一方的な願望の邂逅(仮)

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あなたは知らない。
私がどれだけあなたを愛しく思っているか。
言葉では表せないほどの気持ち。
あなたが、私を捨てるなら…私はもう生きていけない。

抱きしめた。
これで最後だから。
私はもう、何もかも無くした空っぽだから。
あなたに嫌われて、最後にここから飛び降りて…

きっと迷惑。
でも、私はもう明日の光が見えない。
明日の時間がどのようになるのか頭の中に描くことができない。
だから…ごめんね。本当に、ごめん。
これで、最後だから。

私とあなた。
交わした口付けは酷く一方的だった。
だけど甘く、切なく、涙の味がした。
あなたは、私を捨ててどこに行くのでしょう。
私が見ることのできるあなたは、これで最後。
私はもう、あなたの前から消えるから。
ありがとう…ごめんね。

名前を呼ばれた気がした。
振り向くと、あなたが泣いていた。
あなたが私を構う必要なんてないのに。

太陽は消えて、闇が始まる気配をしていた。
あなたの姿は美しく、綺麗だった。
いつも楽しげで、笑っていて、悲しみなんて知らないと思わせるほど。
だけど、いま目の前にいるあなたは泣いている。
私に初めてその姿を見せている。

どうして。
あなたに、酷い事をした。
最後に、とんでもない罪をあなたに犯した。
私はあなたに許されるべきではない。
あなたは、私を――……

どうしてだろう。
なんで私は抱きしめられているのだろう。
あなたが泣いて、私の名前を叫んで、駆け寄ってきた。
ごめんね、ごめんね、と何度も繰り返す。
私はそれを聞いて、ただ呆然とあなたを見つめる。
罪を犯したのは私の方で、あなたは何も悪くないのに。
どうしてあなたは謝っているの…?

二度目の口付けはまたしても一方的だった。
でも、私ではなくあなたからのもの。
あなたは言う、自分もずっと想っていたのだと。
でも私とあなたでは釣り合わないと思ったから、と。
私はバカと呟いた。
そして思いっ切り抱きしめた。
あなたがいるなら、私はそれ以上の幸せはないのに。


あなたは、私の幸せそのもの………


Fin.

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