弄りなさいよ!』って合図だから」
かが「んなワケあるか! ・・・・うー・・た、多分違うわよ・・多分・・!」
こな「おやおや、身に覚えがあるようですな?」
かが「ぐっ・・何だかすごい悔しい・・そんなにボディランゲージキャラだったのか、私・・」
ゆき「細かい所に良く気が付きますね」
こな「かがみんの生涯の伴侶としては当然の事だよ! かがみん自身よりもかがみんを知るのが目標だし!」
つか「さすがこなちゃん!」
かが「う、うっさいわね!(髪の毛クルクル)」

こな「しっかし、お金賭けない麻雀で良かったねぇ、かがみんや?」
かが「あー・・自分が賭け事に向いてない事は薄々分かってたけど」
こな「もし脱衣麻雀だったら、今頃は・・」
かが「女しかいないのに脱衣かよ・・まあそうね、危なかったわ・・」
こな「・・私の下着を脱がしてる所だったね!」
かが「おい!? 何でこなたが脱ぐのよ!」
こな「かがみには私のあられもない姿を見て、でも何も出来ない方が罰ゲームにふさわしいかと」
かが「いや、どんな変態だ私は!」
こな「自身のヘタレ振りを私にからかわれるのが、かがみんのマイブームじゃないの?」
かが「ちょっ!? 待った! 何で聞いたこと無い属性が私に付加されてんのよ!?」
ゆき「泉さんの観察力は先程見せてもらった通りですし・・
   かがみさん自身よりもかがみさんの嗜好をご存知なのでは・・」
かが「な、な、な・・!? ・・そ、そんなワケないでしょ・・(髪の毛クルクル)」
こな「おやおや? かがみんは・・」
つか「嘘つき」
こな「だね!」
かが「違うって! このクセはついやっちゃうだけだから!」
ゆき「いつも弄られ待ちなんですか・・」
かが「そうじゃないわよ!」

作戦会議こなた
こな「おー、皆の衆! 楽しくやっとるよーだねー!」
みな「あ、お姉ちゃん!」
ゆた「お邪魔してます」
ひよ「こんにちわッスー、先輩!」
こな「さっき電話があってさ、ゆい姉さんは夕方頃迎えに来るって。 ケーキの準備も万端らしいよ!
    お誕生日おめでとね、ゆーちゃん! このビビアンのネクタイはお姉さんからの餞別だ!」
ゆた「ありがとうお姉ちゃん! 大切にするね!」
こな「・・おや? ふふー・・既にゆーちゃんのネックは、みなみちゃんが予約済みのようだネー!
    そのマフラーは手縫いなのかナー?」
ゆた「あ・・えへへー・・」
みな「は、恥ずかしながら・・」
こな「うむうむ、羨ましいのう!」

ひよ「へー、ネクタイにも女性向けのシリーズとかあるんスねぇ・・(自然な感じで立ち上がってこなたの近くへ)」
こな「ちょっと最近調べててねー・・(ひよりと一緒にみなゆたを残して廊下へ移動)」
ひよ「お、お・・! もしかして、かがみ先輩に贈り物とかですかー?」
こな「無駄に勘が鋭いね、ひよりんは・・まあ、クリスマスシーズンだしさ・・例の靴下フェチを見習おうかと。
    そう言えば、ひよりん。 ウチに来てまったりしてるって事は、冬のヤツは一段落ついたのかナ?」
ひよ「ご想像通りッスよ! いつもよりも多少早いペースで作製が進みましてー!」
こな「ほほぅ・・随分と手慣れてきた感じじゃないかね?」
ひよ「それがですねぇ! 陵桜に来てからは、自分にしてはハイペースでネタが湧いてきまして!」
こな「・・そういや、この前こっそりこうやまと本売ってたね・・」
ひよ「ぶっ・・!? み、見たんスか・・?」
こな「湧いてきたって言って良いのかなぁ、ソレ・・?」
ひよ「い、いや!? あくまでネタとしては切っ掛けだけッスよ! その・・日常の何気ない会話から膨らました結果ッス!」
こな「本当かなー?」
ひよ「・・サーセン・・」

ひよ「しかし、他の人の本を読んでも思うんスけど・・」
こな「ん?」
ひよ「実際のカップルでは漫画みたいにくっついたり離れたりなんて普通ならないッスよねー?
    やっぱり自分は恋愛ラノベとかが念頭にあったりして、どうしてもそんな風な話しか考えられないんスけど・・」
こな「そーかなー?」
ひよ「恋愛ゲーとかしててもそう思いません? 先輩ぐらいになると突っ込み所満載じゃないですか?
   『お前ら何モジモジしてんの? どうせくっつくんだしもうやるだけだろ?』みたいに」
こな「・・ひよりん、その発言はさすがに・・」
ひよ「スポーツ経験者はスポーツ漫画楽しめないって言うじゃないですか? 恋愛経験者の方は
    私みたいな腐処女の妄想なんかで楽しめているのかなぁ・・と、たまに夜空に問いかけちゃうんスよー」
こな「・・処女?」
ひよ「そっちに突っ込み!? ま、まだ機械的な物のお世話にはなってないッスよ!」

こな「しかし、嫌みな事を言ってくれるねぇ・・」
ひよ「えっ・・ど、どうしたんスか・・?」
こな「実際の恋愛だって、くっつきそうでくっつかないとか本当にあるんだよー?
    勘違いで舞い上がったあげくに、失敗しちゃってマイナス方向に2倍ガッカリとか・・
    良いムードから変なすれ違いでケンカになったりとか・・
    イける雰囲気なのに、今ひとつきっかけが掴めない内に時間切れとか・・
    毎晩反省会だよ、私は・・」
ひよ「そんな・・先輩! 私と先輩の仲じゃないですか! 一人で悩まずにネタ・・話を聞かせて下さいッス!」
こな「ネタって言ったね・・でもありがとう、ひよりん・・
    一進一退のままダラダラ来ちゃってるんだけど、できればクリスマスは失敗したくなくてさー・・
    何となく高級な感じのシャツとネクタイは買ってきたんだけど・・センス的な心配が・・」
ひよ「大丈夫ッスよ! 泉先輩からの贈り物ってだけで満点だと思うッス!」
こな「うーん・・もう一押し欲しくてねえ・・」
ひよ「そうですね・・プレゼントであるシャツを、先輩が素肌に直接羽織って登場とかどうでしょう?
   『今すぐ受け取ってよ、かがみ!』 こうすればどう転んでもですね・・」
こな「ナルホド。 クリスマスだし、ソックスだけ履いておけばってワケか・・」
ひよ「そうそう、それが狙い・・・・ガフォッ!? 痛いッス! チョ、チョップでメガネが・・!」
こな「絶対面白がってるな、この腐処女は・・!」
ひよ「そ、そんな事ないッスけど・・だ、駄目ッスかねー・・?」
こな「さっきやってみたけど、下が隠れなかったんだよ!」
ひよ「うわ!? マジでやったんスか!?」


わたしはあなたのとりこ
こな「かがみ~ん・・ちょっと部屋を見てて気になったんだけどさ」
かが「んー? どうした?」
こな「そこの窓際に並んでる植木鉢・・枯れてない?
   何か枯れ木みたいなモノが生えてるんだけど・・水やってる?」
かが「枯れてないわよー! コレは盆栽の木だからこの状態が正しいの!
   ちゃんと水遣りもしてるし、一年に一度は花が咲くんだから!(予定)」
こな「ぼ、盆栽? 盆栽って部屋の中で育てられるものなの?」
かが「んー・・私も詳しくないからわからないけど・・
   姉さんがくれた時に部屋の中で大丈夫だって言ってたわよ」
こな「ほうほう、お姉様が?」
かが「うん、最近の縁日じゃ花屋さんがミニ盆栽売るのよ
   その関係で残った鉢を姉さんが貰ってきたりするんだけど
   毎年どんどん増えるから姉さんも余らせちゃっててさ
   この前『かがみにピッタリの木よ。 あげるから部屋に飾っておきなさい』って」
こな「ふーん・・これで生きてるんだ・・何かシュンとしてるから枯れてるのかと・・」
かが「分かんないわよねー、実際」
こな「ん? 肥料とかも用意してあるね・・実は結構はまってる?」
かが「うん! まあ、育ててる内に愛着も湧くしねー」
こな「何の木なの?」
かが「桃だって。 盆栽桃って言うらしいわ」

こな「ほー、かがみんピッタリねぇ・・確かに果物ってのは、かがみんらしいね! 桃栗三年だっけ?」
かが「・・言っとくけど、観賞用の桃だからね・・多分、大した実はできないわよ・・」
こな「えぇ!? それじゃガッカリじゃん! かがみんが!」
かが「おまっ・・!?」
こな「花を愛でたりするかがみんなんて、想像もつかないよ・・
   ここまで育てて貰えて良かったなあ、コイツら・・
   でもいよいよ実が食べれないと分かったら・・ううっ、可哀想に!」
かが「おおーい、何だその先入観は! 桃の実はオマケ的要素でしょ! 鑑賞が目的なの!」
こな「ホントかなぁ?」
かが「ホントだって!
   こんな小さい桃の木が立派に花を咲かすなんて、健気で可愛いじゃないのよ!」
こな「はぁ、そーですか」
かが「超棒読み!? ・・くっそ・・!」

かが「あ、そう言えば」
こな「んー?」
かが「姉さんが言ってたんだけど、こなたにこれ一鉢譲ってあげなってさ・・邪魔になるかな?」
こな「そんなそんなー! かがみんとお姉様からのプレゼントなら大切にいたしますよー!」
かが「そう? じゃ、よろしく。 肥料もつけるわ」
こな「ありがとねー、かがみん! 花が咲いたら見せに来るよ! 桃の花言葉って何だっけ?」
かが「知らないし、別に見せに来なくてもいいわよ・・ウチにもあるんだから」
こな「もしかすると、かがみの育て方が悪くて花が咲かない心配もあるし・・」
かが「何だとー・・!」
こな「花を咲かすと実をつけなきゃならないからね、
   かがみんの怒りを買わないように桃も空気を読んでさー・・」
かが「だからフルーツ目的じゃないって!」


ゲームセンターかがみ
(ガチャガチャ・・)
こな「やりーっ!! 圧勝! やはり格ゲーはまだまだだねぇ、かがみん!」
かが「くっ、結構練習したのになぁ・・今日は何か強いわねー、アンタ」
こな「秘密はこのアケコンですよ! レバーが付いてるのがポイントね!
   私はゲーセン派だからさ、アーケードコントローラーを使えば
   120%の実力を発揮できるのだよ!
   家ゲー用のコントローラを使ってる時の動きは、ほんのお遊びだったと言っておこう!」
かが「だから、わざわざでっかいコントローラー持ってきたのか・・
   ガチャガチャうるさいわよー、それ・・」
こな「う、スイマセンね・・作りの良いヤツほど大きな音が出るんで・・」

かが「そう言えば、前から思ってたんだけどさ。 こなたってゲームセンターでゲームするとき、
   レバーの玉を下から持ち上げるようにして持つわよね」
こな「あー、ワイン持ちね! 格ゲーやってる人は結構多いかなー」
かが「・・ワインて、グラスの細くなってるところ持つんじゃなかったっけ・・?」
こな「細かいことを・・とにかく、そういう名前なんだよ! ワインでもブランデーでも何でも良いの!」
かが「私はファミコンから入った口だし、そういう持ち方の発想自体無かったわ」
こな「確かに家ゲーのコントローラに慣れちゃうと、違和感あるけどさ
   この持ち方の方がヨガフレイムもヨガテレポートも、安定して出しやすいんだよね~」
かが「なぜそこで波動拳、昇竜拳と言わないかな・・いや、コマンドは同じだけど・・」
こな「アパカセビキャンダッシュジェノサイドも安定するよ!」
かが「もはや何のゲームかも分かんないわ・・」

こな「逆に何でかがみんはレバー持つとき、手を上からボールに被せるの?
   それだと半回転とか出し辛くない?」
かが「んー? そうだわね・・
   STGやる時にチョンチョンとレバーを押して、細かく動かしやすいからじゃないかな?」
こな「あー、細かく動いて弾避けをするワケね」
かが「そうそう、弾幕の隙間に位置を合わせる時に精密な微調整がしやすいし」
こな「精密・・ゲームやってるときは人が変わりますなぁ!」
かが「まるで普段はガサツみたいな言い方だな・・」
こな「だって、かがみ様ってお菓子の袋も、葉書の袋とじもバリーンッ!って開けるじゃん?」
かが「細かい事を言ってくれるわねー!(こなたのおでこをグニグニ押す)」
こな「うにゃー・・!? ソフトタッチ! ソフトタッチでお願いします!」

つか「お姉ちゃん、ゆきちゃんが来たよー!」
ゆき「ご無沙汰しております」
こな「おぉ、みゆきさん久しぶりー! ゲームしよ! ゲーム!!」
かが「久し振りね、みゆき。 元気してた?」
ゆき「はい、お二人の仲の良さもお変わりありませんねー」
かが「うぅ・・出会い頭に恥ずかしいところを見られちゃったわね・・」
つか「さっきは何を話してたの?」
かが「あー、あのね・・」
こな「かがみんはこういう手つきでやるんだけど、私はそれだとダメって話をしてました!(クイクイッ)」
ゆき「・・(ええっと・・指先で何か撫でてるんでしょうか・・?)」
つか「・・(な、何かいやらしい話ですか・・!?)」
かが「待て待て、ジェスチャーじゃ分かんないでしょ・・こなたのヤツは何て言うんだっけ? ブ・・?」
こな「正式にはぶっ刺しって言うらしいよ!」
かが「はぁ・・つまりね、私と違ってこなたはこっちのブッサシがいいんだって(ツイツイッ)」
ゆき「ぶ・・!?」
つか「な、何がいいの・・!?」
こな「結局、かがみんもジェスチャーじゃん・・」
かが「ゴメン、言葉で説明するの無理だわ・・」

つか「・・う、うわ・・/// ゴメンねー! さ、さすがにそういうお話は聞いちゃまずいよね・・」
かが「な!? ど、どうした!?」
ゆき「かがみさん、そういう時は自分の好みを押しつけずに、泉さんに合わせた方が・・」
かが「えーと・・誤解しないように言っとくけど、ゲームの話だからね・・」
ゆき「いえ分かっております、かがみさん。 『誤解しないように言っとくけど、ゲームの話だからね』は不要ですよ」
かが「『えーと・・』だけ!? さすがに無理でしょ! ってか、こっちの言い分を聞く気ゼロだろ、ソレ!」
つか「お姉ちゃん、それより爪を伸ばしてるとこなちゃんが痛がるんじゃ・・」
こな「かがみんの指捌きは精密だから安心だよー!」
かが「何でアンタもノリノリなのよ!? 常に私がエロトークしてるみたいじゃないのよ!」
こな「そう言われると何も否定できないなぁ・・」
かが「悔しそうな顔すんな! 否定しろ!」


どう見てもへんたいです

かが「おーす、こなた」
こな「うい~・・お? かがみん珍しくエプロン姿じゃん! どしたの?」
かが「今ね、料理中でさ」
こな「ほぉ・・これはお約束のセリフを期待していいのかなー?」
かが「へ? お約束って・・?」
こな「そりゃーもちろん! ご飯にする? お風呂にする? それとも、あ、た・・」
かが「頭にチョップ?」
こな「違うってー! ・・むぅー、かがみん、ノリが悪いぞー!」
かが「毎度毎度、何でそこまでお約束にこだわるかな、アンタは・・」
こな「折角のエプロンかがみんなのになー・・まあいいや、料理中はお鍋が爆発したりした?」
かが「爆発なんてしないわよ! どんどん漫画脳になってくわね・・」
こな「かがみんの実力なら、奇跡を起こせるのでないかと!」
かが「起こらないから奇跡って言うんでしょ・・ま、とりあえずあがんなさいよ。
   今完成しつつある、私のはちみつミルクジャムでお茶にしましょ」
こな「ほー、ミルクジャムねぇ・・」
かが「最近紅茶にミルクジャムで味付けってのにはまっててさー」
こな「ジャムなら砂糖入れて煮詰めればいいだけだもんなぁ・・」
かが「何が言いたい・・」
こな「いえいえ! ティータイムに期待してますよー、かがみんシェフ!」
かが「ハイハイ、ちょっと取ってくるから待ってなさい・・

   ・・・
   (ボウンッ!!) ぉおわぁっ!? ぅあっつー!! こ、こなたっ! こなた・・ちょっと来てっ!!」
こな「な、ナニ!? かがみん、どったのー!?
   ・・って、おおっ!? な、鍋が爆発してるっ!! かがみんと台所がジャムまみれに・・!」
かが「な、何か急にジャムが盛り上がって・・!」
こな「かがみん大丈夫!? ヤケドしてない?」
かが「冷ましてる途中だったからそんなに熱くはなかったけど・・」
こな「良かった・・・・あー、鍋の底に空気が溜まってて、表面が冷えたから浮かんで弾けたのか・・
   ・・家庭用の鍋で多く作り過ぎたんじゃない?」
かが「しまったなぁ、少量だと焦がすかもと思ってさ・・しっかし、こりゃ片付けるの大変だ・・
   って、オイ!? こなた! ちょっ、写真は止めなさい!」
こな「本当に鍋を爆発させる人がいるんだねぇ! この光景は後世に残さないといかんよ!」
かが「そんなもん後世に残されてたまるか! マジでチョップが必要そうだな!」
こな「かがみん手出して!」
かが「ん?」
こな「(ぺロッ!)おー、ちゃんと甘過ぎずに材料の味が生きてるねー!」
かが「コラッ!? 変なトコから味見するな!」
こな「だってもったいないじゃん! 折角かがみんが作ったんだから出来るだけ回収しないと!
   ホラホラ、顔こっち向けてよー!」
かが「ちょっ、あ・・駄目だって・・もうっ!!」
こな「おやおや、首筋にもついてますねー。 脱いじゃおっか、かがみん?」
かが「ついてねえよ! 何しようとしてんだ! そろそろ体を舐めるの止めなさい!」
こな「フム・・いつもの流れだと、そろそろこの卑猥な状況をつかさ辺りに見られる気が・・」
かが「卑猥かどうかは知らんけど、相当恥ずかしいわ・・さっさと片付けましょ・・」
こな「むしろ、お約束としては見せつけたいんだけどナー」
かが「こんなん見て喜ぶヤツなんかいないわよ! ほら、離れなさいって!」

みき「(ガチャッ)二人とも、ちょっと話そっか・・」
こな「なーっ!? お、お母様!? えと、お邪魔してます!」
かが「おおぉ、お母さん!? そ、その、あのね! ふ、普段からこんなんじゃないのよ!
    ・・しょ、将来とかはちゃんと考えてるからっ!(パニック)」
みき「まず言いたいのは、こういうプレイは台所じゃなくて、やっぱりお風呂場でお願いしたいのよ・・」
かが「いや、プレイじゃなくて料理なんですけどー!?」
みき「あとね、経験上メッシー系って、ちょっと危険な方向に行きやすいのよねー・・」
こな「(・・メッシー?)」
みき「若い内は何でもやってみたくなるのはしょうがないんだけど、勢いにまかせて
   エスカレートしないか心配だわ・・こなたちゃん気を付けてくれる?」
こな「え、エスカレートと言いますと・・?」
みき「女体盛りとかボディペイントまでは別に怒らないけど、そのままお外へ出ようかと誘ったり
   XXXシーンを見せろとか、XXXをかけてほしいのとか、かがみがヘンなこと言い出したら止めてあげてね・・」
こな「ちょっ・・!?」
かが「お約束通り、とばっちりでヘンタイ扱いされてる・・」
みき「・・まぁ、遺伝かなぁ・・」
かが「な!? 誤解を元にとんでもない所に話が着地したんですけど!!」


不発弾こなた
かが「どうかな? 上はちょいくたびれてるけど、スカートは使えそうじゃない?」
ゆた「すごい良い状態ですねー! みなみちゃんなら丈直しも簡単ですし」
かが「でしょ! 三年の時に買った制服だし、もったいないなぁと思ってたのよ。 大丈夫そうかな?」
みな「ハイ、大丈夫だと思います」
かが「じゃあ、決まりって事で! 便利に使ってくれたら嬉しいわ」
みな「ありがとうございます、先輩!」
かが「いやはや、上手いこと制服の始末もついて良かったわ。 めでたしめでたし、っと」
こな「制服を丸ごと一着あげちゃうなんて、太っ腹だねぇかがみん! 太っ腹だねぇかがみん!」
かが「なぜ二回言う・・まあ、つかさも一緒に卒業だし、もうウチで使うこともないからさ
    少しでも役に立つようにしてあげた方が制服も喜ぶと思って」
こな「そこはかとなく巫女さんっぽい考え方だね・・でもさ、普通にコスプレとしても使えるのになー」
かが「アンタじゃないんだから、卒業後に制服着たりはしないわよ・・」
こな「着せたりは?」
かが「しないって!」

みな「ん・・ポケットの中に何かあるような感じが・・(ゴソゴソ)」
ゆた「あ! 先輩、コレは・・?」
かが「げっ・・!? あ、ゴメン、それ私のハンカチだわ。 無いと思ったらこんなトコに・・
    忘れた頃に出てくるからなぁ、もう・・」
ゆた「キレイなマーガレット・ハウエルですね! 落ち着いた柄が先輩らしいです!(フォロー)」
かが「そう言われると余計照れるなー」
こな「おやおやかがみんー、こういう事はちゃんとチェックしとかないと、
    思わぬ所から恥ずかしい秘密がばれちゃいますよー?」
かが「制服に恥ずかしい秘密なんて無いわよ・・アンタの上着の袖のヨダレ跡じゃあるまいし」
こな「な、切り返してくるとは・・」
かが「そういやさ、こなたもゆたかちゃんに制服あげればいいのに。
    まあ、ヨダレとなるとお下がりは厳しいけど、スカートだけなら大丈夫じゃない?」
こな「むぅ・・確かにそうだね、保存用は一着あればいいし、余った方はゆーちゃんに譲ろっかな?
    ゆーちゃん、どう? 割と脱ぎ散らかしたりチョコが付いた歴史があったりするけど、クリーニングは万全だよ」
かが「脱ぎ散らかすなって・・」
ゆた「ありがとう、お姉ちゃん!」
こな「ヨシヨシ、たまにはおねーさんらしいとこ見せたいからネー」
かが「たまにはねぇ・・」

ゆた「あ、お姉ちゃん! 制服からハンカチが!」
こな「げっ!? かがみんとネタを被らせてしまうとは・・不覚! 後で反省会だね・・」
かが「おーいこなた、アンタ何年お笑いをやってるのよー・・って、アホか!
    こなたこそちゃんとチェックしときなさいよ! 他に変な物入れてないでしょうね!」
こな「だ、大丈夫だと思いますよー・・」
みな「(ついにノリ突っ込みまで・・)」
ゆた「(息もピッタリだな・・)
    うん? ・・アレ、『柊』って縫い取りがありますけど・・?」
かが「・・へ?」
こな「おおぉっ!?」
ゆた「ど、どうしたの、お姉ちゃん!?」
こな「いや、ただの発声練習だけど! そ、それより、そのハンカチを返してくれると嬉しいかなっ!」
みな「(何で必死に・・)」
ゆた「もしかして、かがみ先輩の持ち物を無断で・・?」
こな「そういうワケじゃないんだけどー・・」

かが「あーっ! こなた・・もしかして、ソレ・・!? 卒業式の時の・・!」
こな「う・・まあ、思い出の品と言いますか、返しそびれちゃいましたね・・」
かが「コイツ・・あんだけ目の前で泣き笑いしまくっといて、貸してあげたハンカチは忘却の彼方かよ・・!
    ・・こっちも覚えてなかったけど、ちゃんと返しなさいよー!」
こな「だってー、折角のかがみんの匂いの付いたハンカチだし・・かがみん優しかったし・・」
かが「は、恥ずかしい事言うなっ! 普通に忘れてたんでしょ?」
こな「いやーまあ・・」
かが「全くもう!」
みな「(すごい経緯が気になる・・)」
ゆた「えっと・・このハンカチのブランドはー・・?(フォロー)
    無地と思ったら微妙にワンポイントがありますね・・いや、シミ・・?」
かが「おいおいおい、こなたー! ちゃんと洗っときなさいって!」
こな「ゴメンねー、かがみんへの想いがちょっと体から溢れ出しちゃって・・」
ゆた「溢れ出すって・・///」
かが「なぁ!? 何を言い出すかっ!」
こな「まあ寝汗とか、私のエキス的なアレがねー・・」
みな「(・・エキスって・・///)」
かが「って言うか、どうせヨダレだろ!!」

フィギュアかがみん
こな「かがみん今月のC○MPACE見た~?」
かが「あー・・できれば触れないでほしかったわ・・」
こな「へ? 何で? 雑誌の付録でかがみんフィギュアなんて凄いじゃん!」
かが「凄くないわよ!
    よりにもよって、寝そべってラノベ読みながら煎餅食べてる姿がフィギュアになんて・・!
    私だって多感な乙女なのにー!」
こな「かがみんらしさが出てるよね!」
かが「あんなのは私らしさじゃない!
    ううぅ・・何かもう、このままヨゴレな感じに突き進むんじゃないかと心配だわ・・
    私の過去の失態が次々とフィギュア化されたらどうしよう・・」
こな「布教用に五個づつは確保しときたいんだけど・・予算が心配だよ・・」
かが「うるさい! あんなだらしない状態が真の姿だと思われたらどうすんのよっ!」
こな 「今、目の前で寝そべって煎餅食べながらラノベ読んでるかがみんは、真の姿じゃないんだ・・」
かが「・・いや、真の姿です、すいません・・
    で、でもねー、私にも見栄ってモノが・・」

こな「フフ~!」
かが「微妙にムカツク笑い方だな・・何よ、その嬉しそうな顔はー・・!」
こな「私の前では、素のかがみんを見せてくれてるんだねぇ、と思ってサ!」
かが「こ、こなた相手じゃ、別に飾る必要も無いでしょっ! ・・悪い?」
こな「いやいやいや、逆ですよ~! むしろフィギュアに出来ないぐらい
   もっともっとだらしないかがみんも見たいナー!」
かが「くっ・・調子に乗りおってー・・
    やはり一回でも許すと、どんどんマズい事になってく気がする・・
    今からでも遅くないわ、あの付録は撤回してもらわないと!」
こな「ゆるーい日常の描写が売りなんだし、あの構図は諦めようよ・・」
かが「あまりに日常過ぎるだろ! 誰がGoサイン出したのよ!
    せめて、もうちょいロマンチックなシチュエーションにできるはずだわ!」
こな「ロマンチック? かがみが私に野性的に襲いかかる姿とか?」
かが「ソレのどこにロマンチックな要素があるのよ!」


カップリング別ごはんつぶシチュ
LV1
「…ゆたか…口にごはんつぶがついてる…」
「あ…ありがとう、みなみちゃん…///」

LV2
「つかささん、ごはんつぶが付いてますよ」
「ゆきちゃんありがと~……でも、なんだか照れちゃうよね、こういうの…えへへ…」

LV3
「こなた、口、口」
「ふぇ?」
ちゅ。
「ん、はい、ごはんつぶ取れたわよ」
「も~…かがみんたらキスまでしなくたってぇ…」

LV4
「うふふ、みさちゃん。口にミートボールが付いてるわよ。だから私にキスさせなさい」
「…いろいろ無理があるよ、あやのぉ」

LV5
「ヒヨリ~ン♪口の中にごはんつぶがっ!!(がば)」
「……!!!……!!…………!!!???(もはや発言すら許されない)」


捕獲
「おっす、私こなた!モンスターボールでポケモンゲットだぜ!!」

「私も捕まえなさいよ!」

「え…いいの?」

「当たり前じゃない…ほら、早くぅ…」

「ではまず『からみつく』攻撃!」

「いやあん…」

「ちなみにわたしの技はね…」

1.からみつく
2.したでなめる
3.あなをほる
4.みだれづき


「ちょ、自重しなさい!ちなみに私は…」

1.みだれづき
2.ミルクのみ
3.なきごえ
4.しおふき




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  • 最後だけいやらしすぎワロタ -- 名無しさん (2009-11-26 23:21:17)

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