無題(H1-50)

このページを編集する    
私はこの青いアホ毛のちびっ子、こなたが大好きだ。
しかしそれを口に出せずにいる。

「かがみーん♪かがみーん♪ぎゅう~♪」
こなたがいつものように抱き付いてきた。
私はこの瞬間が嬉しくて嬉しくて仕方ない。

「ちょ、ちょっと!何で抱き付いてんのよ!」
だけど素直になれない私。
嬉しくて仕方ないのに。

「えー!だってかがみと私の仲じゃーん♪」
そうやって一層密着してくる青いアホ毛の女の子。
こんなことをされて私の気持ちが揺さ振られないはずがないのに。

でも、だけど私の手がこの女の子を包み込むことはなかった。
いっその事『私もこなたの事が大好きだよ』と、言ってしまいたい。
そんな衝動をいつも抑えている。
だって、もし私からこの子を抱き締めることがあったら、この子は私のことをどう思ってしまうだろう?
「か、かがみ?!もしかしてそんな趣味だったの!?」…なんて、引かれてしまうかもしれないじゃないか。
いや待て待て。じゃあなんでこの子は私に抱き付く?
…ああ、うん、多分からかってるだけ。間違いなくそうだ。
もし私がガチ(?)だと分かればもう引かれて嫌われてしまうかも。

「かがみ~ん大好きー♪」
ぎゅう、と抱き付いてくるこなた。
ああ、もうだめ。ヤバイって。私も抱き締めてしまいそう。
こなた、お願いだからもう私を戸惑わせないで…。

「かっがみーん♪かっがみーん♪」
頬と頬をぺったり合わせてくる。
もう、…だめだって。
「こなたぁー!!私、私も… こなたの事が大好きなのー!!!」
ぎゅぅうううっ!!と抱き締め返してしまった。



あー、
やってしまった…、、。


もう、どうすればいいのかわかんない。
ただ、こなたが好き過ぎて、抱き締めてるのが嬉しくて、、。
私は泣いていた。
何故だか分からないけど。
涙が出るのを抑えられなかった。



……。

一体どれくらいの時間が過ぎただろう。
こなたは何も言わなかった。
私も何も言えなかった。
あまり働いていない頭の片隅で、
この手を離せば二度と元には戻れないんだろなー、
などと考えていた。

最後の抱擁かもしれない。
温もりを、ずっと忘れたく無かった。
もっとこのまま、感じていたかった。
こなたが正気に戻って私を突き放す瞬間、
それが私の最後の瞬間なのだろう。

「かがみ…」

…来た。
私の夢の終わりが。

「大好き……」
ああ、私はなんでこなたを抱き締めたりしてしまったのだろう。
我慢していればこなたの方から冗談混じりに抱き付いてくれてた毎日が送れたのに。
ほんのちょっとした欲望でそれを棒に振るって私バカじゃないの?!
ああもう、私のバカバカバカ…


ってあれ?!
あ、幻聴か。
って!なんかこなたの方から強く抱き締められてるし?!
えっ、何どういう事ー!!?

「かがみぃ…大好きだよ」

ぎゅううぅ~…。


The End.


コメントフォーム

名前:
コメント:
  • これいい。これ好き。 -- 名無しさん (2013-02-03 12:40:16)
  • キターーーーー(・∀・) -- 名無しさん (2012-10-24 16:41:45)
  • 自分もかがみんの告白ききたい! -- かがみんラブ (2012-09-20 23:17:58)
  • こ〜の〜バカップルがぁvV(笑) -- チハヤ (2008-08-02 23:48:42)
  • 萌えました
    (*´Д`) -- ハルヒ@ (2008-06-29 13:17:25)

|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|
  



★Counter

TOTAL: -
TODAY: -
YESTERDAY: -

★更新履歴

取得中です。