暖かい夜

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 11月も終盤に差し掛かり、とうとう冬将軍とやらが日本全国に到来した今日この頃。
 まだ9月頃の陽気が忘れられない私にとって、ここ数日の急激な寒さはさすがに堪える。
 冬と言えば、朝の布団から出る時も辛いけど、夜の寝ようとして布団に入った直後のあの布団の冷たさもそれと同じぐらい辛かったりする。
 電気のついてないこたつと同じで、余計に寒く感じるんだよね。特に足先が。
 その上、私は小柄だから、布団の空き面積が大きくてなかなか温まってくれないんだよね。
 だから、冬は毎日冷たい思いをしながら無理矢理眠りについていたのが去年までの私のパターンだった。

 でも、今年の私はそうはいかない。
 今年こそ、今年こそはホットで幸せな夜を満喫して見せるっ!

「…というわけで、先にベッドに入って暖めておいてね。かがみん♪」
「私は湯たんぽ代わりかよ!」

 そうツッコミを入れつつも、ちゃんと先にベッドに入って私の為に暖を取ってくれるかがみ。
 これは、ツン:デレ比が2:8ぐらいの状態だね。
 まぁ、どうせいつも一緒に寝てるんだから、それくらいは甘えないとさ♪

「う~、冷た~い!」

 布団を被って早々にかがみがそんな声を上げる。
 あっ、やっぱりかがみも寒いんだ…。
 そう思うと、なんだか居ても立ってもいられなくなった。

「ん、じゃあ、私がかがみを暖めてあげようではないか~」
「ひっ! 冷たいっ!」

 そう言い終わるよりも前に、私はベッドに転がるように入り込んで、その勢いでかがみを抱き締めた。
 抱き締められたかがみは、更に小さな悲鳴をあげる。

「あ~、かがみの体あったか~い…」
「もう、暖める筈のあんたの体の方が冷たくてどうすんのよ…」
「大丈夫だよ。ずっとこうしてたらすぐに暖まって来るからさ」
「…誰かが見たら、既に暑苦しいって言われそうだけどね」

 かがみが苦笑混じりの表情で、既に密着している私の体に腕を絡ませる。
 かがみの感触を直に感じて、私はある事に気づく。

「…ねぇ、かがみ?」
「なぁに、こなた?」
「……またちょっと太ったでしょ?」

 私はかがみのお腹をちょいと摘んでみてそれを確認する。

「うっ…。し、幸せ太りよ…」

 まっ、そういう事にしておきましょうかね?
 もしも、今からかがみがダイエットを始め出しちゃったら、この絶妙な感触も味わえなくなりそうだしねっ!


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コメント:
  • 幸せ太り遂に来た

    いつまでも お幸せにと心から願う -- ラグ (2009-02-02 04:02:18)
  • 幸せな光景だ…こなかがにはいつまでも幸せな関係でいてもらいたいですね( ̄∀ ̄)b -- にゃあ (2008-12-02 04:09:48)

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