数少ない休みの日に、何気なく畑が広がる中を二人で歩く。
別に目的はない。ただ一緒に散歩してる事がなんだか幸せだった。
別に目的はない。ただ一緒に散歩してる事がなんだか幸せだった。
ふと下を見ると、道の縁にクローバーが広がっていた。
「あ、クローバーだ。」
「ずいぶん生えてるわね。そういえば小さい時によく四つ葉のクローバーとか探したわよね。」
「うん やっぱり探すよね。7枚集めると幸せになれるとか言ってさあ。」
「あったあった。」
「ずいぶん生えてるわね。そういえば小さい時によく四つ葉のクローバーとか探したわよね。」
「うん やっぱり探すよね。7枚集めると幸せになれるとか言ってさあ。」
「あったあった。」
二人でしゃがんで広がるクローバーを見る。
こなたがそこにあった1つのクローバーを採る。
こなたがそこにあった1つのクローバーを採る。
「でもさ、クローバーって悲しいよね…。」
「え? 何でよ?」
「クローバーって幸せなイメージがあるけど、花言葉は『復讐』なんだよ。」
「そう…。」
「え? 何でよ?」
「クローバーって幸せなイメージがあるけど、花言葉は『復讐』なんだよ。」
「そう…。」
こなたがきっとインターネットで調べたのであろう知識を言う。
かがみも返事に困って少しの沈黙が流れる。
かがみも返事に困って少しの沈黙が流れる。
いきなりこなたが立ち上がって、少し離れたところへ行く。
そして何かを見つけて採ると、こっちへ戻ってきた。
そして何かを見つけて採ると、こっちへ戻ってきた。
「はい、かがみ。」
「…四つ葉?」
「うん。四つ葉のクローバーは別に花言葉があってね…。」
「何よ? 復讐の上をいくもの?」
「なっ そんなわけないじゃん!! 何でそんなものかがみにあげないといけないのさ!?
四つ葉のクローバーの花言葉は… 『幸せ』と 『――――――――』。」
「…四つ葉?」
「うん。四つ葉のクローバーは別に花言葉があってね…。」
「何よ? 復讐の上をいくもの?」
「なっ そんなわけないじゃん!! 何でそんなものかがみにあげないといけないのさ!?
四つ葉のクローバーの花言葉は… 『幸せ』と 『――――――――』。」
後半のこなたの声は小さかったけど、風に乗ってしっかり聞こえた。
かがみの表情が固まる。
「…それは どっちで捉えればいいのよ?」
「ま、まあそこは想像に任せるよ!!」
そう言ってこなたが歩き出す。
かがみの表情が固まる。
「…それは どっちで捉えればいいのよ?」
「ま、まあそこは想像に任せるよ!!」
そう言ってこなたが歩き出す。
一人になったかがみが呟く。
「ずるいわよ… いきなり『私のものになって』って言うなんて…。」
「ずるいわよ… いきなり『私のものになって』って言うなんて…。」
そう言ってこなたを追いかける。
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- GJ!!(≧∀≦)b -- 名無しさん (2023-02-24 23:42:26)