高校に入ってこなたと出会った。
高校二年の時にこなたを好きな事に気付いた。そして勇気を出してこなたに告白した。
今まで築いた友達関係が崩れるのも覚悟したけど…いらない心配だったみたい。
「かがみ~ん!大好きだヨ~!」
「そ、そんなに強く抱き付かないでよ!ば、倍返しするわよ!?」
つかさやみゆきに呆れられる程にラブラブ!まあ、その二人のラブラブぶりも見せつけられてるから、おあいこよね?
そして私達は無事に高校を卒業して、大学に進学できた。しかも私の提案で、すぐに同棲を始めた。
…我ながらこんな時の自分の行動力には驚かされる。お互い初めての夜なんて私の中に違う誰かが入り込んでいるんじゃ?とも思った。
そんな自重できない暴走生活が一年くらい続いたある日の事──

「ただいまー」
「おかえりー!かがみ~ん♪」
バイトから家に帰ると、こなたが愛情を辺りに撒き散らしながら抱き付いてきた。お返しに熱いキスをお見舞いしてあげた。
いつも通り食事を済ませると、こなたが「大事な話がある」と真剣な表情で話しかけてきた。
「な、何よ大事な話って?」
一体なんだろう?聞き返してもこなたはすぐに答えなかった。その真剣な表情は珍しいというより何か恐いものを感じた。
……。
(ま、まさか、ね…)
何故かは分からないけど嫌な予感がした。それを聞いてしまうと私自身、一瞬で壊れてしまうかもしれない。
「あのね。急に言われて、驚くと思うけど…」
こなたがゆっくり口を開いた。もし私が感じた恐ろしい事だったら…嫌、聞きたくない。
こなたは表情を変えない。何よ、シリアスな雰囲気なんて似合わないじゃない。だからいつも通り笑い合ってイチャつこうよ。
私の望みは叶う事なく、雰囲気は変わらない。そしてこなたは開かれた口から言葉を発した。

「…できちゃったみたいなんだ。二ヵ月…」
……。
え?
聞き間違い?
今できたとか言ったわよね?
できたって何が?かがこな新作SS?
頭の中で不思議マークが果てしなく湧き続けた。そんな混乱する私を察してか、こなたが近付いてきて私の手をとった。
「かがみ、落ち着いてよ」
とられた私の手はこなたのお腹に運ばれた。なんだろう、不思議な暖かさを感じた。
そして私はやっと理解できた。
ああ、そうか。そっかぁ。できたのは─『私達の愛の結晶』だ。
「こなたぁー!」
悪い予感は外れた。むしろこなたが最高のプレゼントをくれた。それを理解した私はもう止まらなかった。
噴水のように涙が吹き出し、泣いているのか笑っているのか分からない顔でこなたを潰れるくらい抱き締めた。
「ちょ、ちょっと痛いよかがみ」
「ごめん、ごめんね!でも嬉しくて止められないの!もしかしたら別れ話じゃないかと思ったから…」
それを聞いたこなたはムッとした顔になり、そんな訳ない!と、私はお説教されてしまった。
お説教中も涙は止まらなかったけど、ずっと笑顔だったような気がする。
「まったく!私をかがみ無しじゃ生きられない体にしたのはどこのどちらさんだったかな!?」
「あ、あはは…私だなぁ…」
「む、むぅ…素直なかがみんも可愛すぎる…!」
お互いに笑い合って落ち着きを取り戻した私達は、命が宿ったお腹を触った。
私達が子供を授かるなんてホント夢のようだ。心で夢オチじゃありませんようにと願ってしまった。
「じゃあこなたにとっても早い内に式を挙げた方がいいわよね?」
「え?」
「お腹が目立っちゃうでしょ?ウェディングドレス着れなくなっても知らないわよ?」
「あ、そっか…」
こなたは口をネコにして幸せそうな顔をしている。それを見てる私もきっと幸せそうな顔をしてるだろう。
「かがみ…これからももっともっと幸せになろうね」
「当たり前じゃない。家族三人で幸せな家庭を築きましょ!」
私似かな?こなた似かな?名前はどうしよう?
子供の事を考えつつも、学生で結婚する事に不安もあった。だけどきっとどんな困難も乗越えられると思う。
こなたが側にいてくれるから…。こなたの笑顔が力をくれるから…。
こなたの揺籠を優しく撫でながら、私の未来は暖かいと心から感じた。


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  • 甘いなぁ〜…いいなぁ〜…
    幸せ夫婦(妻婦?)に幸あれ!
    GJ!! -- にゃあ (2008-10-23 17:13:58)

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