こなた×かがみSS保管庫

無題(H1-87)

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匿名ユーザー

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「かっがみーん♪かっがみーん♪」

4時限目が終了、そしてお昼休み。
私はかがみを迎えるべく3年C組へと歩いていた。

―ガラガラッ―
教室の扉を空けるとツインテールうさぎ発見!

「かっがみ~~ん♪」
目標を捉えた私は秒速15mで標的に飛び込んだ。
まさに瞬殺♪

「だあああっ!ビックリさせんな!ってか抱き付くなぁああー!!」
「かがみんお昼ご飯食べよー♪」
「まったく…言われなくたってそっちに行くわよ。なんでわざわざ迎えに来るのよ?」
「嫁を迎えに来るのが夫の仕事だと思わんかね?」
「誰があんたの嫁かぁあー!!」


―――――――――――


さて、そんなわけで昼食時間。
今日のお弁当はカレーだ。

「あれ、こなた。今日はお弁当?」
「あー、カレーだぁ。こなちゃん美味しそうだねー」
「ふっふっ、前回のリベンジだよ」
「以前カレーを作った時は一晩で腐らせてしまったと聞きましたが、
 結局何が原因だったのでしょう?」
「ふっふっ、前回はね。牛乳を入れていたのだよ」
「ぎゅ、牛乳~!?あんたそんなもの混ぜてたの?」
「こなちゃん、カレーに牛乳なんて入れるの~?」
「牛乳にカレーが合うという話は聞いたことが無いですが…」
「ふふーん♪隠し味で入れると辛さと臭みが溶け合って美味しくなるんだよー」
「ほんと~?こなちゃん、すごーい!!」
「確かに、味の深みが広がる気がしますね、。」
「…で、その牛乳のせいで腐ってしまったと。」
「うん。だから今日のはお弁当用に牛乳無しで作ったんだ」
「へぇー上手に出来てるじゃない」
「かがみ。はい、あ~ん♪」
「ん?―ぱくっ。…モグモグ」

……!?

「(…お、お姉ちゃん、何で普通に食べてるのー?!…)」
「(…か、かがみさん、何で普通に食べてるんですかー?!…)」

「うん、おいしいわよ!」
「やったー♪でも牛乳を入れた特製カレーはもっと美味しいんだよー!」
「へぇー、でも一晩で腐るんじゃお弁当には持って来れないわねー」
「ねぇかがみ、今度家に来る?ご馳走してあげるよ~♪」
「あ、こなちゃん私も牛乳入りのカレー食べてみたーい!」
「私も牛乳を入れたカレーというのは興味ありますね」
「…えーと。みゆきさんとつかさは駄目だよ。このカレーは泉家代々に受け継がれた秘伝のカレーなんだ。
 料理に詳しい人には決して食べさせるなという強い仕切たりがあって…
 と、とにかく二人には食べさせる事が出来ないんだ。ごめんね!」

「(……こなちゃん、どんだけ~……)」
「(……泉さん、そこまでして二人きりになりたいのですか……)」

「で、かがみどう?」
「なんか料理が下手くそだって言われてるみたいで癪だけど…
 そうね、せっかくだからその秘伝のカレーとやらを食べてみたいわ!」
「よし、じゃあ決まり♪日にちは何時にする~?」
「あんたの都合の良い日でいいわよ。。てか何か悪いわね、わざわざ私のために。」
「いいって、いいって♪かがみもうすぐ誕生日でしょ?私からのお祝いだよー!
 あ、そうだ。7月6日でいい?7日はかがみん家で誕生日だからその前日♪」
「6日ね、分かったわ!楽しみにしてるわよ?」

「(……こなちゃん、もしかして私も誕生日だって事、忘れてないよね?……)」
「(……泉さん、自分だけ2日祝う魂胆ですか……)」



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コメント:
  • (≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-04-23 19:33:05)
  • 何か見てたらつかささんとみゆきさんが可哀想になってきた -- 名無しさん (2012-10-24 16:46:51)
  • かがみフラグ立ちまくり? -- かがみんラブ (2012-09-20 23:23:53)
  • ぎゅうにゅてww -- 名無しさん (2010-11-14 23:27:37)
  • カレーの腐った謎がやっと解けた。そういうことだったのか… -- 名無しさん (2009-09-22 10:09:00)

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