~想いが重なるその前に(1)~

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「かがみ…」
学校も夏休みなある日、私はとある洋館に来ている。
「かがみぃ…」
今日はここでこなたとお泊りだ。もちろん二人きりで…
「かがみ…?」
なんで洋館なんかに来ているのかって?だってそれは…
「かがみぃ…っ!」こなたとの大切な二週間記念日だから…


~想いが重なるその前に(1)~


「かがみん~!」
私を呼ぶ声がする。このちょっと気の抜けた可愛い声。
「あいつだな。」そう呟いて振り返る。小走りで近づいてくるまるで小学生のような小さい体。長い長いストレートの髪には鮮やかな蒼と飛び出る一本のアホ毛。そして私を見つめるエメラルドグリーンの瞳。どこをとっても私の一番のアイツ。


「こなた!?」
分かってはいたけれど少し驚いたような振りをした。
「やふ~かがみん!今日も一段と綺麗だね~。」
「い、いきなり何言い出すのよこんな朝早くからっ!しかも日本語間違ってないか?」
「まあまあ、細かいこと気にしないで~。この前あんなに愛し合った仲ではないか~。」
「なぁっ!!」
私の顔が真っ赤に染まる。朝っぱらからなに言ってくれるのよこいつは。
確かに一緒に寝たりして…き・きき・・キスとかしちゃったりしたけど…あ、愛し合うとかそんな先のことなんてしてないはず…
あれ?でもでも、もしかして寝てる時に暴走しちゃたとか…?いや、そんなことは…でもひょっとして…
「あれあれ~?顔真っ赤にしてまた変な妄想してるのかな?かな?かがみはかわゆいね~。」
「う…あん、あぅ…」
なにも言い返せん…やっぱりこいつに弄ばれるのか…


「さあさあ、早く行かないと学校に遅れるよ。あと三日で夏休みなんだし気合い入れていこー!」
そう言ってこなたは私の手を握る。
「ちょ、ちょっと!誰かに見られでもしたら…」
「いいじゃん別に~。かがみんとはいつでもラブラブしたいのだよ!なんならこっちの方がいい?」そう言うとこなたは私な腕を引き寄せた。背の小さいこなたの顔がちょうど私の胸の位置にくる。いわゆる恋人組み?私に寄り添うこなたの表情はとても幸せそうだ。
「ね?いいでしょ?」
「…う、うん…悪くない…かな。」
「えへ~、デレかがみん全開萌え~。」
歩きながらふと上を見上げる。視界には突き抜けるような青い空。あと少しで夏休み。なにかいいことが始まりそうな、そんな期待を抱かせる青い青い空がそこに広がっていた。

…「お姉ちゃんとこなちゃん…どんだけ~」



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