136 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/04/05(土) 19:49:02 NGo4Iaoi
「かがみん、あたし前からかがみの事が…」
「かがみん、あたし前からかがみの事が…」
「それ以上は何も言わないでこなた。あんたの気持ちは言葉を通さなくたってちゃんと私に伝わってるから…
…それに愛を感じるのに言葉は不要なのよ?」
「かがみ…んっ!?」
目に涙を浮かべながら顔を真っ赤にさせて戸惑うこなたは口唇を私に奪われた。そう、愛の蜃気楼のなかで…。
破裂しそうな2人の震える唇は焼けるように熱く……………………………ってあーーーーーーー、もう!!!!
破裂しそうな2人の震える唇は焼けるように熱く……………………………ってあーーーーーーー、もう!!!!
自分の執筆した妄想百合小説ノートを前にして今、私は自宅の机で頭をかきむしっている。
数分前までそのノートに数式を書いていたハズが…いつの間にか百合小説にすり変わったようだ。
前のページをめくるとちゃんと数式が書かれているが勉強より小説のほうがはかどってるってどんだけ~?
しかも自分で書いといて読み返すとその内容に恥ずかしくなる始末…しかも題材がこなたと私。
数分前までそのノートに数式を書いていたハズが…いつの間にか百合小説にすり変わったようだ。
前のページをめくるとちゃんと数式が書かれているが勉強より小説のほうがはかどってるってどんだけ~?
しかも自分で書いといて読み返すとその内容に恥ずかしくなる始末…しかも題材がこなたと私。
私はつい最近この末期的な病に犯さている。
それ以前からこなたを友達以上の存在として認識している自分に気が付き、かなり動揺していたがとうとう
それ以前からこなたを友達以上の存在として認識している自分に気が付き、かなり動揺していたがとうとう
こ こ ま で 来 た
無心の境地に達するといつのまにか妄想小説を書く程までに至ったのだ。
そのうち二刀流で同時に違う内容の小説を書けそうな自分が怖い、よくぞここまで…。
おかげで宿題もはかどらず四苦八苦しているのだ。
そのうち二刀流で同時に違う内容の小説を書けそうな自分が怖い、よくぞここまで…。
おかげで宿題もはかどらず四苦八苦しているのだ。
どうしてこうなっちゃったんだろう。こなたは私と同棲…いや、同性なのに。
女が女に恋をするというアブノーマルかつデンジャーな想いを抱えながらまた私は明日を迎える事となった。
女が女に恋をするというアブノーマルかつデンジャーな想いを抱えながらまた私は明日を迎える事となった。
こなたが待っている明日を……ハァ。
150 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2008/04/05(土) 23:30:30 NGo4Iaoi
136の続き
136の続き
「かがみはなんで同性のアタシと恋人になってくれたの?」
「こなた、愛に女同士とかなんて関係ないわよ。
かの有名なガウルンとサスケだって男同士なのにもかかわらず愛を育んでいるわ」
かの有名なガウルンとサスケだって男同士なのにもかかわらず愛を育んでいるわ」
「いや…かがみん、それって二次元の世界じゃ…」
なんか普段と突っ込む側が逆になっている?でもそんなの関係ねぇ!
私は自分の唇で強引にこなたの口を塞ぐ。
私は自分の唇で強引にこなたの口を塞ぐ。
こなた…愛のままにわがままに私はあなただけを傷付けないから安心してね?
「よう柊ー!もう授業終わってんのにニヤニヤしながら何書いてンだー?」
すっ頓狂な日下部の声で私は我に返った。ヤ、ヤバい…!すでに日下部は私のノートを取り上げている。
「ちょ、おま…そのノート返しなさいよ!」
「…お、おっとあやのパース!」
「ふぇっ?」
状況のわかっていない峰岸は日下部の投げた私のノートを華麗にキャッチすると何気なく開いて中身を読む。
「らめぇぇええええ!」
時すでに遅し、峰岸は次の瞬間顔を真っ赤にさせた。
終わったんだ…何もかも…。この時私に対する友人からの人間的信用を失った気がする。
こなたって可愛いよなぁ。こなたのホッペに触りたい。こなた大ちゅき。
様々な内容が私の頭のなかでグルグルと渦巻き私を一時的放心状態にさせた。
そして時間が経つにつれ恥かしさが込み上げてくる。それと同時に日下部に対する怒りも…。
そして時間が経つにつれ恥かしさが込み上げてくる。それと同時に日下部に対する怒りも…。
「あやの~、結局何が書いてあったンだよ~。あーナニナニ…」
空気のまったく嫁てない日下部は峰岸越しにノートの内容を覗く。そして顔を真っ赤にさせ戸惑い始めた。
「え、え~と…ま、まぁ確かに女から見て魅力的な女っているよナ…カ、可愛いヤツとかさ…いるから…えと…
…あのちびっ子のようにナ」
…あのちびっ子のようにナ」
ユラァ…
「あのちびっ子?……こなたの事かぁぁああああ!」
私はその直後の事は覚えておらず気がつけば目の前にグロッキー状態の日下部が倒れている。
峰岸は涙目になりながら私を押さえているし、クラスメイトたちは周りでビクビク怯えている。
…どうやら私はいつの間にか殺意の波動に目覚めて日下部をボロボロにしてしまったらしい。
峰岸は涙目になりながら私を押さえているし、クラスメイトたちは周りでビクビク怯えている。
…どうやら私はいつの間にか殺意の波動に目覚めて日下部をボロボロにしてしまったらしい。
「ゴ、ゴメン日下部!つい…」
返事はない、ただのしかばねのようだ…。